※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2016年12月11日

体験的フランス医療・保育事情(主としてジャスミン男さんのツィートより)



 Togetterで


をまとめました。


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2016年11月12日

お金の流れで読む日本の歴史 大村大次郎著(その7 明治初期)





読書メモです。

 明治維新のさいの地租改正によって農民は苦しんだ、と思っていたけれど(実際、1876年には一揆も起こっている)、地租改正は、農民の権利を大幅に拡充するものだったとのこと。

 江戸時代の農地は武士が所有。(武士?藩?)
 「版籍奉還」「廃藩置県」によって農地は国家に返納。その農地が無償で農民に払い下げられた。
 そして「地券(壬申地券)」が発行され、それに応じて地租(税金。米でなくお金で)を払うことになった。地券はお金で売買できた。これは近代の所有権とほぼ同じ。

 江戸時代の農民は職業選択の自由はなく、土地の所有権も無かったのが、そういう束縛は無くなった。いわば農地解放であった。

 地租は土地代の3%。収穫米の平均代価の34%程度。これは江戸時代の年貢とそう変わらないが、江戸時代は収穫高が多ければ年貢も増えたが、地租は一定なので、収穫高を多くすれば税の割合は減る。

しかし、明治9年(1876)の米価低落で一揆が起こる。
すると政府は地租を3%から2.5%に減らした。結果的に江戸時代より20%程度の減税になった。


他の産業で見ると


司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」の冒頭で

「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている」

という時代ですが、大村さんによると、実は日本は江戸時代から「生糸大国」だったとのこと。しかし、開国期はちょうど1840年代からフランス、イタリア、スイスなどの蚕が病気に冒されはじめ、1868年には全滅の危機に瀕したため、日本の生糸が世界市場になだれこんで行ったとのこと。

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2015年07月07日

ベーシックインカムの社会実験

 Gigazine の記事。

働かなくても最低限のお金がもらえる「ベーシックインカム」構想が実現すると何が起きるか現実の都市でテスト

・オランダで4番目に大きな都市ユトレヒトで
・政府から生活保護を受け取っている人々に対して
 相手が成人ならば約1000ドル(約12万円)、
 妻帯者や妻子持ちには約1450ドル(約18万円)
 を毎月無償で給付する


条件としては既に生活保護を受け取っている人に対してか・・・

 ベーシックインカムに対する従来の意見は、
「人々が働く意義を失う」や
「働く人が減少して国の経済が大きなダメージを受ける」
など否定的な意見が多くあり


 そうだろうか・・・とは思うのだけど、人の気持ちってやつはよくわかんないから、社会実験が必要になるんだろうな。しかし、「実験」と言うなら、生活保護を受けている人だけでなく、生活保護を受けてない人とか、それこそ大金持ちの人とかもサンプルとして必要じゃないだろうか?

 で、こんなのもあったって。

1974年から1979年までの5年間、カナダのマニトバ州ドーファンでは「MINCOME」と呼ばれるベーシックインカムに関する実証実験が行われました。このプロジェクトではドーファンに住む全ての人に定期的に資金を提供することで、人々の行動がどのように変化するのかを確かめています。

MINCOM

その報告書「The town with no poverty(貧困のない町)」

報告書によればドーファンの町では全体の就業時間が短くなったそうですが、これは金銭的な束縛から解放された人々が子育てや勉学などに集中できるようになったから、とのこと。加えて、MINCOMEに参加した人々は病院に行く頻度が少なくなったそうで、町全体の保健医療施設はメンタルヘルス関連の苦情の件数が減ったことも明らかになっています。

 なるほど。
 追いつめられ感が減ったのかな。

 しかし、それが町の活性化とかにはつながらなかったんだろうか?
 そういうものにつながっていれば、「続けよう」ということになったと思うのだけど・・・
 否定的な問題も出てきたのかな?

posted by kingstone at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | お金・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月24日

漁師のしごと・くらしを知るセミナーin神戸

 先日、ハローワークで見つけたチラシ。

 ※クリックすると大きくなります。
漁師.jpg

 すごい!
 神戸市の垂水にある漁業組合の船に乗って、「小型底曳網」が体験させてもらえる。
 で、陸上作業やセリの見学も予定されてる。
 詳しいことは
全国漁業就業者確保育成センターホームページ
に書いてあるんですが、一部引用させて頂きます。
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漁師のしごと・くらしを知るセミナーin神戸

「漁師の仕事に興味がある」「漁業への転職を検討中」という皆さんへ、 漁師になるための方法、実際の漁師の仕事・生活などをやさしく説明する座学講習会と、 実際に漁師さんと一緒に漁船に乗って、雰囲気を体験する体験乗船講習を開催します。
漁師の道もまずはここから。皆様の多数ご参加をお待ちしております。

日時:2014年12月10日(水)午前8:00~12:30(天候不良時は中止)

会場:神戸市漁協(兵庫県神戸市垂水区平磯3-1-10)
   アクセス JR・山陽電車垂水駅から南へ徒歩10分

漁業種類:小型底曳網(予定)
対象者 ●18歳以上
    ●漁業に就業意欲のある方

定員:8人(船の大きさの都合により乗船には定員がありますので、抽選とさせていただきます)。

プログラム:
    ●乗船時間は3時間程度です。諸説明の後、
     ライフジャケットを装着し乗船します。
    ●乗船中は、実際の漁の様子を見学したり、
     船主さんから話を聞きます。
    ●港に戻ったら、陸上作業を見学します。
     セリの見学も予定しています。

申込方法:ホームページ内の申込フォームからお申込ください。

お申込締切:11月26日(水) 正午締切
      (今週の水曜日のお昼、12時がしめきりね。まだまに合う)
(1) 抽選結果のご連絡は、11月28日(金)までに、事務局よりEメール等でご連絡いたします。
(2) ご登録されるメールアドレスは「get@ryoushi.jp」からのメールを受信できるよう設定してください。
(3) 当選確定の方には、集合場所や諸注意などを記した詳しい資料をお送りいたします。

お申し込みの流れ
    HPから申し込み抽選。
    当選者に連絡参加意志の最終確認
    当選確定
    事務局より資料発送

ご注意
1.お申込先は全国漁業就業者確保育成センターです。漁協ではありませんので、ご注意ください。
2.安全に体験乗船を開催するため、乗船のルールに関する誓約書をご提出していただきます。
3.未成年者が参加される場合は、保護者の同意書が必要です。(資料送付時にお送りします。)
4.当日の服装・持参する物等は、事務局よりお送りする資料に記載いたします。
5.天候不良等により延期・中止となる場合があります。ご了承ください。
6.体験乗船は研修として開催するものであり、開催地漁協における就職・求人とは関係ありません。
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いいなあ。
私もやってみたいなあ。
でも「漁業に就業意欲のある方」というところで外れるな・・・
興味は強いけど、就業するまでには意欲が強くないな・・・

posted by kingstone at 06:33| Comment(0) | TrackBack(0) | お金・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする