末井さんが主人公になった映画が「素敵なダイナマイトスキャンダル」
もう一般公開は終わっているんですね。
「二人のホームレス」という章に、田中さん、という浅草でホームレスをされていた方が出てきます。
この方、パドックを見ればどの馬が来るかわかる、と豪語する方。
で、まゆにつばつけながら一緒に競馬に行くと、全体としてはわずかながらプラス。
そしてその後何回も競馬に行き、ずっと額の多少はあってもプラス。
で、自慢したくなって周囲の人に言ってしまい、その方たちと一緒に行くようになると当たらなくなってしまったとか。
なんかいろいろなことを考えさせられるエピソードです。
あと「お金で自殺する必要は無い」という話。
もともと末井さんのことは西原理恵子さんの漫画で知っていましたが、昔からギャンブルをされてる人だと思ってました。
でもギャンブルをする人を嫌っておられたとか。
しかし、編集していた雑誌が廃刊になり、一緒に働いていた人たちに幾ばくかでも渡したい、という思いの中で先物取引に手を出し、ずぶずぶギャンブルにはまっていかれたのだとか。
またバブルの時代に土地に手を出したと。
で、最高3億円の借金があったけれど、結局いろいろチャラにしてもらえて、月5万円の返済でよくなったとか。(まあでも月5万円の返済でも、私だと厳しいですけど)
青木雄二さんも、「金は無い」と言ったらしまいや、というようなことは書かれてたな。