私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2021年03月05日

映画「鬼滅の刃 無限列車編」




 妻が午前中空いているとのことで、やっと見に行きました。

 先週末で興行収入381億円ということですから、それにプラス 2200円積み上げてきました。

 なんせ絵がきれい。

 それに原作漫画だと、私では動きが想像つかない部分が多かったのですが、ちゃんと動きを見せてるなあ。

 しかし・・・原作は人に譲ってしまったので確認できないのですが、だいぶ変えてるところない?

 あと、「泣いた」という感想をいっぱい読んでいて「泣くだろうな」と思っていたのだけど、私も妻も泣きませんでした。

 なんでだろう?

 1日の上映回数は減っているけれど、それでもまだ先週は興行成績2位ですね。

 すごいな。



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2021年02月25日

NHKラジオ英語講座の大幅リニューアル



 先日から iPhone に「NHKごがく」というアプリを入れ、基礎英語1,2,3 を聞いています。

スクリーンショット 2021-02-25 19.28.22.png

 中学時代はこんなのを聞いていると必ず眠ってしまって続きませんでした。でもこのアプリならとりあえずは眠らずに、テキストを見ながら聞き続けることができています。

 でも難聴もあってか、テキストを見ないことにはまったく聞き取れませんが。

 で、垂水の流泉書房でテキストの3月号を買ったら

「新年度から基礎英語、無くなるのをご存知ですか?」

と言われてびっくり仰天。

 最近、官邸の覚えがめでたくないアナウンサーさんの更迭があったり、内閣官房参与である高橋洋一さんが「Eテレはいらない」とか発言してはるので、すわその方向で打ち切りか、と早合点してしまいました。

 店長さんが、NHK の出しているパンフレットを下さいました。


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 なるほど、大幅リニューアルってことなわけですね。

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 私が聞くなら、

◯小学生の基礎英語
◯中学生の基礎英語レベル1
◯中学生の基礎英語レベル2

くらいかな。

◯中学生の基礎英語 in English

というのは、説明も全部英語だそうで、聞き取れないだろうなあ・・・


 しかし、前にあげた高橋さんの発言、高橋さんの経済の専門家として「日本の財政は大丈夫」とかの発言にはおおいに耳を傾けたいと思いますけれど、「ある分野のすごい専門家でも、他分野では素人になる」といういい例だと思います。


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2021年02月23日

会計の世界史 田中靖浩著





 著者の田中靖浩さん、現在NHKの「カルチャーラジオ 歴史再発見」で「会計と経営を巡る500年の歴史」の題名で連続して話をしてはります。


 それが面白かったので、ご本のほうも買いました。

 フィレンツェでメジチ家が銀行(バンコ)を作ったのが15世紀。ちょうどレオナルド・ダ・ヴィンチが活動していた頃。そしてダ・ヴィンチもつきあいのあったルカ・パチョーリが書いた数学の本の中に少しだけだが会計についても書かれていた。

 この頃は自分の、そして社内(仲間内)にわかればいい会計(決算)

 活版の発明や、紙が安価になったこともあり、会計簿もよく作られるようになった。

 なお、当時の紙はパルプからではなく、綿製品のリサイクルなどで作られていたと。

 最初、変だな、と思ったけれど、考えてみれば「植物繊維」という意味でならパルプと同じだわ。



 世界で初めての株式会社とも言われている。

 1799年に政府から解散を命ぜられている。
 (でも、ほとんど200年続いてたんだ)

 解散理由。

 1. ずさんな会計計算・報告(会計制度の未成熟)
 2.高すぎた株主配当。(内部留保の不足と借入体質)
   3.不正や盗難に対するチェック機能の甘さ(ガバナンス機能の不足)
なんせ、船員が勝手に積荷を売って、自分の収入にしていた。

 なるほどなあ・・・

 本当にいろいろ面白かったです。


追記

 私、減価償却って「なんでそんなことするんだろう?」と思ってました。
 だいたい、高い備品を買って経費がたくさん出ていくのに、それを経費にできなくなるから利益が多いみたいになるのはダメなんじゃないか、っと。

 しかし、もともと減価償却というのは鉄道会社の経営から出た知恵だそうですね。
 鉄道会社って初年度はものすごく設備投資にお金がかかる。
 しかし、そのお金を初年度に処理してしまうと、翌年からはものすごく儲かるように見えてしまう。
 これでは運賃決めもお給料決めも上の数字を使ってはやりにくくてしかたがない。

 そこで、使った経費を年度ごとに平準化して、経営判断をしやすくするために減価償却という考え方ができた、と。
 なるほどな、です。




posted by kingstone at 23:21| Comment(3) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月18日

ブロークン・ブリテンに聞け ブレイディみかこ著





 著者が群像に書いたエッセイを集めたもの。

 いつものことながら面白い。

 「そろそろ左派は〈経済〉を語ろう」の中で、著者がアナキストと反緊縮(つまり大きな政府)との親和性について言及したところ、「アナキズムは国家と経済を破壊する革命(だから経済に関わるわけない、というような意味の抗議だろうな)」というメールを送られてきたそう。
 しかし、アナキストとして有名なデイヴィッド・グレーバー(「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」を書いた人)は緊縮財政反対論者として有名なんだって。

 その章にこんなことが書いてあった。

MMT学派の経済学者たちは、(アイルランド危機のさいに)デフォルトに陥った時にアイルランド国債をアイルランドの税金の支払いに使えるようにすればいいと提案していた。しかし、アイルランド政府は何だかんだと理由をつけてこれを退けた。

 なるほど。アイルランドはEUに加盟しているから通貨を発行できない。だから自国通貨建ての国債を発行することはできない。でも、国債で税金が払えるなら国債を買ってた人は助かるわな。(でも大企業しか持ってなさそう・・・しかしそういうところが破綻せずにすむか)

 井上純一さんの漫画でも、「そもそも通貨とは税金を払うためのもの」という説明もあったな。

 これ、今のコロナ禍で地方自治体(通貨は刷れない。地方債は出せる)が援助しすぎると困るんじゃないか、ということについてのヒントになるかも。

 まあ、でもそれよりなにより国が給付金を出せばいいじゃん、ということになるけれど。

 フランスで長く続いていた黄色ベストのデモ。

 参加している人が左派とかだけでなく、ルペン派とか右翼が混じっているのがダメと言っている日本の文化人がいたそうだけど、ブレイディさんによると、そういう枠を超えて「上対下」の新パターンだったので、欧州のメディアがびっくりしたんだって。



posted by kingstone at 14:53| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月15日

ワークマン式「しない経営」 土屋哲夫著




著者はワークマンの社長さんではなく、専務取締役。

 大学卒業後、三井物産で様々な仕事をし、後半はエレクトロニクスに関する仕事をしてはった。だからICTについても相当の知識・技術を持った方だと考えていいのでしょう。

 2012年、還暦近くになって、おじさんが社長をしているワークマンに呼ばれ、「この会社では何もしなくていい」と言われ、直接何か働きかけることはせずにいろいろ考えてはったのかな?

 で、考えたすえに出してきたことが

「しない経営」

社員のストレスになることはしない

・残業しない
・仕事の期限を設けない
・ノルマと短期目標を設定しない
(ノルマは経営者の不安の表れ。条件を整えれば、自発的に目標などを決めるようになる)

ワークマンらしくないことはしない

・他社(特にアマゾンとか)と競争しない
(作業服では大きなシェアを持っているので、他の競争の激しいところに出ていかない)
・値引きをしない
(値引きは元値で買って下さる方への裏切り行為)
・デザインを変えない(定番重視)
・顧客管理をしない(観察すると、やって来た方が、値札も見ずにぱっと買っていくので)
・取引先を変えない
(信頼関係。製造事業所の持ってきた製品は全品買取。製造事業所のほうが情報を持っている。製造事業所に無駄な在庫(結局値段にはねかえる)をさせない)
・加盟店は、対面販売をしない、閉店後にレジをしめない、ノルマもない

価値を生まない無駄なことはしない

・社内行事をしない
(パートさんの応募が増える。ってか若い人は喜ぶだろうな)
・会議を極力しない
(ただし、土屋さんは社員さんともオーナーさんともよく話しているみたい)
・経営幹部は極力出社しない
(本社に行かない、という意味。現場にどんどん出る)
・幹部は思いつきでアイデアを口にしない
(ちょっと気になったことを部下に調べさせたりせず、幹部が自分で調べる。企画にしてもそうなんだろうな)

「頑張る」は禁止
(これはいいな。「頑張ればできる」ことを続けていると無理が来る・・・)


ワークマンプラスで打って出たのは

・アウトドア用品として使う人がSNSで発信していた
・アウトドア用品は「機能高い、機能低い」「価格高い、価格安い」の2軸4象限で見ると、「機能高い、価格安い」の象限が空いていた。
(モンベルとかは「機能高い、価格高い」になるのかな?)
ということがわかったから。

 ワークマンプラスは、私の家からは少し離れたところにしかないのですが、先日、近所のワークマンに行ってみたら、中の品物の6割くらいはワークマンプラスのものになっていたようでした。


エクセル経営

土屋さんの履歴を見る限り、エレクトロニクス関連にはかなりお詳しい。実際にツールを外部に発注もされ、生かされてます。その上で

「AIは導入しない(途中がブラックボックスになるから)」
「専門のデータサイエンティストは入れない(任せない。現場の者がエクセルで分析するからそこから役に立つ知恵が生まれる)」

新入社員は2年間直営店の店長をする。2年間売上は問わない。その間に、データを分析し、「こうしたら売れるのではないか」ということを(シミュレーションでなく)実際に実験し、売上を伸ばす感覚を身につけていく。

「私の考えは50%間違っている」と言い続ける。
部下が意見を言いやすくなる。
しかも、エクセル経営が浸透してきているので、部下がデータを元に反論してくれるようになった。


エクセル分析を普及させるために

全社員に向けた活用研修を始めた頃の目標

・分析されたデータを活用できる人 60%
・関数を使い、分析ツールが使える人 35%
・VBAも使える人 5%

10年たっても未達だそうですが、確実に広く浅くは使えるようになってはるのではないかな。

また興味をもってばりばり使えるようになりたい人のための中級者研修もしている。

そして研修の後、テストもするのだけど、問題は平均90%取れるように作ってある。理由は90点近くとれれば嬉しいから。これが60点平均だと、嫌になる人も増える。

あと、データ分析して発表する人を表彰したりとか。


 このエクセル経営の部分、福祉事業所や特別支援教育において、TEACCH にしろ、ABA にしろ、

「介入計画を立てる → 記録をとる → 数字で成果がわかる」

というケースを発表した人を褒めるシステムができていたらいいのじゃないかなあ、と思わされた。

 あと学校でも「しない教育」は、めちゃめちゃ大事やなあ。「やるべき」とされる、しかし本当は意味のない「仕事」がめちゃ多いから。

 あと、端的に報酬の部分「社員の給与100万円アップ」を宣言し、これは達成されているようで、それ大事なことやなあ。こればっかりは私にマネのできることではないけれど。



posted by kingstone at 00:17| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする