当時、NIFTY-Serve障害児教育フォーラムにて公開していた文です。公開の許可は基本的にとっていた方の分です。
今日から1日に3回分ずつくらいアップしたいと思います。
この時に参加していた同期の者が「講師の講義にkingstoneさんがどういう評価を下しているかよくわかる。面白かったのは書いてるし、面白くなかったものは書いてない」と言いましたが、私は笑ってただけでした。
なお、その前のいきさつは
肢体不自由養護のパソコン導入1
久里浜日記5月11日
昨日も結局8時近くまで学校で仕事をしてしまう。後の為の諸連絡というのがほとんど。手際が悪くての結果。いつも一緒に残って下さる管理職や総務の先生方に悪い・・・。
家へ帰って来て宅急便の発送をしようと思うが、明日家に取りに来て貰うことにする。
結局なんやかんやで寝たのが12時。しかも眠れない。2時間ほど眠っただけで、5時に家を出発。始発の下りで西明石へ。6時13分のこれまた始発の新幹線で、いよいよ東に向かいます。新大阪でかぼちゃん、京都で大森さんがしっかり乗ってきはりました。
まあ、道中四方山話をしながら新横浜でかぼちゃんと別れました。
そこからさらに小1時間。久里浜に到着。どんなすごいとこかと思っていましたが、なんのことはない普通の海辺の街です。
今日、は開校式とオリエンテーション。オリエンテーションの時にジーパンに着替えていたのは大森さんと私の二人だけでした。(他の人はみんなスーツ)3時過ぎには開放されました。それからしばらくは大森さんと二人で双眼鏡片手にバードウォッチング。
徳島の先生と知り合いました。徳島市から来ておられるとのこと。「島さんをご存知ですか?」とお尋ねすると「あの切れる方(ママ)ですね」横で大森さんが「そうそう、あのよくプッツンする人です」うむむ、地元の評価は高い。
帰ってくると・・・・「KING STONE(最初にハンドルで聞いてきた)さんはおられますか?」と声をかける方が・・・メイズさんでした。それからは疾風怒濤の大おたく話大会。そこらへんの道行く人も巻き込んでだんだん人数もふくらんでいきます。かくれMACユーザーや表MACユーザーがたくさんいることにびっくり。しかも「んじゃ700持って来よう」なんて話が飛び交います。MACユーザーでなくても学校で異端視されたり、思うように環境が作れなかったり、という悩みは共通でめちゃくちゃ盛り上がります。
かくして夕食・風呂・夜食会と息軒昂な教育工学コースのおたく話は続いていきました。他のコースの方には寂しそうにポツンとしてはる方もいらっしゃいましたが、このコースはみんないきいきしてました。
本当に講義以外でもムチャクチャ勉強になりそうです。
PS.ショックなのは私がコース最年長かもしれない・・・・(追記・そんなことはなかったです。3番目でした)
久里浜日記5月12日
わーい、アクセスに成功した!!
ポケットダック(携帯型の黒電話や公衆電話の送受器に付けるタイプのモデム。確か300bps)って簡単なのね。かぼちゃんが入れてくれてた電池でそのままいけました。
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どうも来る前に少し体調を崩していたのが尾を引いています。それとアフター5の盛り上がりで興奮したせいかなかなか眠れません。そこで禁断のお酒を少し飲んでしまいました。おかげでゆっくり眠ることができました。
朝は6時に起きて海岸を散策し、太平洋に向かって立ち気功を少ししました。うーん健康になりそう。後で聞くと大森さんは山に登ってはったとか。
一夜開けて、今日もオリエンテーション。ま、んなことはどーでもいい。
夕方からこちらの職員の方と全コースの内地留学生との懇親会。他のコースの方はスーツ姿もいるのに教育工学の人間は全員ノーネクタイ。うーむやっぱり異端なのね。大森さんなんか風呂に入ってて遅れて来はりました。
またコースの者だけで盛り上がっていたのですが、メイズさんあたりから「松本先生に挨拶に行こう」という話になりました。行ってみたら他の先生はみんなスーツなのですが、松本先生はポロシャツでした。ハハハハ。
しかし松本先生とも飲みながら無茶真剣な話。やっぱりネットワークは分散した地域でそれぞれがアクセスできるようにならないと、という話でした。で、そのうちに「今富士通の営業の方が来てるのでみんなで行きませんか」という話になりました。もちろんみんな否やのあるはずはありません。富士通が障害児教育のソフト作りに力を入れだした、という話。富士通えらい!!
