私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2019年05月23日

子どもが増えた!明石市人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)




帯に大きく書かれているのが

"暴言市長"のもう一つの顔

明石市長の泉房穂さんは、先日の暴言騒動、辞職、再選、その後の無投票再選と話題になりました。

 二見のご出身なんや。
 泉さんはこの本の中で「祖父は地元(ってことは二見だな)一のタコ漁師だった。ということは日本一だった」と書いてはりますね。


 これは炎上したおかげでかえって有名になった。
 結果的には炎上商法になってますね。
 東播磨ちゃんも出演機会が多くなったんじゃないかな。
 この時の私の感想は、「別にええんやない?で、ほんまに成人式やめたらいいのに」でした。七五三だって自治体はしないよね。成人式を自治体がする必要はさらさらないのじゃないかと思ってしまうのだけど。
 これは、まあ・・・あかんやろな。
 
 でね、私自身が、時によっては怒りのあまり怒鳴ることもあるし、思ってることを言っちゃうタイプでもあるし、たぶん似たような性格・傾向の方なんだろうな、と思ってます。

 なお、P129

泉「私は子どもの頃から先生や周囲の人たちにかなりの変わり者だと思われてきたので、排除すると言われたら、たぶん自分が最初に排除されるような気がするのです」

P130

「精神障害者の地域移行を早くしないと、私、市長が終わったらぶち込まれるんじゃないかと、結構真面目に思ったりするんです」

と言ってはります。

 この本は湯浅誠さんがコーディネートされ、たくさんの人との鼎談とかからできています。市民の方で地元でいろいろな活動をされてる方との対話も入っています。なかには民生委員さんの「仕事が増えた」という苦言もあったりします。

 で、脱稿直後に「火ぃつけてこい」発言が報道され、まえがきの中で湯浅さんは出版するかどうかを迷った、っと書かれています。そうやろなあ・・・

 でも、この本、いろいろな意味ですごく勉強になるような気がします。

 出版されて良かった・・・

話し合った人は

茂谷浩介さん

村木厚子さん


清原慶子さん

北川正恭さん

さかなクン


明石市は0〜4歳人口が増えている

(つまり子育て世代がやってきている。確かに私は近所に住んでいるけれど、「子育てには明石市という噂はよく出てくる)

ただし、ニュータウンやタワーマンションで爆発的に増えた場合は、30年後とかに一気に少子高齢化が進む。しかし、明石市はそういう形でなくいろいろ地域にばらまかれているのが強い。

あきらめた施策

・企業誘致(広い土地が無い。住居費としては安いが工場としては中途半端に高い)

またもともと大学は小さいのがひとつだけ。しかも1学部のみ。
兵庫県立大学(明石キャンパス:看護学部・大学院看護学研究科)

私、ここにボランティアのお願いに行ったことがあるけれど、「みんな忙しいから無理ですねえ」と言われた。
周辺には神戸市西区にある神戸学院大学などあるんだけどね。

やってる施策。

・小学校1年生30人学級。
・保育無償化
  (ただし、泉市長自身は自治体でやるものではなく、国がやるべき、そして質も担保して、また保育士の待遇改善が必要と考えている)
・中学生までの医療費無償化
  所得制限をかけていない。すると予算は桁がひとつちがってくる。
  しかしこうすると納税者からの「もっと減らせ」という文句は出てきにくくなる。
・バリアフリーのまちづくり
  店にスロープをつけると助成が出る
  店に聴覚障害者用のボードを置くと助成が出る
  (そうか、スロープはベビーカーにも便利や)
・各小学校区全部に「みんな食堂(こども食堂の拡大版)」
・犯罪被害者支援
・犯罪加害者支援
・離婚時の子どもへの支援
・(これは本には書かれてなかったかも)離婚時の養育費の確保

