※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2025年03月14日

2024兵庫県障害児通所支援受給者セルフプラン数



 再掲になるかもしれませんが、2023(令和5年調査)障害者相談支援事業の実施状況等について別添資料1の

都道府県別障害児相談支援セルフプラン率のグラフ
(図はクリックすると大きくなり、もう一度クリックするとさらに大きくなります)

2023(令和5年調査)障害者相談支援事業の実施状況等について別添資料1.png

 これを見ると兵庫県のセルフプラン率は 30%を少し超えるくらい。

 これはあまりにも私の体感と違いすぎる。

 先日、各基礎自治体(特別区市町村)ごとの集計が


で出たので、これをまず Excel のファイルに変換。


 そして兵庫県分だけ見てみました。

 各自治体でのセルフプランの人数を出さないといけなくて、しかし元のままのデータでは計算できません。

1.元のデータの % を小数に直す
「セルの書式設定」で簡単にできました。

2.大元の受給者数が数値でなく文字なので、これを数値に直す
「セルの書式設定」ではできませんでした。
そこで、文字データをコピーし、テキストエディタ(私は mi)に貼り付ける。
「,」はmiの置換機能で全部「何もなし」に置換。
それを CSV ファイルとして保存。
これを Excel で開くと改行マークが「半角のツ」になってました。
そこで Excel の「置換」を使って「半角のツ」を「何もなし」に全て置換。

これでやっと計算できるようになりました。

得た表がこちら。

2024兵庫県児童通所支援受給者数.png

 結果、やはり兵庫県全体では小数点以下切り上げで 31%。

 合ってます・・・

 つまり、私の住んでる神戸市があまりにひどい。

 でもそれは周囲の市町村とは違っていて、ほとんどの市町村はセルフプランは0でした。

 セルフプラン率の悪い方からあげていくと

1位 神戸市 88.3%
2位 西宮市 66.6%
3位 豊岡市 36.8%
4位 姫路市 16.7%

 まあ、セルフプラン率が 88.3% もあったら「特別支援学校でセルフプランを書く講座」とかが必要になるのもわかるなあ(ためいき)。








posted by kingstone at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024各自治体の支給決定者(児)数とセルフプラン率(Excel にした)



厚生労働省からこのような資料が出ました。



 これは PDF ファイルなのでそのままでは加工できないし、いろいろ調べることができません。

 e-Stat(政府の統計資料をまとめて置いておくところ)で検索してみましたけど、まだアップされてないみたいだし。

 しかたないなあ・・・兵庫県の市町村の部分だけでも手入力でやってみるか、と思いました。

 今まで、「表の画像やPDFからエクセルの表を作ることができる」というソフトを購入してみましたが、うまくいったためしがないし。

 しかし、ひょっとして、とこうやってみました。

1.PDF ファイルをGoogleドライブにアップする。
2.ファイルの右横にある縦3点をクリックし、「アプリで開く」→「Google ドキュメント」

とやってみたら、ドキュメントの中に表ができていました。「Google スプレッドシートで開く」という項目はなかったので、しかたなくドキュメントの方でやってみたのですが。

 そして、この表をコピー&ペーストで Excel の表に貼り付けることができました。

 そのまま一気にとすると、セルがぐちゃぐちゃになるので、必要なところは手入力しながら3時間弱。単純作業でこんなのができました。

 桁区切りに「,」が使われてて、まだちょっと扱いにくいですが。

 とりあえず、ということで公開します。

 ただし、OCR の結果、ざっと見たところは正しいのですが、責任は負えませんので、そこんとこはよろしく。

 また、Excel ですんで、(まずウィルスに感染していることは無いと思いますが)ダウンロードは自己責任でお願いします。


 なお、私がダウンロードしたところ、ファイル名が

未確認 921290.crdownload

となりました。この拡張子を .xlsx に変えてやると私の Mac ではちゃんとExcel で開けました。

追記
  数値であるべきところが文字列になっていましたので、数値に変えました。
  数値に入っている「,」を抜きました。




posted by kingstone at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 統計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月11日

映画『366日』





 あれま、いつものようにブログから貼り付けられないや。

 長いこと、ランキングの上位にとどまっていましたが、ついに先週末は10位(それでもすごいんだけど)。

 で、どの映画館も 1回上映になってるし、もう終映かな、と思って見てきました。

 「本当のことをちゃんと伝えることが大事だよね。良かれと思って余計なことするなよ」という映画かな。


ーーーーーーー ネタバレ(?)あるか・・・ ーーーーーー


 「病気もの」の映画みたいだし・・・とちょっと敬遠する気分がありました。

 しかし、見終わって、いやまあ病気もごく普通に身の回りにもあるし、人と人との交錯ってやつもあるし、養う親が違うっていう話もよくあるし・・・みたいな「ことさら病気で悲劇を演出」とか考えなくてもいっかあ、と思いました。


 疑問点・・・

 2004年頃の沖縄のバスは、バス停についてからカップルがいちゃいちゃし始めても待ってくれたのか?

 2012年頃の沖縄のバスは、バス停でないところで「停めてください」とお願いしたら、停めておろしてくれたのか?

