帯の副題が
「コンサル栄えて国滅ぶ」
で、いろんな例を教えてくれはるのかな、と思ったらほぼ 1例を深堀り(?)した書でした。
その一例がある会社の社長が言った録音データで
| (地方議員は)雑魚だから、俺らの方が勉強しているし、分かっているから。言うことを聞け、っていうのが本音じゃないですか |
というのがばれ、またその責任を取って(?)社長はやめはるのだけど、結局その会社が請け負ったまま。
結局議員だけでなく、自治体も手玉に取られている。
これは企業版ふるさと納税で事業のお金が入るので、そのお金をねらい、大きな自治体は知識もあるので、小さな自治体をねらって、ふっかけ利益を取ろうという算段。
で、第6章の小見出しの中に「ダイナソー小林の記憶」というのがあって、びっくり。
これは小林先生が発掘に協力したカムイサウルスを展示する博物館を、北海道のむかわ町が作る時に、上記の会社がコンサルとして入ったが、この本で述べられている事実が発覚して撤退したのだけど、博物館建設については、そのまま上記会社と仲良しの業者さんが計画していた。
しかし、それが小林先生から見ても「博物館の機能」が?なもので、住民にとっても?で問題になり、結局「新博物館を考える町民会議」ってのができて考え直すことができた、という話。
もう、これでお腹いっぱい・・・
そうだよな・・・
地方創生というか地域おこしの成功例とされるものは例えば、岩手県紫波町の例では
○モチベーションの高い引っ張る複数の人
○外部の一流の人(マスコミ的には有名でなくても)を集めてくる。大学とも協力
○準備(10年以上にわたって続けられている)とコミュニケーション
○外部の一流の人(マスコミ的には有名でなくても)を集めてくる。大学とも協力
○準備(10年以上にわたって続けられている)とコミュニケーション
ということになるだろうと思う。決して丸投げではない。
なお、ファイナンスで誰かを紹介してくれ、と相談を受けたぐっちーさんは、「情熱には応えたい。しかしその年俸では良い人を紹介できない。なら自分でやっちゃえ」と住居まで自腹で用意して、関わってはる。
決して、中央から会議の時だけ行く、というわけではないわけです。
この「地元の熱意ある人」「外部の人が住み込みでことにあたる」というあたり、海士町の
などでも同じですね。
今も、対岸だけど松江で事務所を持ってはる方もおられる。
中小自治体のふところからふんだくろうとする人は来てほしくないよなあ。
また、自治体も丸投げしちゃあいかんよなあ・・・
なお「企業版ふるさと納税」で、こんな使い方はいいかなあ、と思ったのは倉敷市で「蔵のある街」っていう映画を作った、とかあるけどね。
(でも、あまりたくさんの人は見てないか?)