2016.4.1 291人
2017.4.1 544人
2018.4.1 571人

えらいこっちゃな・・・

なお、現在、待機児童解消にがんばってるのだけど、それがうまく行きだすと、噂をききつけて移住してこられる方がいて、またも待機児童が増える、ということになるそう。

比較として神戸市の待機児童数

2017.4.1  93人
2018.4.1 332人

 う〜〜ん、統計の条件が違ったりしないのかな。
 で、引っ越してくる人が増えると、地価が上がるわけね。
 下の記事に人口の増減と地価がわかる地図が出てきます。

この中から明石周辺を取り出してみます。
NHKさん、まずかったら連絡下さい。
即消しますので。
メールアドレスは ksgoudou@gmail.com です。

※クリックすると大きくなります。
スクリーンショット 2019-05-23 22.32.46.png

スクリーンショット 2019-05-23 22.37.37.png

明石市は人口増、全体で地価がアップ。
で、不動産屋さんが喜んではるとか。
いろいろな事業にも波及するわな。

なお、藤山さんによると2014年に発表された下のレポート(増田レポートと呼ばれているそう)で「もう消える」みたいに言われていた所が、頑張って人口増に変わった例は多いとか。
 で、この増田さん、現在も「有識者会議の座長」をしてはります。


2019.5.25発売のAERAの「ぐっちーさんのここだけの話」の中でぐっちーさんは、
「この責任を取らないことが日本がまずくなっていく諸悪の根源」
みたいなことを書いてはります。

そうかも・・・

例えば、私がいた頃の特別支援学校の状態を見て、管理職や指導主事や研修担当者や自立活動担当者、最近では支援部の担当者が責任をもって仕事に取り組んでいたらどれだけ変わったろうか。

ってか、まじな話、「何がうまくいったことか」「何がまずくなったことか」がそもそもおわかりでない、ということが問題なのかもしれない・・・


 また地元の人が、東日本大震災時の東京のコンビニやスーパーの様子を見て、自分の地元もいいところがあると思ったということもあるそう。
 で、藤本さんは具体的に「1%戦略」を唱えてはって、年間で定住人口の1%の人が増えるだけで、衰退せずにすむと数字をあげて主張してはる。
 もちろんそのためには、できるだけ「地元にお金を落とす」戦略が必要になるし、地方では1人の人へのフルタイムの仕事は無いことも多いので、0.2の仕事を5つするとか、そういう工夫も必要になる。

2010年度決算 391億4795万円
2012年度決算 395億3041万円
2014年度決算 406億 340万円(消費税8%に)
2015年度決算 404億7027万円
2016年度決算 416億 262万円
2017年度決算 414億1155万円

上下しながら全体としては右肩上がりですね。


あっ、「財務書類」には税収項目があった
この項目でいいのか?
よくわからない。
税収等 

2016年度  3880億円
2017年度  4319億円

人口は5倍で税収は10倍?
なんか間違ってるよな。
ひょっとすると企業からの税が大きい?
どこを見ればいいんだろう・・・

なお北川さんは三重県知事になったとき、財政課をなくしはったそう。
そして部長会議で「さあ予算を取り合って下さい」とやられたそう。
なるほど・・・おうかがいして、切られて、復活して頂いて、とかじゃないわけ。

これ、今、財務省が国を滅ぼすのでは、とか言われている点に参考になるかも。

ただし、北川さんが2期8年間で知事を辞めると、またすぐ復活しはったそうですが・・・

で、泉さんは方向性を守るために条例作りに力を入れてはるそう。


なお、明石市はお子さんの居場所での学習支援にも力を入れたいと思ってはって、大学生のボランティアに参加して欲しい、という話が書いてはるのですが、まあ神戸学院大学は近いとして、
「兵庫教育大は車で20分なので」
みたいに書いてたと思うのです。
今、探して見つからないのですが。

それ、無理っす。

Google Map で経路を見ると、明石駅から 36.6km ありますから。


しかし、泉さんの弟さんは障害があり、特別支援学校(当時だから養護学校だな)に進むように言われたのだけど、親御さんが頼み込んで、「行き帰りは家族で」「何が起こっても文句は言わない」という条件で地域の学校に進んだそう。で、泉さんが2人分の教科書をかついで学校に通ったそう。

その体験は今の施策にも大きく影響してるんだろうな。


この本が書かれた段階では、泉さんは毎晩エゴサーチをされてるとか。
さて、この記事は目にしはるかな?
posted by kingstone at 22:57| Comment(0) | コミュニティ作りなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

しょぼい喫茶店の本 池田達也著





 これ、「しょぼい起業で生きていく」 で読んでいたことと少しいきさつが違ってた感があります。


 急に Twietter で「100万円出資して」とツイートし、それを えらいてんちょう さんが見つけ、木村カイリュー氏につないだのかと思っていたけれど、そうじゃなく えもいてんちょう(池田達也)さん がそれなりに計画してツイートしていたこともわかります。

