お二人が実際にいろいろな現場に行かれて書かれています。
読書メモ
千葉ニュータウンにデータセンターが集積してる。
また北海道にさくらインターネットの、またアット東京は、できるだけ必要とする現場の近くということで東京にサーバーを置いている。
地方(全世界的に見たら北海道だって、「地方」ではないかも?)と都市部とのデータセンターの利害得失。
(しかし、集積と分散、どっちも必要だろうな)
海底ケーブルはもともと底網や碇で切れやすい。(意図して切ろうとすれば比較的簡単に切れる)
つなぐのはケーブルシップが必要。またものすごく難しい UFO キャッチャーみたいな技術、そしてケーブル同士の接合技術が必要。
ケーブルシップは、現時点では NTT と KDDI で 3隻ずつ 6隻と、海上自衛隊にその能力を持つと見られる 1隻がある。
日本最古の海底ケーブルは長崎県に上陸した。1781年(明治4年)デンマークの大北電信会社(The Great Northern Telegraph Company)によって、上海ー長崎間の電信ケーブルが引かれた。
やはり出島からの歴史もあってのこと。
データセンターの警備は原子力発電所並にする必要があるのではないか。(そらそうか・・・)
あと国際人道法では軍事目標(ミリタリー・オブジェクト)以外の民用物(シビリアン・オブジェクト)は攻撃してはいけない、とされている(でも無視されてるよな・・・)
赤十字・赤新月あるいは赤いクリスタルが描かれた標識が掲示された施設・車両などを攻撃してはならない、というエンブレムという仕組みもある(これまた無視されてるよな・・・)
そのようなデジタルエンブレムが必要ではないか。