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 あくまでも、私個人の意見です。

2024年07月19日

映画『ディヴィッドとギリアン』シャインの主人公たちのドキュメンタリー




 DVD を購入して先日見た映画『シャイン』のお二人のドキュメンタリーを見ました。

監督/脚本:コジマ・ランゲ 撮影:ユトゥ・フロイント
編集:インゲ・シュナイダー 音声:マグヌス・プフリューガー
出演:デイヴィッド・ヘルフゴット、ギリアン・ヘルフゴット
配給:ユナイテッドピープル
2015年/ 100分/ドイツ/ドキュメンタリー
cUteFreund

 1996年にシャインができていますから、20年後の二人ですね。

 ディヴィッドは1947年生まれ。

 DVD を見て、ギリアンは1931年生まれということがわかりました。

 1984年に2人は会っているから、当時、37歳と53歳・・・

 このドキュメンタリーが制作された、2015年だと68歳と84歳となりますが、撮影されたのはそれ以前のようで、画面でディヴィッドが「もうすぐ65歳」と言ってはります。

 ディヴィッドは2024年現在、まだご存命なようですが(Wikipedia に没年が無い)、ギリアンは生きておられれば93歳。

 ギリアンは、出会った翌日に、ワインバーでディヴィッドのピアノに感動された。しかし、当時ディヴィッドは、ギリアンの知人宅に住んでいて、所持金は200ドル(1984年の1豪ドルは208円ほど。つまり所持金4万円ほど)、持ち物はほとんどなく、健康状態も悪い、しかしディヴィッドは即プロポーズ。

 シャインでは、当時ギリアンはお金持ちの投資コンサルタントとの結婚話もあったのに、占星術師として運命を読み取り結婚したという描写がありましたが、やはりこちらのドキュメンタリーでも(投資コンサルタントの話はしておられなかったけど)占星術の件はギリアン自ら語ってはりました。

 ギリアンは「とんでもなく理解のある彼女さん」であり、その力もあってのびのびと活動でき、かつ理解者がどんどん周囲に増えていく。もちろんピアノの才能・技術があってのことなわけですが。

 Twitter(X)で「理解ある彼くん」「理解ある彼女さん」なんてなかなかいないよ、という話が一時流れてきて、私はその話には深入りしませんでしたが、でも確かに世の中には稀有な例もあるよな、と思います。

 そして、やはりそういうものを支えるのは占星術であったり宗教であったり、近代合理主義とか新自由主義とかとは違うものなんだろうな、と思いました。

 日本のほとんどの人は「日本教」とでも言うべき、宗教心をもっていると思うけれど、そういうものも支えになるかなあ(あるいは既になってるのかな?)

posted by kingstone at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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