私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2019年12月18日

映画「アルキメデスの大戦」 菅田将暉主演




 湊川のパルシネマ新公園にて

 時間があれば見たかったのですが、午後用事があったのと、一度映画館で観ているので観ずに帰って来ました。
 残念。

 私は三田紀房さんの原作はまだ見てません。



ーーーーーネタバレありーーーーー



 予告編58秒あたりの

 櫂「君はこの戦艦、測りたいと思わないの?」
田中「ええ・・・まったく」
 櫂「変わってるなあ」

というところ、映画館でもウケてました。

 でもほんとね、自分にとっては自分の主観が「まとも」で周囲に違うことを思う人がいると「変わってるなあ」と思うでしょうね。

 「普通」か「変わってる」かは、多数派か少数派かということだと思うのですが。

 そしてお互いがお互いを理解できない。

 私は正規の特別支援教育に関する勉強を、大学や研修施設で受けたことはありません。
(教育工学については国の機関(特総研)で2か月強の時間研修を受けたけれど、基本は自学自習だったな。講師さんでも、私みたいに実際に障害のあるお子さんと実践してる人、ほとんどいなかったし)

 ただ、肢体不自由のお子さんの担当になれば、肢体不自由児のAACについて(動作法もかなりやったけど、こらあかんわ、と思ってやらなくなった)、自閉症のお子さんの担当になれば自閉症について、TEACCHについて、ABAについて、不登校のお子さんの担当になれば不登校について、被虐待のお子さんの担当になれば虐待について、自分で学んで来ました。

 そしてそれが「当たり前」だと思い、それをやらない方は「変わってるなあ」と思ってました。

 しかし、やらない方が「普通」「多数」であるということを、痛みをもって今学んでいる最中です。

 田中泯さんは、いつもながらの怪演で平山忠道造船中将を演じてはりました。

 平山さんはフィクションとのことですが、基本的には平賀譲氏がモデルになっているとのことです。

 また大和ができ、沈没したことを知っていますから、櫂たちは負けたのだろうと思っていたら、映画の中で勝ち、大和建造はお預けになります。で、それが事実でもあるというのを初めて知りました。その計画が後で復活したわけですね。


 なお、数学監修は横浜国立大チームが担当したのですね。

村井基彦
1995年03月 東京大学 工学系研究科 船舶海洋工学 修士課程(博士前期課程) 修了

牛越惠理佳
2010年04月 - 2013年03月 東北大学 理学研究科 数学 博士課程 修了




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2019年12月08日

世界史の極意 佐藤優著




読書メモ

6世紀以降の資本主義(?)

 重商主義(絶対王政)
 自由主義
 帝国主義(独占資本主義)
 国家独占資本主義
 新自由主義

変遷例

16世紀 重金主義
    他国の鉱山を開発。
    スペインのアメリカ中南部征服
17世紀 外国との貿易
    国内産業保護、外国製品に高い関税あるいは輸入禁止
    東インド会社 イギリスの覇権
19世紀半ば イギリス産業革命
    国家の規制が邪魔なので自由貿易を確立する
19世紀末 アメリカが世界一の工業国
    帝国主義の時代
    寡占化、金融が力を持ち、また強いところに再編されていく

(その最後に日本も参加したんだよなあ)

で、著者は現在が新帝国主義の時代だと言う。
以前のように植民地を作ることはコストが高くなりすぎてやらなくなった。
しかし、資本輸出で帝国を作ろうとしている。

(まあ、これは現在中国がアフリカやその他の小さな国に対して行なっているし、アメリカもロシアもやっているだろう。EUも東南アジアの旧植民地に対してやっているとのことだが)

 イギリスの歴史教科書には、自分たちの失敗について考察させる部分がある。
 また自分たちの教科書に対する「こういう批判があるだろう」というのも書いてある。

(なお、15〜16世紀の「囲い込み運動」ってとんでもないことやってたのね。羊を飼うと儲かるってんで、それまで自分の領地に属していた農奴を放り出した、って・・・)

現在の世界の様々な困難(戦争)についての著者の処方箋

1.啓蒙への回帰
人権、生命の尊厳、愛、信頼といった手垢のついた概念に対して、不可能と知りながらも語っていく。
カール・バルトの言う「不可能の可能性」を求める。
2.プレモダンの精神
「見えない世界」へのセンスを磨く

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2019年11月27日

映画「国家が破産する日」 キム・ヘス主演




 元町映画館で観ました。

 10時半上映ってのは私にはめちゃきつかった・・・


 韓国が、1997年12月にデフォルト(破産)しかけてIMFの支援を受けた話。


「実話に基づいて」ってことだけど、確かにニュースや経済事情は実話に基づいています。

 しかし主人公の韓国銀行(中央銀行。日本の日本銀行にあたる)通貨政策チーム長、ハン・シヒョン(キム・ヘス)は、「こんな人がいたら良かったのに」という願望で造形された人物とのこと。

 う〜〜ん、そこにモデルが無いと「実話に基づいて」というのは言えないかな・・・

 韓国の男尊女卑のきつさ、みたいなものも描かれていました。

 主人公は少し前に事態の深刻さに気づき、報告書を上げていたのに、上司の目に止まったのは1週間前。

 IMFに頼れば格差が広がるので、何とか頼らずにすむ方法を模索しますが、結局はIMF派に破れる、という話。

 まあなあ、真っ先に気づいた人って、警告、提案しても、バッシングされるだけだったりする。

 IMFに頼らない派の経済主席が飛ばされ、新しい経済主席になったキム・チャンス役の方は、なんか橋本龍太郎さんに似てた。

 財務局次官パク・デヨン役の方は橋下徹さんに似てた。


 ラストシーンの、20年後に若手官僚から危機を脱する協力をもとめられた時

「私はチームで動く」

ってのは良かったな。


 しかし、IMFからの融資、550億ドルを2001年8月に完済してはる。

 ひょっとして、これはすごいことじゃない?

 なお、アイスランドは2008年にIMFから10億ドル、他の国からも含めると60億ドルの融資を受けることにした。

 でも、

・銀行を救済しない
・医療費は手厚く
・教育に力を入れる

という政策を国民投票に基づいて行い、V字回復を遂げている。




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2019年11月23日

愛を知ったのは処刑に駆り立てられる日々の後だった 舟越美夏著




 著者は紛争真っ只中ではないけれど、「その後」の場に行って取材されてる記者さん、ということでいいのかな?

 取材対象者は

1.チェチェンで洗脳され自爆テロ犯にされそうになったけれど、すんでのところで止めた女性

2.チェチェンで戦い、しかし地元に戻っても日常生活に困難をきたしている元ロシア軍特殊舞台兵士

3.チェチェンゲリラが起こしたベスラン学校人質事件を生き残った人

4.ポルポト軍最高幹部の護衛だった少年兵

5.チベットで抗議の焼身自殺をした女性の家族

6.9.11テロのあと、タリバンが米軍に一掃され女性の権利も一瞬支持されたが、その反動(というかあっという間に戻っただけ)で、女性の権利が男性に抑圧されている中の物言う女性たち(タリバンも復活してきてるし)


7.グアンタナモで、アルカイダの幹部と誤認され、15年間拘禁され、拷問も受けた モハメドゥ・ウルド・スラヒ


 本当に日本は平和だ、と思います(小並感)





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2019年11月08日

映画「たちあがる女」 ハルドラ・ゲイルハルズドッティル主演






ーーー ネタバレ ーーー

 アイスランド・フランス・ウクライナの協力で作られた映画?

 環境問題のために、鉄鋼会社と戦う女性?

 なんか中国資本が入ることに反対、ってのもあったみたいだけど。

 アーチェリーで糸を高圧線の上を飛ばし、端に鉄ロープをつけ、ロープを架線にかけてショートさせたり、最後は爆薬で鉄塔を爆破したり・・・その後、ヘリやドローンから逃げるのがプロ・・・(えっ笑う映画じゃないのか?)

 氷河に隠れたり、氷河から流れる川にもぐったり(めちゃ冷たいはず)。

 ラストで乗ったタクシーの運転手さんが「犯人は、イカレたアーティストだったらしい」と言ってましたが、私だってそう思うな。

 しかし、アイスランドは緯度が高いせいか、高度の低いところでも荒涼とした土地が広がっていますね。

 氷河だって、そんなに標高が高いところとは思えないし。

 そういうところに観光に行ってみたい。


 ところでアイスランドと言えば「キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編」で取り上げられていました。


 金融立国をしていて、2008年のリーマンショックで経済が破綻し、IMFがお金を貸した。
 で、IMFがお金を貸せば「緊縮財政にして増税しろ」と言ってくる。
 どんな方針でやっていったらいいかアイスランドが悩み、国民投票などもやって出した結論は

1.銀行は救わない
2.政府はお金を使わず増税した
3.医療と教育には優先的に支出した
4.消費税を上げた(インフレ率が大きかったから)

 で、医療と教育は政府支出乗数(出したお金がどれだけ増えて戻ってくるか)が3と高い。
 これらの結果、アイスランドの経済は大回復した、とのこと。

 Wikipedia ではあと大きく「クローネ安」になったので、水産物(他の工業製品なんかもだな)が輸出しやすくなり、観光客が増えたということも書いてあった。

 ほんとアイスランド、行ってみたいな。






posted by kingstone at 00:10| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする