私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2019年03月30日

映画「翔んで埼玉」




 神戸近辺で見ようと思うと「OSシネマミント神戸」か「109シネマズHAT神戸」まで行かないと見れません。

 で、ミント神戸はもう1日2回しかやってない・・・

 もう集客も下り坂かな、と思ったら、昨夜予約した時はあまり席が埋まってなかったのに、行ってみたらほぼ満席でした。

 映画ランキングでも先々週は4位だったのが、先週は2位にまた上がってますね。盛り返してきたのかな?

 もう、はちゃめちゃで面白かったです。

 出演者は犯罪を犯そうと、営業が変なコラボをしようと、作品は作品だよな、と思いました。


 しかし、1か月半、映画は見れてなかったのですが、母がデイサービスに行き出したので、ぎりぎりの時刻で見に行くことができました。福祉サービス、大事だよな。


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2019年03月19日

野の医者は笑う 東畑開人著




 東畑さんは京大出身。で、最初の指導教官が山中康裕さん(もう破門されているかもしれないが、ってことですが)。ってことはどういう流派かというのはイメージできます。

 なお、山中さんは2000年を過ぎてからのご著書で「自閉症はカウセリングで治る」と書いてはったのを見て、私は「もうカウンセリングと題名にある本は買わないでおこう」と決意した思い出があります。

 また私自身、1980年頃からカウンセリングの学習と体験を続けていました。一応「終結」していたのですが、その後1998年頃かな、師匠と町であれこれ議論していて、

師匠「それでは自閉症は治らんぞ」
私 「治らなくていいんです」

という会話をした瞬間、「あっ、終わった」と実感できました。

 まあ、カウンセラーというのは公的資格はなく(臨床心理士も民間資格)、先日やっと「公認心理士」という国家資格ができました。私は「日本カウンセリング協会」という民間団体で勉強していましたが、ある意味、師匠も「野の医者」みたいな立場だったと言ってもいいでしょう。

 東畑さんは、臨床心理学と沖縄に多い野の医者(ユタのところにも行かれていますが、ユタよりも、著書内のX氏や北海道から沖縄のえらいさんたちに請われてやって来られた方たちから急激に広がった流れに興味が大きそう)との異同はどこにあるのか、という興味から関与観察されました。

 なお、ある大学教授が日本の臨床心理士のことを意味としては

「精神分析もどきのユンギアンフレーヴァー溢れるロジェリアン」

と形容しはったそうですが、私は「精神分析もどき」はたぶんないけど「ユンギアンフレーヴァー溢れるロジェリアン」というあたりは一生懸命勉強してるころの私にも当てはまるな。

 野の医者が「傷ついた治療者モデル」であるというのは予想はついていたけれど、「傷つきから癒された」つまり「もう癒されなくていい」人ではなく「治療することで癒され続ける必要のある人(大意)」というのは面白かったです。

 なお、「野の医者」の使ってはるのは、ポップ心理学(自己啓発セミナーとかもここから出てきてるって。基本的にポジティブシンキングをさせようとするもの)というものになるそう。しかし根っこはロジャーズなんかも含んだ人間性心理学から出てきてると思ってたし、まあ兄弟と言ってもいいようなもんかもしれない。

 また「生計をたてるシステム」としては、セッションそのものではなく、

「癒されたと思う人がもっと学びたい、他人を癒したいと思う」時にスクールを開き、そのスクール収入で一部の人は生計を立てると。

 もちろん生計をそれで立てられる人はごく少数で、たいていの人は別の手段で稼ぎつつやっている。

 しかし・・・これって、家元制度もだし、多くの普通の学校だってそういうことかもしれない。

 また最後にヒーリングのイベント(これが沖縄ではたくさんあるそう)で、アンケートをとった時、そのアンケートを見た方から東畑さんは

「まだ沖縄のことがわかっていませんね」

と言われてはります。それは収入欄。

 東畑さんは首都圏で使われたアンケートを参考にして、収入(年収)の最下限を300万円未満にしてはりました。でも沖縄だったら200万円未満、100万円未満も作らないと、と。

 なぜ沖縄に野の医者が多いのか、というのはここにつきるのかもしれないな、と思いました。

 東畑さんもアカデミックポストにつこうとしてはって、「決まった」と思ったら実はそれが決まってなくて無職になった時期があり、その時にうつっぽくなられた、ということを書いてはりますし。(で、その手の話はよく聞きます。九州大学の放火自殺の事件もあったし・・・)

 しかしポップ心理学と、認知行動療法、あるいは最近よく福祉業界で言われるリフレーミング(ネガティブなことも見方によってはポジティブに見える)とどう違うのかな、と思ったら、認知行動療法の解説には

「ここで注意すべきことは,患者の否定的思考(negative thinking)を肯定的・積極的思考(positive thinking)に転換することが重要ではない点です.認知療法は,ある状況をみる視点はいくつも存在すること,その中には患者の否定的思考よりも適応的(adaptive)・現実的(realistic)な視点が存在しうることを,患者が自覚できるように援助します.」

とありますね。


 なお、私自身はカウンセリングの考え方そのものには否定的な思いはありません。



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2019年02月17日

あん ドリアン助川著




 樹木希林さん主演の映画で有名ですが、私は「見たい」と思いながらまだ見てません。

 で、本の方を先に読みました。

 キーワードとしてハンセン氏病(らい病)があるのはわかっていましたが、読み進んでいて結構(いい意味で)裏切られました。

 本当は結核のほうが感染力といい、危険度といいたいへんなのだけど、頬がピンク色になったり「見た目がいい」ので差別感は少なく、文学作品になることも多く(堀辰雄の「風立ちぬ」とか)、ハンセン氏病は手指や顔の形が崩れたりして「見た目が衝撃的」なので必要以上に恐れられ、隔離されたと聞いたことがあります。

 らい予防法が廃止されたのは1996年。
 それまで患者のみなさんは、療養所(収容所?)から外に出ることができなかったわけですね。




posted by kingstone at 17:31| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月30日

サカナとヤクザ 鈴木智彦著




 鈴木智彦さんが、資料を調べ、現場に行って調べてきたこと。

 これを読むと、「日本が水産資源管理をするのは無理じゃね?」と感じてしまうな。

 まずアワビの密漁を探りはる。

 例の「濡れてでアワビ」ってやつの調査。

 そのために、築地市場で4か月働きはる。

 ここ読んでると、豊洲に引っ越した時に「使いにくい」と文句のツィートを流してた人たちが、今の日本とはかけ離れた喫煙感覚を持ってはったのがよくわかる。今、豊洲はどうなってるかな?


「そもそもヤクザは商売ではない。ヤクザのプライドは、額に汗して働かないことである。」

 で、そういう人が「武闘派」になるのだけど、でも

「ヤクザ組織の基盤を支えているのは兼業ヤクザ、つまり正業を持つ人間たちなのだ。」

 そして

「山口組の田岡一雄組長は『正業を持て』と繰り返し組員にハッパをかけた」

 銚子のヤクザ支配。
 大漁→たくさんのお金を持ってる、多人数の漁師→遊ぶところは少ない→賭場→借金できたら漁にでる
 あと、女性と遊ぶ宿?

 この流れを変えようと思ったら、「遊ぶところ、遊び方の多様化」くらいか・・・

 密漁されていた魚種でも、昔は食べるところが少ないとして、毛ガニや花咲ガニは見向きもされなかったのに、ズワイを取り尽くし、今度は毛ガニや花咲くガニが食べられるようになった、ってAが無くなったらB、Bが無くなったらCって感じで食べ尽くすところまでいかないと止まらないのじゃないか、と思えるよなあ。


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2019年01月15日

映画「アリー スター誕生」ブラッドリー・クーパー監督・主演 レディ・ガガ主演





 良かった。

 もちろんファンタジーだけど・・・

 私は時々、めっちゃ甘の恋愛映画を観に行きたくなるのですが、そういうのにピッタリ(?)



ーーー ここからめちゃネタバレ ーーー

 パンフに松任谷正隆さん(由美さんと一緒に行ったとか)が感想を書いてはるのですが、

 最初出会って、駐車場で少し話をし、翌日(というか朝別れてその夜)ライブで一緒に歌い、そこからアリーが大人気になっていくというようなサクセスストーリーは「あり得ない。ファンタジーだ」と思いつつ「しかし感情はリアルだ」とも思った、という言葉につきると思います。

 しかも奥さんが大人気歌集になるという、もう松任谷夫妻そのものじゃないか、という・・・

 また私の興味関心の分野から言うと

・自己実現
・アルコール、ドラッグ依存
・感音性難聴

とかのテーマもある。

 で、すごく短いストーリーに完璧にまとめるため、依存症治療の病院(入所施設)から出てきた後、アリーのマネージャーからプライドをズタズタにされることを言われ、ジャック(クーパー)はスリップして自殺しちゃいます。

 でも、私としては、スリップして、アリーからも見捨てられて、しかし西原理恵子さんちの鴨ちゃんみたいに復活して最後は幸せに暮らしました、というふうになってくれたらな、とは思いました。

 でもそれだとものすごく長くなるだろうなあ・・・

 物語としてはまとまらないだろうな。

 人生は長い・・・

 なお、アリーはウェイトレスをしていて、しかし大きな家に住めてるな(日本で言えば)と思ったら、アリー、アリーの父、その他の(血縁は無いだろう)大人3人と暮らしてました。シェアハウス(というか高齢者用グループホームって感じもある)だな・・・アメリカでは最近そういう例があるのかな。

 この映画は3年かけて作られたそうです。
 で、でめっちゃ「ラヴストーリー」なのだけど、今の目線で見ると、ひとつ間違うと「MeToo 案件」「セクハラ案件」だよな・・・

 ジャックの感音性難聴が進んでいくことがストーリーに大きく関係している。
 医師からは残存能力を生かすために補聴器をつけることを勧められている。
 で、ジャックの兄のボビーが「つけようとしない」とかブツブツ言いながら持って来たのがポケット式補聴器なのだけど・・・

 演奏する立場でそれはないのじゃないか、と思った。
 補聴器には

ポケット式
耳かけ式
耳穴式

 の3種類があるけれど、せめて耳かけ式、また最近のでかい舞台で演奏するバンドミュージシャンは耳穴式の「モニター」をつけてる。
 ジャックは大金持ちなんだから、すごくフィットする補聴器(モニタ兼用)を作って利用できる立場じゃないかな・・・
 まあそういうものに拒否感がある、ということかもしれない。







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