私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2017年06月24日

2017年06月21日

ペアレントメンターとは何であり、何でないか



 afcp‏ ( @afcp_01 )さんが2010年に書かれた


という記事から。


自分はペアレントメンターの役割として考えられるのは、
▪同じ親として仲間の子どもの障害理解や障害受容の支援を行うこと
▪発達障害とそれに関連する情報の提供を行うこと
▪地域のリソースに関する情報の提供を行うこと
▪専門機関での相談のきっかけづくりとなるよう可能な範囲での支援を行うこと

などであると考えています。つまりペアレントメンターとは
▪発達障害について知りたい人に、一般的な知識を提供する人
▪どこに相談に行くべきか迷っている人に、情報を提供する人
▪相談できる機関はあるが迷う気持ちも残っている人の、「愚痴」を聞いてくれる人、気持ちを支えてくれる人

であると言えるでしょう。そしてペアレントメンターは何で「ない」かを考えることはとても重要です。自分は次のように考えています。
▪ペアレントメンターは専門家ではない。
▪ペアレントメンターは親のお手本ではない。
▪ペアレントメンターは問題を解決しない。

 この「何で『ない』か」ってめちゃ大事なような気がするな。

 で、その後ろの方に厚生労働省が、2008年に「発達障害者支援の推進にかかる検討会報告書」でこう書いていると紹介されている。

診断後の家族に対する支援としては、まずは専門性を有する相談機関・支援機関の専門性を向上させ、その家族が地域から社会的及び心理的に孤立しないよう、様々な情報を提供し、地域において当事者及びその家族を支える仕組みを構築することが必要である。

 私、それができて、初めてペアレントメンターが生きてくると思うのね。
 ここに「まずは」と書かれているんだよね・・・

 親御さんを「専門家もどき」に養成しようとしちゃいけないと思う。
 しかも過重な責任を持たせて・・・

 例えば特別支援教育支援員のように・・・


 で、私は上野一彦先生のお話をうかがったけど、「現場の教師に知識・技術がない。その相談にのれる人として特別支援教育支援員を導入しよう」という意図で制度作りをお願いし、そして「親の会」が支援員教育のカリキュラムを作った・・・

 なんかめちゃくちゃ本末転倒・・・

 まずは現場の教師の知識・技術を高める、しかも文部科学省や教育委員会が中心になって、厚生労働省やいろいろなところの協力を得て、というのが筋だと思うのね。

 まあ、それをやってくれないから仕方なく「親の会」が動いた、ということだろうけど・・・

 しかし、このカリキュラムを受けた人が、ボランティアだったり、教師よりよほど安い賃金で、非正規として働くという・・・

 専門家が専門家として機能してくれて、初めて安心して、安全に親御さんは、同じような境遇の親御さんの力になれると思うな。