 私は、1960年代の岡山のバスで「バス停で無いところで手を上げたら停まって乗せてくれる」は体験したし、「停めてください」もいけそうだったけど、2012年の沖縄は・・・

 2008年頃、新卒社員と学生で「あんないい部屋」が借りられたのか・・・(通勤に時間がかかる、という描写は出てくるけど)


 しかし・・・今日、私の横の数席先に座っていた高校生男2人女2人のグループで一番私に近いところに座っていた男の子。本編上映直前だけど、スマホのライトを照らしてゴソゴソするわ、あげくのはてにポップコーンを床に全部撒き散らしてしまうわ・・・まあ小声で謝ってきたけど、落ち着け・・・

 なお、映画の大事アイテムとして、MD が出てくるけど、ちょうどこんなニュースが

2025年3月4日

あと、ロケ地マップが OKINAWA FILM OFFICE のサイトで手に入りますね。


神戸フィルムオフィスも、こんなページ、作ってくれないかな。






posted by kingstone at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月09日

大間違い「北見市の人口増えてる!」「減ってました・・・」



 今日、プロジェクトXで常呂町のカーリングの話、そして「ロコ・ソラーレ」が取り上げられていたから、人口がどうなっているんだろう、と思って見てみました。

e-Stat から。

で、2006年に現在の市域になっているから、e-Stat で出てくる2010年からのデータで見てみると

     総人口
2020年度 115480
2015年度 121226
2010年度 125689

増えてるやん!

グラフにすると
(図はクリックすると大きくなります)

スクリーンショット 2025-03-08 23.52.13.png

なんかすごくね?

つい先日、こんな話題があったのですが。

と思ったら、Wikipedia の2025年1月31日の住民基本台帳からの数字だと

109,844人 

えっ?国勢調査との差もすごくあるのかな?

私の単純な間違いでした。

e-Stad では基本的には近い年度は上の行に、より過去になると下の行に並ぶようにデータが出てきます。
これを「降順」と言います。(下へ下へと年度の数字が小さくなっていく)

そしてそのまま Excel でグラフを作ると、横軸の右側(原点に近い方)に大きな数字の年度が来て、左側(原点から遠い方)に小さな数字が来ます。つまり普通時系列のある棒グラフだったら、右側がより昔、左側がより現在に近い時点になるのに、まったくの逆。

Excel で年度順の棒グラフを簡単に作るには「昇順(下へ下へと数字が大きくなっていく)」にしないといけないわけですね。

Seesaa の画像見にくくて、そのままでは気づかなかった・・・クリックしたらはっきり「軸の方向が間違ってるやん!」

表の段階でも、年度は上に行くほど新しくなるのに気づいているのに、数字は下に行くほど新しいと勘違いしてました。

もう一度、2010,2015,2020年は国勢調査、2025年は住民基本台帳の数字で表形式にすると


     総人口
2010年度125689
2015年度121226
2020年度115480
2025年度109844

棒グラフにすると

北見市の総人口.png

やっぱりすごく減ってます。
この15年間で、13%減ってるな。

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2025年03月03日

映画『名もなき者』ボブ・ディラン、ウディ・ガスリー、ピート・シーガー




 昨日行ってきました。

 イオン・シネマ明石では30人くらいだったかな。

 たくさんの懐かしい曲が聞けました。

 私とかそれ以上の年齢の方が多かった印象。




ーーーーー めちゃネタバレあり ーーーーーー

 1961年だっけか、ボブ・ディランが入院中の憧れのウディ・ガスリーに会いに行くと、そこにピート・シガーが見舞いに来て居た。

 それぞれ知ってファンだったけど、そんな関係から始まった、ってまったく知らなかった。

 で、どっちが先か忘れたけど、ピート・シガーが赤狩りの時代に裁判所に被告として立っている場面が出てきました。で、全然反米的な歌じゃないよ、と法廷でバンジョーを構えるけど、歌うのを禁じられる。裁判所を出てから報道陣の前で歌い出したのがガスリーの「This Land Your Land」。今では第二の国家って言われてるあの歌・・・(まあそう思ってる人は一部かもしれない。またいろんな詩があって、私有財産を否定するような歌詞も一時は歌われていたみたい)

This Land Your Land(英語版 Wikipedia)

ピート・シーガー(こっちは日本語版)

 これを読むと下院非米活動委員会にピート・シガーが召喚されてた場面みたい。

 なお、上の Wikipedia で、ピート・シガーが1936年にアメリカ共産党(共産主義者青年同盟)に参加し、政治活動もしていたけれど、1950年台にスターリンの圧政が明らかになり、ハンガリー動乱を経て、離党したとのこと。またピート・シガーの父親は1936年の段階で「モスクワ裁判」の証言資料から、強要された偽りの告白であることを見抜き、離党していたそう。

 しかし・・・最近のアメリカもロシアも無茶苦茶な国だな、と思ってたけど、昔からそういう要素はいっぱいある国だったんだな。

 また一時はその共産党の経歴を非難されることがあったが、途中はなくて、最近また非難している輩が出てきたと。そんなこと言ったら、日本で言えば渡邉恒雄や西部邁も同じように非難しなきゃなんなくなると思うが・・・


 で、ボブ・ディランと会った頃のピート・シガーは既にプロデューサー的な活動もしていて、仲間の頑固な人たちに「音楽を聞きもしないで」といろんな音楽を認めようという立場だったのが、映画の中ではあのボブ・ディランがニューポート・フォーク・フェスティバルにエレキギターで登場した時に、音声さんに止めさせようとしたり、アンプを叩き壊そうとした、「老害」化した姿が描かれていました。ほんと年を重ねると知らずしらずに「老害」になってしまう・・・

 と思ったら、上の Wikipedia では本人へのインタビューが出ていて、「いや、アンプは声が聞こえるように調整しろ、と言いに行っただけだよ」みたいな回答してました。

 また、私は大ブーイングが巻き起こった、というのは知っていたけれど、それと同じくらい大歓迎の聴衆もいたことは、この映画で初めて知りました。

 あと、ジョーン・バエズとボブ・ディランの関係は知らなかったな。

 懐かしくなってウディ・ガスリーの自伝「ギターをとって弦をはれ」を持ってたはず、と思って探したのだけど、数年前に断捨離した時に手放してしまったみたい。残念。











posted by kingstone at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする