私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2019年02月17日

あん ドリアン助川著




 樹木希林さん主演の映画で有名ですが、私は「見たい」と思いながらまだ見てません。

 で、本の方を先に読みました。

 キーワードとしてハンセン氏病(らい病)があるのはわかっていましたが、読み進んでいて結構(いい意味で)裏切られました。

 本当は結核のほうが感染力といい、危険度といいたいへんなのだけど、頬がピンク色になったり「見た目がいい」ので差別感は少なく、文学作品になることも多く(堀辰雄の「風立ちぬ」とか)、ハンセン氏病は手指や顔の形が崩れたりして「見た目が衝撃的」なので必要以上に恐れられ、隔離されたと聞いたことがあります。

 らい予防法が廃止されたのは1996年。
 それまで患者のみなさんは、療養所(収容所?)から外に出ることができなかったわけですね。




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2019年01月30日

サカナとヤクザ 鈴木智彦著




 鈴木智彦さんが、資料を調べ、現場に行って調べてきたこと。

 これを読むと、「日本が水産資源管理をするのは無理じゃね?」と感じてしまうな。

 まずアワビの密漁を探りはる。

 例の「濡れてでアワビ」ってやつの調査。

 そのために、築地市場で4か月働きはる。

 ここ読んでると、豊洲に引っ越した時に「使いにくい」と文句のツィートを流してた人たちが、今の日本とはかけ離れた喫煙感覚を持ってはったのがよくわかる。今、豊洲はどうなってるかな?


「そもそもヤクザは商売ではない。ヤクザのプライドは、額に汗して働かないことである。」

 で、そういう人が「武闘派」になるのだけど、でも

「ヤクザ組織の基盤を支えているのは兼業ヤクザ、つまり正業を持つ人間たちなのだ。」

 そして

「山口組の田岡一雄組長は『正業を持て』と繰り返し組員にハッパをかけた」

 銚子のヤクザ支配。
 大漁→たくさんのお金を持ってる、多人数の漁師→遊ぶところは少ない→賭場→借金できたら漁にでる
 あと、女性と遊ぶ宿?

 この流れを変えようと思ったら、「遊ぶところ、遊び方の多様化」くらいか・・・

 密漁されていた魚種でも、昔は食べるところが少ないとして、毛ガニや花咲ガニは見向きもされなかったのに、ズワイを取り尽くし、今度は毛ガニや花咲くガニが食べられるようになった、ってAが無くなったらB、Bが無くなったらCって感じで食べ尽くすところまでいかないと止まらないのじゃないか、と思えるよなあ。


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2019年01月15日

映画「アリー スター誕生」ブラッドリー・クーパー監督・主演 レディ・ガガ主演





 良かった。

 もちろんファンタジーだけど・・・

 私は時々、めっちゃ甘の恋愛映画を観に行きたくなるのですが、そういうのにピッタリ(?)



ーーー ここからめちゃネタバレ ーーー

 パンフに松任谷正隆さん(由美さんと一緒に行ったとか)が感想を書いてはるのですが、

 最初出会って、駐車場で少し話をし、翌日(というか朝別れてその夜)ライブで一緒に歌い、そこからアリーが大人気になっていくというようなサクセスストーリーは「あり得ない。ファンタジーだ」と思いつつ「しかし感情はリアルだ」とも思った、という言葉につきると思います。

 しかも奥さんが大人気歌集になるという、もう松任谷夫妻そのものじゃないか、という・・・

 また私の興味関心の分野から言うと

・自己実現
・アルコール、ドラッグ依存
・感音性難聴

とかのテーマもある。

 で、すごく短いストーリーに完璧にまとめるため、依存症治療の病院(入所施設)から出てきた後、アリーのマネージャーからプライドをズタズタにされることを言われ、ジャック(クーパー)はスリップして自殺しちゃいます。

 でも、私としては、スリップして、アリーからも見捨てられて、しかし西原理恵子さんちの鴨ちゃんみたいに復活して最後は幸せに暮らしました、というふうになってくれたらな、とは思いました。

 でもそれだとものすごく長くなるだろうなあ・・・

 物語としてはまとまらないだろうな。

 人生は長い・・・

 なお、アリーはウェイトレスをしていて、しかし大きな家に住めてるな(日本で言えば)と思ったら、アリー、アリーの父、その他の(血縁は無いだろう)大人3人と暮らしてました。シェアハウス(というか高齢者用グループホームって感じもある)だな・・・アメリカでは最近そういう例があるのかな。

 この映画は3年かけて作られたそうです。
 で、でめっちゃ「ラヴストーリー」なのだけど、今の目線で見ると、ひとつ間違うと「MeToo 案件」「セクハラ案件」だよな・・・

 ジャックの感音性難聴が進んでいくことがストーリーに大きく関係している。
 医師からは残存能力を生かすために補聴器をつけることを勧められている。
 で、ジャックの兄のボビーが「つけようとしない」とかブツブツ言いながら持って来たのがポケット式補聴器なのだけど・・・

 演奏する立場でそれはないのじゃないか、と思った。
 補聴器には

ポケット式
耳かけ式
耳穴式

 の3種類があるけれど、せめて耳かけ式、また最近のでかい舞台で演奏するバンドミュージシャンは耳穴式の「モニター」をつけてる。
 ジャックは大金持ちなんだから、すごくフィットする補聴器(モニタ兼用)を作って利用できる立場じゃないかな・・・
 まあそういうものに拒否感がある、ということかもしれない。







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2018年12月17日

はぐれ者、一匹狼、・・・の和訳



 昨日の「シンゴジラ」の放送である方が「これを英訳」とつぶやかれていたので、Google 翻訳にかけた結果がこちらです。

 だいたい、合ってそう。

はぐれ者 Strangers
一匹狼  A lone wolf
変わり者 Oddball
オタク  Geek
問題児  Problematic child
鼻つまみ者 Nose snatch
厄介者  A nuisance
学会の異端児 The heresy of the Association

 鼻つまみ者がちょっと違うかな?


posted by kingstone at 22:22| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

生きづらい明治社会 松沢裕作著


生きづらい明治社会 松沢裕作著

大隈重信
(第4代大蔵1873年10月25日 - 1880年2月28日)
インフレ政策をとった

1876 士族の反乱始まる(薩長政府をあわよくば転覆させうる、と考えていた)
1877 西南戦争。戦費が膨大に必要に(この前後士族の反乱がたくさん)
    政府は人気を取る必要があり、地租を3%から2.5%へ。
1881 明治14年の政変で大隈は政府を追われる

    生糸はそれまで価格が上がり続け、それが続くと考えた農家は設備投資。

松方正義
(第6代大蔵卿1881年10月21日 - 1885年12月22日)
デフレ政策をとった

 しかしデフレで価格が下がり、つぶれる農家続出。ここで地主と小作、そして都市へ流出する農民と別れる。

 江戸時代は村請制度があり、流出は防がれていた。また一時的な借金は繰り延べられることが多かったが、明治の地租改正により「村」が税を払うのではなく「個別の農家」が払う形に変わっていた。

 農家の昔からの考え方と、「お上」(江戸幕府や藩から明治政府へ)の考え方にずれがあった。

1883〜1885 負債農民騒擾(ふさいのうみんそうじょう。(そうゆう、と読むのかと思っていた)例、秩父困民党事件

 どういう点が大隈重信のインフレ政策はまずかったのだろう?
 現在、「反緊縮」の声も大きくなってきているのだが。

1894 日清戦争勃発
1895 日清戦争勝利

    勝利し、賠償金を得たが、余計に軍費調達の必要に迫られる。
    というか強兵政策に完全に向かう。

1899 地租が2.5%から3.3%へ(賠償金では足らなくなる)
1904 日露戦争勃発
1905.5ポーツマス条約(日露戦争終結。民衆は「勝った!」と思っていた。
1905.9日比谷焼き打ち事件(都市民衆騒擾)

    この時は、集会主催者は騒擾を起こす気は無かった。
    しかしこの後は集会を主催する者は騒擾を期待するようになっていった。


1918 米騒動(戦前最後の都市民衆騒擾?)


    都市民衆騒擾をしていた者たちは都市下層の若い男性。
    社会規範とされていた「戸主としての男」の役割(通俗道徳)を担えなかった鬱憤?
    
都市民衆騒擾で倒れた内閣。
1913 桂太郎内閣
1914 山本権兵衛内閣
1918 寺内正毅内閣

posted by kingstone at 23:29| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする