松崎吉洋・岡村庄司(2022)『特殊教育学研究』60(1),45-57
SWPBS(School Wide Positive Behavior Support)と同じような取り組みを幼稚園でやってみたもの。
なお、アメリカでは幼稚園の場合、Program Wide Positive Behavior Support と呼ばれてるんだって。
Kindergarten Wide とは言わないんだな・・・
具体的には、1〜30分の支援会議を週1くらいのペースで5回やってはるけど、これはたぶん 10〜30分だろうな。
それから介入2期には、「支援だより」も発行してはる。
対象クラスは4クラス。
基本的には、個人で取り組まれていた良い実践を、支援会議で共有し、良い取り組みを褒める、というやり方。
ただ読んでいて、スケジュール提示って、やっぱり面倒なんだな、とわかるのは、BL期に1クラスでスケジュール提示が取り組まれ、介入2期には4クラスにまで広がっているのだけど、介入3期及びフォローアップ期にはまた 2クラスに減っている。
まあ、幼稚園だし、それほど先生方にも「困った感」が無かったからかな。
やはり、保護者が必要だな、と思う場合にはよくお願いしないといけないんだろうな。
(図はクリックすると大きくなります)
う〜〜ん、認定こども園にしろ、幼稚園にしろ、特別支援教育コーディネーターは指名しているのだけど、公立の場合は専任が少ないですね。私立は指名している所は公立より少ないけれど、専任は多い。
片手間では難しいのではないかなあ。
また著者は先行研究を調べておられるのですが、
| 「しかし大久保ら(2020)以外の先行研究の多くは、行動問題に焦点を当てる傾向が高く、行動問題が生じた後に介入を行った事後的な対応であり、予防的見地に立つ支援であるとはいいがたい。 |
と言及されています。
ってことは・・・私の周囲におられる ABA の研究者のみなさんって、全体から見るとかなり少数派なのかな。
私は、事業所なども「良い」と思えるところとお付き合いさせて頂いてきているけど、「私の考え方」が固まっているので、そちらに近い方とばかりおつきあいさせて来て頂いているのかもしれないな、「日本の全体」「それぞれの平均値」からかなり外れているのかもしれない。
まあ、だからいごこちが良いのですが。
posted by kingstone at 21:56|
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特別支援教育や関わり方など
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