Chat GPT で、 deepseek に以下のプロンプトを入れました。
「自閉スペクトラム症の人に対するスケジュール提示、カレンダー提示は、応用行動分析からはどのように説明されるでしょうか? 時間的に後でできること、日時的に後でできること、その時間的見通しを三項随伴性でどう説明するでしょうか?」
するとチャッピー側からの質問。
「自閉スペクトラム症の人へのスケジュールやカレンダー提示について、応用行動分析(ABA)の観点からの説明をお調べしますが、以下についてもう少し詳しく教えていただけますか?
1. 対象は子どもでしょうか?大人でしょうか?(支援の方法が変わることがあります)
2. スケジュール提示の具体的な形態(例:絵カード、文章、デジタルカレンダーなど)に希望はありますか?
2. スケジュール提示の具体的な形態(例:絵カード、文章、デジタルカレンダーなど)に希望はありますか?
3. 目的は何でしょうか?(例:行動の予測性を高める、不安を減らす、課題への取り組みを促すなど)
これらの情報をいただけると、より的確にABAの三項随伴性に基づいて解説できます。」
それに対しこう返答しました。
「子供の場合、大人の場合、両方お願いします。 スケジュールそのものは、絵カード、文章、デジタルカレンダーなど、1人の人の中で変化していったり、併用したりします。すべてを考慮に入れてください。 自閉スペクトラム症の人が穏やかに暮らせることを目的としています。」
先に書いておくと、カレンダーについて書かれたものはまったく無し(?ページ検索入れりゃ良かったな)
また、三項随伴性って、先行刺激→行動→直後の結果、に対して言うと思うのですが、もう少し長いスパンのことをうまく説明してくれるとは、ちょっと思えないかなあ・・・でも、もちろん「役に立つ」「必要」だから取り入れてくださるのは大歓迎ですが。
で、そこで参考としてあがったサイトは、1つを除いて全て ABA 療育の事業所のサイトでしたが、「他人をコントロールする」方向(特に「教育」の場合、コントロールが皆無というわけにはいかない)よりも、「本人参加」「自己管理」の方向をきちんと示し、結構まともなことを書いていると思えました。
参考にあげられたページ
CORNERS STONE のサイト。
"可能な限り、生徒を視覚的なスケジュール作成プロセスに参加させましょう"
"視覚的なスケジュールは、自閉症の生徒にとって大きなメリットをもたらします。環境をよりコントロールできているという実感が得られ、不安が軽減され、自立した学習を促します。"
Ensora Health のサイト
1. 環境の変化
2. 選択肢を提供する
3. 視覚的な補助具
4. 高確率リクエストシーケンス
5. 機能的コミュニケーショントレーニング
2. 選択肢を提供する
3. 視覚的な補助具
4. 高確率リクエストシーケンス
5. 機能的コミュニケーショントレーニング
3.は「視覚的教材」と訳してたけど、原文を見ると aids 。これは補助具と訳したほうがいいでしょう。中で説明されているのは、
"スケジュール、視覚タイマー、キューカードなどの視覚的な補助手段は、期待やルーチンを効果的に伝えるのに役立ちます。 視覚的なサポート学習者は自分に何が期待されているかをよりよく理解できるため、不安が軽減され、スムーズな移行が可能になります。"
ですし。
Cross River Therapy のサイト
CST アカデミーのサイト
私も実践では、スケジュール未導入のお子さんに、「次の活動のみ」を試し、次に「次の活動、その次の活動」の2つの絵カードや物を示したりして理解してもらおうとするな。
Level Ahead のサイト
このページの最後が面白いし、その通りと思う。
費用対効果の高いソリューション 特別なものを作るのに、大金を使う必要があるなんて、誰が言ったのでしょう? 家にあるものなら何でも使えます。色紙を用意したり、シンボルをいくつか描いたり、印刷したりするだけで、特別な道具は必要ありません。 地元の団体やコミュニティサービスでは、無料または安価な特典を提供している場合がありますので、ぜひチェックしてみてください。そして、シェアは思いやりです!他の家族やグループとリソースを交換して、お得に活用しましょう。 これらのカスタマイズされた、個人的な、そして予算に優しい方法に焦点を当てることで、介護者や専門家は自閉症の成人に対するコミュニケーション支援を実際に強化することができ、物事をより簡単にするだけでなく、有意義なものにすることができます。 |
ただし、その利用方法を教えてくれて、カスタマイズのヒントをくださる専門家の人件費は高いのだろうな、と思う。(いろいろな制度で、個別家族の財布からは出ていかないとしても)
インディアナ自閉症リソースセンター(インディアナ大学ブルーミントン校)のサイト
こちらは唯一民間事業所でなく、大学の組織のサイト。
「ToDo」と書いてますが、手順書を含めワークシステムについても、書かれています。
またここは TEACCH を前面に出しています。
それから、1本、論文の紹介がありました。
Melissa B Waters , Dorothea C Lerman, Alyson N Hovanetz(2009)
「視覚スケジュールと消去および他行動分化強化は、行動切り替え時の問題行動に影響を及ぼす」
視覚スケジュールだけではうまくいかなかったけれど、消去と他行動分化強化を併用すると、問題行動が減った、というもの。
(これ、言い方を変えれば、分化強化された行動が増えた(だから問題行動をする必要が無くなった)、ってことじゃないかな)
なお、これらの結果をツイートした時に料金の話など出たのですが、
にも少しまとめてあります。
また、国防総省もセラピスト派遣サービスをやっているようで、その 2020年の報告書がこちら。
この中では
治療効果の評価
使用指標
• Vineland-3(適応行動)
• SRS-2(社会的障害)
• PDDBI(ASD関連行動)
• Vineland-3(適応行動)
• SRS-2(社会的障害)
• PDDBI(ASD関連行動)
主な結果
• 症状改善は非常に小さく、臨床的に有意とは言えない
• ABAサービスの提供時間(週35-40時間)と効果の相関はみられない
• 小児の成長や他サービスの影響を排除できないため、ABAの効果そのものが不明確
• ABAサービスの提供時間(週35-40時間)と効果の相関はみられない
• 小児の成長や他サービスの影響を排除できないため、ABAの効果そのものが不明確
などと述べられています。
う〜〜ん、サービス提供者が何を期待させているのか、保護者が何を期待しているのか、そういう尺度で QOL 増加が測れるものなのか、という問題はありそうです。
しかし、週 35〜40 時間って・・・これ、学校や園でやってるのか?
ちょっと要約じゃなく、全文翻訳して読んでみようっと。
なお、その中で、不正請求の返還金の報告もあり、2012年から2020年で、108件、約 $19.7M (ってことは現在のレートだと約 29 億円!!1件あたり、2600 万円・・・人件費だとそうなるな)ってことです。
あと、探し出してくれたページは、なかなかいいこと書いてある。
でも、私は、現場でやってる人たちが本当にそんなふうにやってるか?と強く疑う心のある嫌な大人になってしまってるな。
悪い例を見て来すぎているので。