来ておられた営業の○○さん。ここFEDHANも読んでいただいているそうです。しかし私が書いてた「HDDに入れて」というのはしておられませんでした。私が「ほら、遅いでしょ」と言うと他の方からも「これで現場で見てる先生も使えないと思ってしまいますね」とか言いはります。その他、障害児教育ソフトとして「困ったなあ」というところが次々に指摘されます。○○さんの顔もひきつってきます。
ついに「タウンズは障害児教育用の機械として可能性はあるのでしょうか!?」と○○さんが尋ねはりました。みんなから「あります!」
そうだよね。私だってタウンズギアを初めて触った時にはひっくり返って驚いたもん。ただ相手が悪い。現場で苦労している者ばかりで現場では逆にまわりから同じことを言われつづけている連中が、しかも一杯気分で来てるんだもん。
でも○○さんファイトのある方で「短期研修中にまた来させて頂きます」と言って帰られました。
その後、例のトーキングエイドを98につなぐアダプターの実演がありました。こいつはすごい。現在同じ物を作ろうとするとなんやかやで4〜5万かかるみたいです。でも実物を見ると大森さんが「私はこれを作りたい」他の者も「私も、私も」で結局松本先生は「じゃあアフター5にでも」ということで自主講座がひとつできることになりました。もちろん私も参加です。うーーん濃いなあ。
久里浜日記5月13日
今日は朝早起きしてしまいました。会議室(パソコン通信の障害児教育フォーラム)を覗いてから、洗濯をしようとすると7時から・・・仕方ないので散歩に出ました。近所に源氏ホタルと平家ボタルの群生地というのがありました。その裏の山に登ってみたり。
で7時に帰ってきて洗濯です。今日はいい天気だからよく乾きます。
今日の「講義」は「集団づくり」
ま、まだ専門の始まる前のお互いを知り合うといったような内容になるのかな。
さて、今日も放課後から「専門の勉強」??今日はNECの方がトーキングパートナーとあの読売新聞で「ホーキング博士のような」と見出しで書いてた、ええとなんだっけ・・・頭文字から単語を選んで文を作ったり、絵の画面から緊急の要求を伝えたり(音声が出てくる)やつのカタログを持ってきてはりました。昨日の◯◯さん(いいですよね。もう名前ご自分で出してはるから)と違って妙齢の女性だ
ったせいか、みんなの舌峰はそれほどするどくはならなかったみたいです。(それと教材ソフトを持って来はったわけではない、というのもあります)
その後、ご飯を食べてから、私は教育工学のパソコン室へ行って
KING STONE「MSXの自作教材ソフトをコピーさせて下さい」
松本「どうぞ」
KING STONE「あのーー目録あります?」
松本「ないんだよ。君作ってくれる」
KING STONE「はい」
ということで私が作ることになりました・・・・・ハハハハ
私ゃ学校でもこんなことばっかりやってる。
それから、おんちゃんと連絡がつきました。住所録を忘れてきてしまっててTAKEさんとたーさんにはまだ連絡がついてない・・・いっぱい忘れ物してるんだ・・・
わお、まもるさんにRESしようと思ったらLOGが消えてしまってる。うーーん、いかんなあ。なんせ今の通信環境は悪くって・・・土曜日にはいろいろ買って来て環境を整えるつもりです。
分散型ってのは私の理解できた範囲では、例えば図書情報の場合、ひとつのでっかいとこが自分とこだけでアクセスできるようにしてたものが、すべての地方の図書館ともネットでつないでそれぞれがそれぞれのところで全国の図書情報を検索できる、(今すでにそうなりつつあるよね)そんな意味のことだと思いましたけど・・・
ラベル:特殊教育総合研究所 教育工学