 また開店した後、そのままうまくいくようになったのかと思っていたら、ゴールデンウィーク後、すごくやばい事態になったこと。
(もうこのあたり、私は怖くてまともに読めなかった。本当にチキンハートです)

 そこからまた試行錯誤のすえ、回復していき、そして

「このコミュニティの責任者として空間を管理し、守り続けることが僕とおりんさんの仕事なんだと思った」

という心境に至られたことが書かれています。


 また最初の部分で、高校のクラブの罵詈雑言による指導を受けて、どれだけ傷つかれていたか(しかし、それでも頑張ろうとされていた)も書かれています。

 いろいろと読む価値のある本だと思います。




posted by kingstone at 23:37| Comment(0) | コミュニティ作りなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月26日

おいしいデ 梅原真著




おいしいデ 梅原真著

 梅原真さんは、町起こしというか、村起こしというか、それをデザインを通じて、しかし総合的にやっている方として有名です。

 梅原さんの鰹のタタキの名コピー

「漁師が釣って、漁師が焼いた」

が生まれたきっかけの明神丸の明神宏幸さんは1995年の株主総会で解雇されたそう。

 梅原さんは引き続き協力を頼まれたけど、けじめとしてそこで退かれた。

 それまでデザイン料を貰ってなかったって!

 まあ退く時に2年分割、600万頂いたそうですが。


 で、梅原さんは特に高知の、そして全国でのいくつかのデザインをやっていくわけですが「ナチュラル系はお金は無いことが前提」として協力されるわけですが、

「誤解のないように言っておくと、ポクは本体がちゃんと儲けるシゴトをしている。ポクのカラダの中には、たくさん引き出しがあって、そのなかに「ボランティア引き出し」というのが5つぐらいある。6つは受けない。その引き出しに入る人たちは、お金は無いけれど、ちいさく見えても、何かに挑んでいる人たちだ。だからタダでも応援したいという気持ちが強い。
 そのボランティア引き出しが、近頃おかしなことになっている。無料でやってくれそうだと、いろんなヒトがやってくる。いいことしているからやってくれませんか的なシゴトがよく来る。延々と無料でやることを求め続けられることに、疑問を感じるようになった。絶対絶命であっても補助金やタダでやったものは、どうもうまくいかない。どこかでお互いの心の中に隙ができるのではないか、と思う。」


 最初から甘えてはいけないし、補助金に「頼って」はいけない、ということやな。
 厳しくやった上で補助金を貰えるのはいいだろうけど。

 で、上の文にもあるけれど「絶対絶命」(絶体絶命が正しいらしいけど)であるところ、そして相手が面白い人であるところを優先してるみたい。

 で、基本的に食品のデザイン(プロデュースと言ったほうがいいかも)する時、ケミカルフリー、無添加などを信条としておられるよう。


 しかし・・・

 四万十はもともと紅茶を作っていたのだけど、貿易自由化で壊滅。でもそれを復活させ、「四万十レッド」として売り出したら人気に。でも保存料を入れていないので、日持ちがしにくい。それを大手コンビニのバイヤーさんが、「保存料を入れてくれたら扱えるのだけど・・・」と提案して下さった時、

「いままで四万十ドラマ発足当時から、添加物は使用しないようにと言い続けて来た。ポクは黙って下を向いて3分間考えた。
 「入れよう!」
 東京向けに流通させるなら、それでもいいじやないか。でも、オレたちは添加物の入っていないものを飲もうやと、笑い話でその場は終わった。」

 わはは、このこだわらなさ、はいいなあ、と思いました。


「成功する人はカラダの動きがよいこと、チョット変なヒトであること。ボクの経験からハッキリしていることであるが、この人はピッタリこの条件にはまっている。」

 おお、たぶんこの条件に私ははまってるぞ。
 でも「成功する人はチョット変な人」だからと言って「チョット変な人だから成功する」とは限らないけどね・・・


 この本に出てきたいろいろな会社など。


   ・しまんと地栗

   ・いりこ

   ・あじ豚

   ・きびなごフィレ

   ・地栗モンブラン

   ・鰹のタタキ

   ・マッシュルーム

   ・煎り酒(醤油以前に作られていた調味料)

   ・卵(放し飼い、有精卵)

   ・アイスクリーム(本ではアイスクリンだったのだけど、乳脂肪分が増えたのかな?)

