e-Stat の2022年度のデータを使って、都道府県の面積を特別支援学校の数で割ってみました。
なお、特別支援学校のデータは e-Stat 内の「学校基本調査」のところにあった都道府県別のものです。分校も1校として数えました。
まず、都道府県のそれぞれの総面積を割ったもの。
もとの統計は ha で出ているので、100で割って km^2 に変換しています。
(図はクリックすると大きくなります。もう一度クリックするとさらに大きくなります)
基本統計量(少数第1位を四捨五入)
平均 標準偏差 中央値 最小 最大
352 217 340 31 1060
平均 標準偏差 中央値 最小 最大
352 217 340 31 1060
やはり、北海道はダントツです。
1060km^2 ということは、1辺 32km くらいの4角計の範囲くらいでしょうか。(しかしもっと遠いところはたくさんあるだろうな)
平均、352km^2 って、19km四方くらい。これでも十分遠いな・・・
東京はさすがに校区が狭く、狭い方から1位です。5km ちょっとの4角形に 1校ある感じ。
都市部だと、可住地(山林・原野などを除く)の面積で割る方が近いかもしれません。
各府県の可住地面積を特別支援学校の数で割ったもの。
基本統計量(少数第1位を四捨五入)
平均 標準偏差 中央値 最小 最大
111 54.99 103 20 307
平均 標準偏差 中央値 最小 最大
111 54.99 103 20 307
これだと、平均で 10km四方と少しくらい・・・
う〜〜ん。
やっぱり、小学校や中学校に「分校」あるいは「分教室」を置くのがいいのじゃないかな。
(私は肢体不自由養護学校時代に地域の小学校にある「分教室」に勤務していたことがあり、保護者は居住地に近いので助かっておられました)