わっ、もう明日の午後2時からだ。
【集団支援(SWPBS 第1層)事例】規律と引き換えの代償
ここからの集団支援となっているのは、「良い所を見つけて、先生も、子ども同士も褒めていこう、褒めあえる(良いところに気づきあえる)ようになろう」というようなところから、行動マトリックスというのを作って、目標を具体的行動に落とし込んで表にして「目にみえる」ようにしていく時の「目標」と「具体的行動」になっていったもの、と思われます。
事例6:全校で徹底された「聞き方名人」
◯グー・ペタ・ピン・サッ
(同調圧力?多様性は?)
「グー・ペタ・ピン・サッ」って、小学校の教師だと「あれだ」とわかるかもしれませんが、「何のこっちゃ?」という方もおられると思うので解説すると
グー 机からお腹をグー(拳)が1個入るくらい離す
ペタ イスの背に背中をペタっとつける
ピン 背筋を伸ばす
サッ 視線を先生のほうにさっと向ける
というのを標語としてまとめたもの。
これ「相手の話を良く聞くため」とか思われてて、こういう指導がなされるけど、実は「話している相手に対して『(子どもたちが)話をよく聞いてくれていると思わせる姿勢の取り方』」の指導です。もちろん、これで相手の話を聞き理解できる子が多数かもしれません。
また、こういる姿勢が取れると相手が「この人は私の話を聞いている(理解している)」と考えてくれやすいから自分にとっても得だ、ということもある。
あのう・・・例えば夫婦で相手に向かい、時々うなづきつつ、しかしまったく話の内容を聞いていない、なんてことありません?
でも、たいていはうまくいく・・・いかない時もあるけれど。そしてうまくいく時は「根本的な解決」にはなっていないわけで。
これはテクニックとして「できたらいいね」ということで、実は「そこに意識を持っていくと理解はしにくくなる。理解するためのリソースが少なくなる」お子さんもいるし、それよりは例えば音声を逐次文字化してくれるようなものがあれば、そちらを見ているほうが理解しやすい、ってお子さんもいる。
だから、年度始めとかに一斉指導するとかはしても、その後では評価のポイントにしてはいけない、あるいはいい姿勢がとれている子を褒めるのはいいとしても、できない子に目標にさせるようなもんではないと思えます。
「それ、なんのためにやってるの?」
という問いは常にしておかないといけないんだろうな。
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