   ・くまなっと(納豆)
   
高知県立山田高等学校(高知県)
   ・山田まん


   ・しまんと紅茶




   ・土佐日記
   ・龍馬が行く
   ・(山田まんも製造は青柳)

   ・岩ガキ

   ・干もの

   ・ところてん

   ・桃


   ・摘み草ブレンディーティー
   ・によどヒノキウォーター

   ・生活ロール

   ・てぬきうどん





posted by kingstone at 23:44| Comment(0) | コミュニティ作りなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月30日

多聞台サイエンスカフェ第4回「神戸の大地の成り立ちと生い立ち」



【非公式】

6月30日(土)10時30分〜12時に

多聞台サイエンスカフェ第4回

「神戸の大地の成り立ちと生い立ち」

〜地震から読み解く垂水の自然史200万年〜

 というテーマで神戸親和女子大学の觜本格先生のお話をうかがうことができました。
 先生は、長らく神戸市立中学の教師をされながら、地質の研究を続けて来られました。

觜本先生.JPG
      觜本格先生


 神戸ではたくさんのニュータウンが開発されました。工事のさい地層がむき出しになった現場に赴かれ、コツコツとデータを収集されてきておられます。

 この天井からぶら下がっている巻物のような物は、先生が発掘された地層を布に貼り付けたものです。神戸市垂水区から西区にかけて、垂水警察から学園都市に向かう、現在ヤマダ電機のあるあたりの地層です。
地層巻物.JPG
   地層の巻物

 拡大すると、貝がいっぱいあることがわかります。

貝.JPG

 発掘したあたりが海の底であったということがよくわかります。

 こういう発掘・調査を続けられた結果、先生はアケボノゾウ(アカシゾウ)を発見・発掘されました。


 多聞台のあたりの地質は「大阪層群」で、須磨の高塚台のあたりは「神戸層群」が出てきているとのこと。

 なお後半に地震のお話もありました。

 神戸のあたりでは、1000年ごとくらいに1度、大きな地震があると。

 1995年に阪神淡路大震災があったわけですが、その21年前、1974年に神戸市企画局が「神戸と地震」という調査報告を出しており、そこには

「将来、都市直下型の大地震が発生する可能性はあり、その時には断層付近で亀裂変位がおこり、壊滅的な被害を受けることは間違いない」

と書かれていたそうです。また報道もされました。しかし行政の方も、一般市民もこの提言をしっかり受け止める人はいなかったと。

 確かに、私自身も「神戸では地震は起こらない」と当時信じていましたね。

 觜本先生は

「自然にはかなわない。しかし準備して被害を小さくすることはできるのだ」

ということを伝えて下さいました。肝に銘じたいと思います。

 最後に、NHKのブラタモリに出演された時のこぼれ話もして下さり、活発な質疑応答もされました。

 多聞台カフェのおいしいコーヒーと手作りケーキを頂きながらの楽しい1時間半でした。

手作りケーキ.JPG
多聞台カフェの手作りケーキ
posted by kingstone at 22:15| Comment(0) | コミュニティ作りなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

多聞台サイエンスカフェ第4回 神戸の大地の成り立ちと生い立ち〜地層から読み解く垂水の自然史200万年〜



【非公式】

 ブラタモリにもご出演された觜本先生のお話をお聞きしながら、お茶しませんか?

神戸の大地の成り立ちと生い立ち
〜地層から読み解く垂水の自然史200万年〜

日 時:平成30年6月30日(土)午前10時30分〜12時

会 場:多聞台地域福祉センター2階

講 師:神戸親和女子大学教授 觜本格 氏

参加費:300円(コーヒー・お菓子付き、参加費は当日会場でいただきます。)

申 込:6月28日までに多聞台地域福祉センターまで
    TEL 078-785-7030

   (先着50名様限定、申し込みが50名になった時点で締め切ります。)

神戸市は大都市でありながら山と海が近く、豊かな自然に恵まれています。
多聞台では、坂の多い地形が私たちの生活に大きな影響を与えています。
神戸の複雑な地形や多聞台の坂の多い地形は、いつどのようにしてできたのでしょうか?
この謎を追いかけていくと、あっと驚くような大地の歴史があなたの前に現れます。
私たちの暮らす多聞台の歴史を200万年前にさかのぼり、
コーヒーとお菓子を楽しみながら知の冒険に挑むサイエンス・カフェを、開催します。
事前にお申し込みのうえご参加ください。


[ここに地図が表示されます]
posted by kingstone at 19:45| Comment(0) | コミュニティ作りなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする