私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2017年04月15日

福祉サービスとコミュニティ作りについて雑然と



 Togetterで


をまとめました。


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2017年04月04日

2017年04月02日

地域再生プロデュース 蓮見孝




地域再生プロデュース 蓮見孝

参画型デザイニング
   つまりは地域のいろんな人が参加し、その意見が反映される、ってことかな。

外から来た人の視点の重要性 例えば勧進僧

   ただし・・・勧進僧はまた迷惑がられることも多かっただろうな。
   東大寺再建時の重源みたいな人もいたけど。

人が実際に作っているところを見る

 そう言えば、麺を手打ちしている様子を客に見せている店は面白かった。
 また、昔は確かに鍛冶屋さん、畳屋さん、ガラス屋さんなど、店で作業をしている風景が見られ、子どもたちはそれを見て育ったところはある。今は、「物を並べて売っているだけ」のところが多く、それだと大型店舗やAmazonに負けてしまうことになるだろうな。
 実際のパフォーマンスで人を呼ぶことができないか。



 蓮見さんの「この町内に縁のある人はいませんか?たとえば愛媛の松山は"坊ちゃん"でイメージづくりをしているし」という問いかけに
「う〜ん有名人か、いないんだよね。強いていうと、横山大観くらいかなあ・・・」と答えはったそう。蓮見さんはのけぞったと言うけど、ほんま、めちゃすごいよね・・・

 そういう意味では私の近辺も古くからの、物語や人にはことかかないはずだな・・・
 源氏物語の「須磨・明石」や、「一ノ谷の合戦」の舞台や、「平清盛の大輪田の泊」や・・・しかし大河ドラマで「平清盛」をやった時、地元は何とか盛り上げようとしたけど、いまひとつだった。視聴率もめちゃ低かったしなあ・・・

日本大正村(岐阜県恵那市)
   大正時代に発展し、しかし時代に取り残された町を
   カメラマン沢田政春が気に入り、「大正村構想」を
   提案したことに始まる。
   そして大正生まれのお年寄りが観光ボランティアとして
   動きだし、少しずつ発展していった。
   (この少しずつ、身の丈に合わせて、というのが大事みたい)

大マグロの貯金箱(宮城県気仙沼市)
   商工会議所青年部の人たちが作った。
   ひょっとして津波で流されてしまっていないか、
   と思って検索をかけてみたら、まだ残ってるみたい
   です。2012年の記事が残っていますから。


南会津GSC(福島県南会津市)
   ここはホームページが「Not Found」になってます。
   中に出てくる「はりゅうウッド村」に関係する
   「はりゅうウッドスタジオ」は営業していますね。

北海道江差町
   「江差地域大学」正覚院というお寺が始めた生涯学習の場。
   しかし、ネットでも古い記録しかないですね。
   行政も巻き込んだ「歴史のまちづくりプロジェクト」はこちらの動画に結実しているのかも。
   【観光PR動画】北海道江差町【総集編】



秋田県北秋田市鷹巣町
   1991年に市長になった岩川徹氏が精力的に住民の
   声を聞き、福祉の町づくりに邁進した。
   つまり「住民参画型デザイニング」ということに
   なるのだろう。
   しかし、市長の暴走、一部市民の利益と考えられ、
   2003年の選挙で落選。
   事業は縮小を余儀なくされた。
   ・・・こういうのはあるだろうな・・・
   しかし3期12年、やりはったんや。
   なお、現在、秋田市になっている。

三重県
   三重県防災課の職員だった平野昌氏は、
   防災ボランティアとの協同の中で住民の
   ポテンシャルに気づく。
   そして「三重歴史街道フェスタ」の担当に
   なった時、人手不足を解消するためにボランティアを募った。
   参加ルール「参加は全て自前で」
   しかし謝金に匹敵して余りあるような納得感、すなわち
   「参加してよかった」と心から喜んでもらえるよう
   運営システムを工夫した。

 これやなあ。
 私も、ボランティアさんの協力を求める時は、この点にすごく力を注いだ。

 なお、三重県ではこの時のボランティアさんたちが「ハローボランティア・ネットワークみえ」を起ち上げた。
このFacebookのページは今年の3月1日に更新されてるのかな。


ワークショップの進め方例

1.自己紹介 A4の紙に書いて・描いて、貼り出す。
      なるほど、いきなりしゃべるのがハードル高い人もいるし、まとまらない人もいるし。

2.同時発想 「地域のイメージを表現する色は?」でひとりひとりに選んでもらう。
      そこに思い思いのアイデアを書いてもらう

3.同時評価  自分が良いと思うカードにマークを貼る。(句会みたい)

4.ディスカッション


コントラスティブ発想法
   「常識」の発見。
   次に対極的な「非常識」を考える。
   例えば
   「発展しないから衰退はどうしようもない」←→「温故知新・あるがまま」



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2017年04月01日

地方創生の罠 山田順著




 書かれている、「自治体の猫も杓子もゆるキャラ」への批判など、「そうやなあ」と思うところもあるのだけれど、じゃあ私はどうすればいいのだろう、と思って読み進めていっても、それは見えてこないなあ。

 これがぐっちーさんの地方創生批判とかだと、ぐっちーさんがどうしたとかいうのが出てくるから、「そうか。そういうふうに考えてやっていけばいいのか」と思える部分があるのだけれど。

 まあ、何か、「私は私の目の前のことをやっていこう」と思えたのは良かったのかな。

 そうそう、「ばらまき」はその地方を弱くする、「元が税金なのに無責任な使い方になる」というのは繰り返し出てくる。

 考えてみると私も「計画相談」では「税金で仕事をさせてもらう」「税金が利用者さんに使ってもらえるようにする」「自治体が適性な税金の使い方ができるようにする」というような仕事をしている。ほんとその利用者さんが、そして家族が、地域が、強くなれる(弱いままで普通に暮らせる、というのは「強くする」ことだと思う)ように考えないとな、というのは思えた。


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2017年03月27日

"町内会"は義務ですか 紙屋高雪著




"町内会"は義務ですか 紙屋高雪著


 最近、地域の「町内会みたいなもの」デビューをしました。
 なんか社会福祉協議会の支援を受けて困りごとを解決しようみたいなことを始められてて。場合によったら「朝のゴミ出し」のお手伝いくらいだったらできるかな、と、その前段階の勉強会には出席させてもらいました。

 あと、地域の人たちのそれこそ「居場所」的なところとしてカフェも曜日限定で始めてはったのですが、土曜日も仕事があるので行けていませんでした。しかし現在の職場を退職することになり、少し時間に余裕ができたので、初めて行ってみました。

 ごく普通の(ドトールやマクドナルドとかじゃなく)喫茶店の価格でした。少し高めかなとも思ったけれど、まあコミュニティ維持費用かなと、一週間に一度くらいは行ってみようと思いました。

 私の場合は、まあ隅っこのほうでちょこっと何かができたらいいかな、くらいで思っていますが・・・

 紙屋さんの場合は、それまで頑張って町内会長をやってこられた方が突然亡くなり、「会長を引き受けてくれないか。私達も協力するし」と話をもって来られて引き受けはります。


 実は、私は大学時代に学生自治会の役員をやっていました。学生自治会というのは、まあ、中学校や高校にある生徒会のようなものだとまずは考えてもらっていいでしょう。その全国団体の役員もしていたこともあります。浜田さんも鶴島さんも、私のそういう経歴を知っていました。だから、この男なら、御輿の上にかつがれてもいい、と言いだすのではないかという目算があったのだと思います。

 いや・・・大学の自治会は中学や高校の生徒会とはだいぶ違うと思うぞ・・・
 Wikipediaに紙屋さんの経歴がありました。


 またこんなブログをやってはります。


 しかし、この協力すると言っておられた方達、ご家庭の事情でほどなく転居・・・
 たいへんやあ。


 なお、「町内会」と「自治会」は同じものと思って構わないんだって。
 その他の名前としては「区」「町会」「部落会」「区会」とかがあるって。




いろんな自治会でやっていることの例

   ○夏祭りなどの地域のお祭り
   ○回覧板による住民への広報活動
   ○防犯灯の設置と維持管理
   ○清掃活動・リサイクル活動
   ○中にはビジネスに取り組むところも
   ○高齢者の見守り 住民の相談、生活支援
     なお、紙屋さんも24時間電話OKにしてみたが、
     かかってきたのは2か月に1本程度だったとのこと

 なお、紙屋さんは文を書いたり広報文書を作ったりはめちゃ得意だからそこの分野で頑張っただけで、「どうだ、こんなすごい活動をしたぞ」というようなことは無い、と書いてはりますが、後を読めば、なかなかできないことをやってはる。

 なお、地元の外国語学校が、中国人留学生の寮としてUR団地の空き部屋を借り上げるという計画が団地に持ち込まれた時にURと団地住民の間にたってやったこと。
 大量の通学用自転車が持ち込まれて駐輪場がパンクするのではないか、という心配に対して。

   ・学校は学生にシールを渡す。(どれが外国人学校関連の自転車かわかる)
   ・団地の人たちがそれまでにあった放置自転車を撤去。
   ・それでも場所が足りない場合はURに駐車場増設をお願い。

 結果 日本人もびっくりするくらいマナーの良い駐輪が実現した。
    (ってか、それまで日本人もええかげんだったに違いない)

 よく、
「外人はゴミ出しマナーがなってない」
「外人は駐輪マナーがなってない」
とか文句を言ってはるのを聞いたり見たりすることも多いけれど、それ以前の努力を地域の人がしていない点も多々あるやろな。
 漫画「テルマエ・ロマエ」でロシア人の入浴マナーが悪かったのは、わかるように伝えていなかったからで、視覚的にわかるように伝えたら、マナーが良くなった、ってストーリーがあったけど。


 しかし紙屋さん、「校区」の会議は忙しくて出られない、と宣言してはりました。
 どんな方が参加しているかと言うと・・・

   ・町内会長 たくさん
   ・防犯委員会
   ・防災委員会
   ・交通安全委員会
   ・衛生委員会
   ・環境委員会
   ・男女共同参画委員会(旧婦人会)
   ・青少年健全育成委員会
   ・体育協会
   ・社会福祉協議会
   ・老人クラブ
     などの団体の代表者

 なお、「校区」の会議に欠席し続けていると、「校区」の規約に「欠席はまかりならぬ」みたいな文言が加えられ、ついにはある時出席したら「吊し上げ」されてしまいはります。

 「吊し上げ」?「査問」?「総括」?

 いやはや・・・

 もちろん「校区」の会長さんは一生懸命なのでしょうが・・・

 ところで、大山さんや石田さんはなぜこんな「暴挙」に出たのでしょうか。
 実は、私以外にもこのようなつるしあげにあった町内会長は何人も出ました。
 やはり私と同様に、出席率・動員率が悪いということで、居残りさせられ、集団で罵倒を浴びせられたのです。一人の町内会長は、心を入れ替えることを誓わされました。
 別の町内会長は、休会して校区と無関係に行事をやっていることをなじられて、やはりつるしあげられました。この人は、町内会長をやめて、別の町内会長に交代しました。
 他にも数例ありましたが、手法はすべて同じだったようです。
 会議で突然追及され、居残りさせられ、つるしあげられるという手法です。
 中国の「文化人革命」時代に、ある日突然悪者にしたてあげられてしまう指導者の話を思い出しました。
 大山さんをはじめとする校区自治協の役員のみなさんは、行政が求める補助金の要綱(行政が定める8つの事業をきちんとやり、校区内の8割の町内を組織できれば補助金を受け取れる。第1章参照)どおりの模範的な活動をきっちりそろえようとしています。それを補助金目当てだとか私物化したいのだと悪口を言う人もいるのですが、私は必ず
しもそうは思いませんでした。
 もともと大山さんは、それ以前の自治協の悪いところをただすという姿勢ででてきた会長で、新しい機軸を次々とうちだしていた自治協会員でした。最初に校区の自治協を脱退していった町内会は、「旧弊」扱いされたようで面白くなく、そのあつれきのなかで抜けていきました。
 いわば改革者として登場したのが大山さんでした。なので、嫌がる人も多いのですが、逆にファンもいるのです。
 しかし、行政が求める「町内会・校区像」に強く縛られ、それを無理矢理にでも実現しようとして、規約や威嚇まで使うようになってしまったのでしょう。ふと、ロシア革命がその後、スターリン体制の恐怖政治になってしまったことが思い起こされました。
 大山さんは「行政の下請け」であることを極端にまで推し進め、いっさいのボトムアップを否定してしまった存在だということができます。その中でおきた悲劇ではないかと、私は今では考えています。
 つるしあげをうけて、日付も変わりかけた夜道を、私は自転車をこぎながら、「もう自治会長をやめよう」と心に決めていました。ここまでの負担を背負ってやるものではないと思ったからです。

 これは町内会が「住民の親睦を深める」「住民の困りごとを行政などに伝える」という役割と、「行政の下請け」の役割の二面があり、その後者の面だけをやろうとした悲劇かな。

 なお、紙屋さんはこの本の中でも「私はコミュニスト」と定義しておられます。
 そして、当然のことながらコミュニストとコミュニティは語源は同じですね。

 で、紙屋さんは会議を開いて会長をやめようとしますが、後を引き継ぐ人が誰も出ません。そこで町内会を解散することにしようとしますが、参加者のお一人が「祭りだけでもできるような会を作りませんか」と提案され、現在の町内会は休止して、新しい会を作られます。その会は

   ・加入の強制なし
   ・加入者もできる時にできることだけすればいい
      合い言葉
     「『今回は遠慮させてもらいます』
      『当分は忙しいです』を気軽に言える自治会に」
   ・町内会費なし(それまでの町内会費には手をつけない)
   ・全員まったくのボランティア
     (好きでやっているのだから、
      やっていない人に文句は言う必要ない)
   ・もし「いやもっときちんとした町内会にしよう」という
    人が出てくれば、休止した町内会の会費を引きついで
    やって下さってよし。(「言い出しっぺ」の原則ですね)

 なお、町内会・自治会は「強制加入では無い」という最高裁判例が出てるそうです。

 また町内会・自治会や「絆」が息苦しいものになるのは、「負の社会関係資本」と言える。社会関係資本というのはいいものばかりではない。その典型例は戦時中の町内会かも。

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