私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2022年11月01日

アメリカの国立機関が特定した根拠ある実践法の変遷(ええかげんかも)



アメリカの国立機関(NPDC とか NCAEP とか)が「根拠有る実践法」として掲げたものの変遷を一覧表にしてみました。

2010年のものは

Evidence-Based Practices in Interventions for Children and Youth with Autism Spectrum Disorders
Samuel L. Odom,Lana Collet-Klingenberg,Sally J. Rogers &Deborah D. Hatton
Pages 275-282 | Published online: 08 Aug 2010


2015年のものは

Evidence-Based Practices for Children, Youth, and Young Adults with Autism Spectrum Disorder: A Comprehensive Review
Connie Wong 1, Samuel L Odom, Kara A Hume, Ann W Cox, Angel Fettig, Suzanne Kucharczyk, Matthew E Brock, Joshua B Plavnick, Veronica P Fleury, Tia R Schultz
J Autism Dev Disord. 2015 Jul;45(7):1951-66. doi: 10.1007/s10803-014-2351-z.



2022年11月1日のものは


によっています。


※図はクリックすると大きくなります。
※PDFもダウンロードできるようにしました。

根拠ある実践法の変遷.jpg



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2022年10月11日

アメリカで論文に現れた、オンラインでよく学ばれている介入法



井澤信三『教育心理学年報』2021, 60,91-103 

 ここに出てきた Table5 がすごく興味深かったです。

これが Table 5 です。
※以下、画像はすべてクリックすると大きくなります。

ASD児者に対して同定されたエビデンスに基づく実践.png

 この Table 5 には

ASD 児者に対して同定されんたエビデンスに基づく実践 (Wong et al, 2015) 及び AFIRM モジュールにおける EBPの職業別による選択順位 (Morin et al, 2020) の統合

という題がついています。当然、アメリカの、論文に採択されたものの中で、というバイアスは大きく、アメリカの現場の一般的な状況とは乖離があるかもしれません。

各論文はそれぞれ

Wong, C., Odom, S. L., Hume, K. A., Cox, W,, Fetting,
A., Kucharczyk, S., Brock, M. E., Plavnick, J. B.,
Fleury, V. P, & Schultz, T. R. (2015).
Evidence-based practices for children, youth and young adults with autism spectrum disorder: A comprehensive review.
Journal of Autism and Developmental Disorders, 45,
1951-1966.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25578338/

Morin, K. L., Sam, A., Tomaszewski, B., Waters, V., & Odom, S. L. (2020). Knowledge of evidence-based practices and frequency of selection among school-based professionals of students with autism.
Journal of Special Education,
First Published on September 18.
https://doi.org/10.1177/0022466920958688

 ここで「エビデンスに基づく実践」とされているものは、ある局面の指導技法といったものから、パッケージされたプログラムまでいろいろあります。

 どんなものかというとアルファベット順に

1 Antecedent-based intervention (ABI)
2 Cognitive behavioral intervention (CBI)
3 Differential reinforcement of alternative, incompatible, or other behavior(DRA)
4 Discrete trial teaching (DTT)
5 Exercise (ECE)
6 Extinction (EXT)
7 Functional behavior assessment (FBA)
8 Functional communication training (FCT)
9 Modeling (MD)
10 Naturalistic intervention (NI)
11 Picture Exchange Communication System (PECS)
12 Parent-implemented intervention (PII)
13 Peer-mediated instruction and intervention (PMII)
14 Prompting (PP)
15 Pivotal response training (PRT)
16 Reinforcement (R+)
17 Response interruption/redirection (RIR)
18 Scripting (SC)
19 Self-management (SM)
20 Social narratives (SN)
21 Structured play groups (SPG)
22 Social skills training (SST)
23 Task analysis (TA)
24 Technology-aided instruction and intervention (TAID)
25 Time delay (TD)
26 Video modeling (VM)
27 Visual supports (VS)

 日本語化して略語と書き出してみると(間違っているのがあるかもしれませんし、日本で通常使われている約語と違ってしまっているものもあるかもしれません。またそういうことがありましたら、コメントか、Twitter でのメンションで教えて頂けるとありがたいです)

1 事前事象に基づく介入(ABI)
2 認知行動療法(CBI)
3 代替行動分化強化(DRA)
4 不連続試行訓練(DTT)
5 運動(ECE、運動だと教えて頂けました)
6 消去(EXT)
7 機能分析(FBA)
8 機能的コミュニケーション訓練(FCT)
9 モデリング(MD)
10 日常発達介入(NI)
11 絵文字交換コミュニケーションシステム(PECS)
12 親による介入(PII)
13 ピアを介した指導と介入(PMII)
14 促し(PP)
15 ピボタル反応訓練(PRT)
16 強化法(R+)
17 反応妨害と再方向づけ(RIR)
18 スクリプト(SC)
19 自己管理(SM)
20 ソーシャル・ナラティブ(SN)
21 構造化された遊びのグループ(SPG)
22 ソーシャルスキルトレーニング(SST)
23 課題分析(TA)
24 術的支援による指導と介入(TAID)
25 遅延、待つ(TD)
26 動画を見本にする(VM)
27 視覚的支援(VS)




ABAに関するもの
「応用行動分析」という項目はありません。しかし、応用行動分析である局面で使われる技法としては(他で使われるものも含む)

1 Antecedent-based intervention (ABI,事前事象に基づく介入)
3 Differential reinforcement of alternative, incompatible, or other behavior (DRA,代替行動分化強化)
4 Discrete trial teaching (DTT,不連続試行訓練)
6 Extinction (EXT,消去)
7 Functional behavior assessment (FBA,機能分析)
8 Functional communication training (FCT,機能的コミュニケーション訓練)
9 Modeling (MD,やって見せる)
10 Naturalistic intervention (NI,日常発達介入)
14 Prompting (PP,うながし)
16 Reinforcement (R+,強化)
17 Response interruption/redirection (RIR,反応妨害と再方向づけ)
18 Scripting (SC,台本,プロンプトとフェーディング込み))
21 Structured play groups (SPG,構造化された遊びのグループ)
23 Task analysis (TA,課題分析)
25 Time delay (TD,遅延,待つ)
26 Video modeling (VM,動画を見本にする)
27 Visual supports (VS,視覚支援。ただしプロンプトと考える場合が多そう。私はそうじゃない場合もあると考える)

 17個もあります。ですから、圧倒的に ABA ですね。

しかも、まだ、応用行動分析を基とした指導パッケージもあります。

2 Cognitive behavioral intervention (CBI,認知行動療法、これは上なのか迷うところ。また ABA を基にしている、という言い方も正しいのかよくわからない。何でもあり、に見えるから)
11 Picture Exchange Communication System (PECS,絵カード交換コミュニケーションシステム)
15 Pivotal response training (PRT,機軸行動発達支援法)

別になんちゃら法と言わずとも、どこの誰でもこうできたらいいよな、あるいはしたいと思うもの

5 Exercise (ECE)
12 Parent-implemented intervention(PII,親による介入、要するに親御さんが関われるようにすることでしょう?)
13 Peer-mediated instruction and intervention (PMII,ピアを介した指導と介入)
19 Self-management (SM,自己管理)
21 Structured play groups (SPG,構造化というのがどのレベルかはわからないけれど、友達と遊ぶのもいいよね。)
22 Social skills training (SST,社会に出た時のあれこれ、特に現場でできたらいいよね)
25 Time delay (TD,要するに「待つ」ってことだから、たぶんどんな立場の人もよしとすると思う)

どこに入れたらいいかよくわからないもの

20 Social narratives (SN、ソーシャルナラティブ、ソーシャルストーリーを含む)

AAC(拡大代替コミュケーション)

24 Technology-aided instruction and intervention(テクノロジーに支援された指導と介入(CAI や SGD/VOCA を含む) )

TEACCH

8 Functional communication training (FCT,機能的コミュニケーション訓練)
27 Visual supports (VS,視覚支援,これは単なるプロンプトではなく暮らしの環境そのものとして大事にする)


 TEACCH は自閉症スペクトラムの人たちの特性に基づいて視覚支援を強調するし、「機能的コミュニケーション」とは言わないと思うけれど、コミュニケーションが機能しているかどうかは厳しく判定するしね。

 また、これらはアメリカのことだから、日本のあれこれは関係ないけれど、おめめどうのあれこれもこのあたりに入りそうです。おめめどうの人たちは「訓練」という言葉は嫌がるだろうし、「全然違うのに」と怒るかもしれないけれど。

 で、もうすでに、それぞれがそれぞれに影響しあって、新たに勉強し始めた人が「これ、うちのオリジナル」と思っていても、そうではなかったりするものも多いですね。どう強調するかの濃淡で違いが出てくるところもありますが。

で、まあそれぞれがそれぞれの(表面的でない)いいとこどりをして、進化していけばいいと思います。
(この「いいとこどり」。それぞれをかなり学び、実践した上でのことで、伝聞やちょっと本を読んだだけ、でいいとこどりや、わるいところはずしができるってものでないことは確かだと思います)


 ここから下、元論文を読んでみると(今、その最中)私は右側の部分を「よく使われている」と書いてしまいましたが、AFIRM という、オンラインで勉強するサイトで、どれだけ勉強されたか、というランキングでした。表は置いておきますが、説明を変更します。

実証された介入法の日本語版.png


 どの介入方法の実践が多く報告されたかが左側。報告された単一事例の数の多いもの順に並べてみました。
 なお、認知行動療法の報告(2015年)が少ないのに、職業別で勉強している介入方法(2020)では多いのは、5年のタイムラグのせいだと思います。

アメリカの論文でEBPとして報告された介入法.jpg
 特別支援教育担当教員がよく勉強した介入方法。

特別支援教育教員がよく使う介入法.png

 1番が「事前事象に基づく介入」つまり、なぜその行動が起こるかを考えてその前の事象を変えていく、ってことですよね。
 2番が「視覚支援」
 3番が「不連続試行訓練、DTT」。これよくわからないのですが、課題学習などの場でプロンプトをだんだん無くしていく、ってやつかな。

 一般教員がよく勉強した介入方法。

通常学級教員がよく使う介入法.png

 1番、2番は特別支援教育担当教員と変わりません。
 この変わらない点にちょっとびっくり。
 しかし3番目が「モデリング(やって見せる)」というのはわかるのですが、4番目に「機能分析」が入っているのに「へえ〜」と思いました(特別支援教育担当教員の場合、「機能的コミュニケーション訓練、FCT」が入ってます)。これは、ひょっとして停学・退学に関わることが多いからかな、と思いました)

 スクールサポーター的な人のよく勉強した介入方法

専門職がよく使う介入方法.png

1.事前事象に基づく介入(ABI)
2.プロンプティング(促し、PP)
3.代替行動分化強化(DRA)
4.強化法(R+)
5.認知行動療法(CBI)

 やはりより細かく観察が必要であったり(やることはは地味だったりする)、専門的な訓練がより必要なものが上位にあがってたりするな、と思いました。

 管理職がよく勉強した介入方法。

管理職が多く使う介入方法.png

 1番、2番は他の教員と違わないのですが、3番目に「機能分析(FBA)」が来ています。これも停学・退学に関わることが多いからかな・・・


によると

「個別障害者教育法」(Individuals with Disabilities Education Act : 以下、IDEA の修正条項 (1997) では、
○深刻な問題行動を示す障害のある子どもへの支援方略を立案するために、学校が FBA(機能分析) 手続きを使用することを推奨している。
○障害のある子どもを (10日以上の ) 停学、あるいは退学処分にする前に FBA を実施することが義務づけられている。

ってことですから。

 なお、ご自分でいろいろデータを加工してみたいという方のために、下に xlsx ファイルのダウンロードができるようにしますが、何か不具合が起こりましても責任はもてませんので、ダウンロードは自己責任でお願いします。
















posted by kingstone at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月28日

福祉現場の会議に活かすファシリテーション(特殊教育学会 自主シンポ II-41)



2022年度特殊教育学会 自主シンポジウム
支援会議を活性化させる「ファシリテーション」(6)

「福祉現場の会議に活かすファシリテーション」

  企画者:三田地真実(星槎大学)
話題提供者:田熊立(千葉県発達障害者支援センター)
   吉田五月(千葉県発達障害者支援センター)
   竹村雅裕(二葉むさしが丘学園)
   鵜沢敦史(菜の花会)
   千田弘美(はーとふる)
指定討論者:佐藤智彦

 今回、話題提供が福祉の現場の実践事例であったのがたいへん参考になりました。

 中に出てきた用語で「一言チェックイン」というのがわからなかったので調べてみたら

「目指せ仕切り上手! 会議が変わるファシリテーション(その1)」(レイコ先生の「明日から使える! コミュニケーションスキル」(3))

によると

緊張をときほぐす「一言チェックイン」

 重要な会議で、参加者のほとんどが緊張した面持ちだった場合、そのまま始めてしまっては自由闊達(かったつ)な意見が出ない可能性があるため、緊張から開放してリラックスした雰囲気を作ることが必要です。そんな時は「一言チェックイン」というアイスブレイクが使えます。

 参加者に現在の気持ちを一言で言ってもらうという単純なものです。「重要な会議なので緊張しています」「ここのところ残業が続いていて疲れ気味です」など、参加者の本音がチラッと垣間見えるだけで、張り詰めていた雰囲気が一変します。もし、気持ちを表現するのに抵抗がありそうな場合は「今の気分を色で例えると何色でしょうか?」といった形にアレンジしてみるのもよいでしょう。

 「氏名」「所属」みたいなの(当然職場での会議だったらそもそも必要無かったりするでしょうし。顔見知りだから)でなく、「現在の気持ち」とかいうのが大事なんだろうな。

 またとりあえず口を開くことで、「参加している」という気分が強まり、後で話しやすくなるってのがあるんだろうな。

 なお、最後に一言言う、「チェックアウト」ってのもあるそうな。

 「個人ワーク」というのもわからなかったのですが、動画を見ていて「自分なりにその会議のそのテーマで言えることや、提案できることを考えておく」というような意味であることがわかりました。「そりゃ当たり前じゃないか?」と思いかけましたが、そういやそんな時ばかりでないというか、そもそもテーマを知らされていなかったりする場合もあったりするよな、と気づきました。

 この「個人ワークの事前実施」を参加者にしていてもらうのは大事だし、だからこそ、コーディネータはテーマを参加者に事前に伝えておくことが大事になるな。

 ライブ・レコーディングというのも大事ですね。リアルタイムでホワイトボードに書いていくわけですが、広い部屋だと、私なぞ字が読めないことも出てくるな・・・大画面でパソコンなどの画面が即書き込まれていく、なんてのもいいかもしれない。

 三田地真実さんのプレゼンに出てきた、「会議の進行チェックリスト」を自分でも作ってみました。

 本物は他に「座り位置」とか「発言回数」のチェック欄があったり、他のシートと連動させるようになっていたりするようです。でもとりあえず、の部分のみ。一応ダウンロードできる PDF も置いておきます。

※図はクリックすると大きくなります。

会議の進行チェックリスト.jpg


 なお、話題提供されてた福祉事業所さんでの研修で、三田地さんの研修は人気があるそうなのですが、田熊さんがその資料を見て「あんまり中身が無いですね」とおっしゃったと(笑)。実はそれ、自分が作業して書き込むための空白がたくさんとってあったからだそうです。

 また研修時間も「3時間」なら一気にやるんじゃなくて、

 1時間 → ホームワーク(宿題ですね) → 1時間 → ホームワーク → 1時間 → ホームワーク

 とすることによって、研修の効果というか、実践が継続するようになったと・・・


 私、昔から教師の研修でよく思っていたのが、講師の先生が「いい話」をされ、それを聞いて参加者は「ええ話を聞いた」で終わってしまうことがほとんどだ、ということ。やっぱり手と頭を動かし、また実践してみて、初めて講義内容がわかることが多いよな、と。

