1995年2月23日
kingstone 今日は学校で泊まりです。
(14) 95/02/23 20:45
今日は私は学校(某肢体不自由特別支援学校)で泊まりです。
今までは骨折していたのではずしていてくれたのですが、もう随分良くなったので泊まらせてもらいました。
私は今日は在校生・卒業生・その他障害を持たれている方の避難所のボランティアです。現在障害を持ってる人(自宅で住めない)が8人くらい(日によって変わります)にその兄弟の方などが避難してはります。やはり一般の避難所などではトイレなどにたいへん問題が出ていたようです。まあうちの学校ならトイレは専用のいいのがついてます。
介助については最初は卒業生の行っているデイサービスの方のみでずーーっとやってくれてはりました。後、いろんなところのボランティアの方が来てくれてはりました。
一般の方が避難して来てはる時は「処遇に差があってはいけない」ということで、障害のある人に対して公にはうちの職員の介助はありませんでした。まあ「遊びに来る」という感じで実は・・・・というのはいろいろありましたが。
一般の方がおられなくなって、うちの職員や他校の職員のボランティアもおおっぴらに入ることができるようになりました。今はのじぎく養護と青陽西養護学校・青陽高等養護等から1日おきに1名ずつ来てくれてはります。しかし、実のところデイサービスの方、他のボランティアの方達が主力となって動いてはります。職員はまあ、ほんのお手伝い、といったところです。一般のボランティアの方が多数おられるので、あんましすることも無い・・・・
ただ、いつまで続くか見通しはたっていません。3月いっぱいのボランティアさんは何とかなるとのことですが、4月の新学期になると学生さんに期待できなくなるので心配だ、ということです。
ボランティアの松木さんは慶応大学にNIFTYを通じた情報で(現在はインターVネット)どこそこへ、と振り分けてくれる組織があり、そこからまず神戸電子学校に行くように言われ、そこでビスケットというボランティア組織(今までは主に障害者の外出介助などのお世話をしてはったとこだと思います)を紹介され、そこからうちの避難所を紹介されやって来はったとか。たいていの学生は2週間くらいの予定で来ており、松木さんの場合は取り敢えず1週間の予定だそうです。
私が部屋に行った時には西市民病院の看護婦さん、とみさん、もいてはりました。西市民病院は大きなダメージを受け、今は間借りでやっているような状態ですから、勤務したくてもそれほどたくさんの人間がいらないため、ローテーションを組んで間借りの場所で勤務しない場合はそれぞれが避難所等を回り「自分で仕事を見つけてする」ということをやっているそうです。今日は寝ている子の頭をドライシャンプーで洗ってくれたりしてました。
今日の晩ごはんはハンバーグ弁当でした。後、ほうれんそうのごまよごしとクリームシチューがつきました。この副食がついていたので、とてもおいしかったです。弁当だけだと味気ないだろうな・・・でもそういう避難所も多いでしょうが。
また報告します。
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○○ 友生肢体不自由特別支援学校再開
(14) 95/02/23 21:53
ようやく今日23日、学校再開しました。まだ教室が一つしか使えないので、今日は中高部だけの登校です。
1校時 9:30〜10:20
2校時 10:30〜11:20
11:30 下校
スクールバスとタクシーと自家用車と自力通学です。何回かテスト走行をしましたが、その度に渋滞の場所が変わって、登下校とも予想以上に時間がかかったり、早かったりと大変です。
今日は下校に1時間15分かかった子もいました。
中高併せて33人が在籍していますが、今日登校したのは18人でした。来られなかっ
たのは、校区外へ避難したり仮転出している子が多いのですが、入院中が3人います。
家が壊れて怪我した生徒が一人と、直接ではありませんがやはり地震のショックといってもいいと思いますが、状態が悪くなって入院した子がいます。
気になっているのは、自宅で元気なのですが、通学路が心配で自宅待機をしている生徒もいることです。
それでも41日ぶりに生徒達の顔が見られてうれしかったです。家庭訪問で会っていた子も友達の中で見るとずっと元気そうに見えました。まだまだ平常授業までの道は遠いですが、とりあえずの一歩です。
明日は幼小部の初登校です。みんなに会うのが楽しみです。
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□□ ★被災フリーソフト作者支援のお願い★
(18) 95/02/24 00:06
被災したフリーソフト作者に関するメッセージです。養護施設とは関係
ないので、こちらにアップします。よろしくお願いいたします。
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★被災フリーソフト作者支援のお願い★
電話料金計算プログラムTfの作者として有名で、そのほかにも優秀なフリーソフトウェアやシェアウェアを多数発表してこられたBANT-iT(ばんとっと)さんが、この度の阪神大震災で被災されました。自宅と職場の両方を一度に失い、現在も避難所生活を余儀なくされておられます。そこで、PC-VAN SLABOのメンバーを中心にネットワーク仲間として何かできることはないかということを考え、彼が発表しているシェアウェアTOM CATをレジストするという方法が提案されました。主旨を理解していただける方のご協力をお願いいたします。
TOM CATは、Windowsで快適にアプリケーションを起動するためのプログラムです。プログラムマネージャ代わりにSHELLとして登録することもできますし、プログラムマネージャに登録して使用することもできます。発表されたのは3年前(最新バージョンは2年前)ですが、現在使用してみても、まったく古さを感じさせません。一度ダウンロードしてみてください。そして、こんなすばらしいソフトを作っている作者を応援しよと考える方は、ぜひ、送金をお願いいたします。
●TOM CATの所在
(略)
●送金方法
レジスト料金は3,000円で、以下の方法で送金が可能です。
1)銀行振り込み さくら銀行 御影支店 (308) 普通預金口座
第一勧業銀行 西野田支店(518) 普通預金口座
いずれも口座名義は「△△」
2)PC-VANでのオンライン送金(3月末まで)
3)NIFTY-Serveでのオンライン送金
●その他
・作者のBANT-iTさんは、現在通信もままならない状況です。TOM CATをサポートする余裕は当分ありませんので、その点をご了解いただける場合のみ送金をお願いします。もちろん、わからないことがあったときにはユーザー同士の相互扶助は可能です。
・レジストNo.の発行は、BANT-iTさんの了解のもとにnamazuさんが代行しておられます。送金後の登録メールは、namazuさん宛に送付してください。Peopleでは、□□宛に送っていただければnamazuさんに取り次がせていただきます。
・BANT-iTさんの消息を知りたい方は、PC-VAN jSLABO 「工房談話室」へどうぞ。彼を訪問した方のレポートが随時登録されています(#4744以降)。
・このメッセージの転載は、改変しない限り自由とします。転載した方は、事後で結構ですから□□までご一報いただければ幸いです。
文責 □□ PC-VAN ID
NIFTY ID
People ID
1995.2.22