 これ、現在の多くの県でやられている「強度行動障害実践研修」や「行動援護従事者研修」でも、知識としての中身はすごくいいけれど、4日間で全部詰め込むために、ほとんど座学になっていて、手や頭を動かし、また現場でやってみて、そこからまた疑問をもって質問できたり、ということにはなっていないよなあ、と思っています。


 研修を事業所でする以前の悩みとして

○職階が上の人が司会し、意見を言い、他の人が発言せずに聞いているだけになる(その司会をやってる職階が上の人が「これでいいのか?」と悩んでおられた)

○司会をする人がひとりに集中する(仕事量もたいへん)。スタッフみんなができるようになったらいいのにな。

○個人の責任追及の場になって雰囲気が悪くなる。

などがあったのが解消されてきたとか。

 大事ですね。







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2022年09月23日

1997年「個別障害者教育法(IDEA)」の修正条項



 アメリカの「個別障害者教育法(IDEA。たいていは「個別」とつけずに「障害者教育法」と書かれていることが多いような気がするけど)」の修正条項での機能分析の扱いについて、私も時々あやふやになったりするので、『スクールワイド PBS』二瓶社から引用しておきます。

 なお、わかりやすいように、一部改変しています。

「個別障害者教育法」(Individuals with Disabilities Education Act : 以下、IDEA の修正条項 (1997) では、

○深刻な問題行動を示す障害のある子どもへの支援方略を立案するために、学校が FBA(機能分析) 手続きを使用することを推奨している。

○障害のある子どもを (10日以上の ) 停学、あるいは退学処分にする前に FBA を実施することが義務づけられている。

 つまり、FBA が義務付けられたのは、10日以上の停学や、退学させる場合で、その他の場合は「推奨」なわけですね。



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2022年09月22日

Aさんと



 特殊教育学会第60回大会 自主シンポジウム I-9「発達障害児者の行動問題から教育・福祉の充実を目指すPBS(16)」が終わって、片付けをしていると、声をかけて下さった方が。

 一応、A さんとしておきます。

 私が Nifty-Serve の障害児教育フォーラムで初めて「行動分析」というのをみなさんに教えて頂いた時に、コーディネータ役をして下さっていた方です。お立場から言えば スキナリアン、徹底行動主義とかいうのになるのかな?

 で、こうおっしゃる。「PBS と ABA が全く違うものだとよくわかりました」

 ?!?!

 今、大久保先生が「アメリカでは ABA の団体と、PBS の団体はほぼ完全に分かれてしまった。しかし日本は ABA をやっている人が PBS をやっている人と重なっている(それが良き)」という話をされていたところですが・・・

 めっちゃ刺激的。

 即晩ごはんをご一緒して頂くことを提案(実のところ私、友達少ないのでぼっち飯を覚悟してましたから)。で、ご一緒できました。

 A さんのおっしゃるには Positive の使い方が、ABA と PBS では違っているそうです。

 だからアメリカで団体が別れたのはむべなるかな、ということでした。

 う〜〜む、私には理解できたとはとても言えないのですが、何となく感じるのは「一神教か多神教か」みたいなところで、日本は基本が多神教(八百万の神々)だから、あんまりそのあたりにはこだわらない人たちばかりなのかな?「言葉」にそれほどこだわらないと言うか・・・


 あと、ABA は「良く」も「悪く」も使える(イメージとしては鉄人28号のリモコンか)、切れ味もするどい、だからこそ謙虚にデータをとり、常に「これでいいのか(社会的妥当性ということになるかと思います)を問い続けて実践しなければならない、みたいな話をうかがいました。



 今回の特殊教育学会、参加できたのは、自主シンポ2つ、ポスター発表1コマだけだったのですが、この A さんとの対話もあり、十二分に元をとれたと思いました。(もひとつ、台風での新幹線運休を避けるために、2日目お昼につくばエキスプレスのホームにいたら、またAさんに声をかけて頂け、東京駅に向かう電車の中でお話をうかがうことができたのも、めちゃラッキーでした)


posted by kingstone at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする