まあ、見る前から泣かせに来ることはわかってましたが、最初のほうからめちゃ泣かされました。
ーーーーーーーー ネタバレ ーーーーーーー
冒頭だったか、名古屋駅の駐車場のシーンで度肝を抜かれました。VFX だろうけど、駐車場に昔の車が多種類、たくさん並んでいる。一部には実車も使ってるのかな。
また大きな道路にたくさんの車が走っているシーンもあったのですが、こちらは「旧車」として乗ってそうなありふれた車以外も走ってて、その部分は実車を走らせているんじゃないか、と思いました。
筒井宣政さん(1941年生まれ)の実話を映画化してはる。
開発は順風満帆で進んだのではなく、いろいろな障害(開発において、人的障壁において)が立ちふさがるのですが、それらを解決して進んでいく。
しかし・・・光石研さんの演じられた方が、話を盛り上げるためでなく、モデルとして本当にいたとしたら、いやあ、えらいこっちゃと思うのですが・・・(なお、パンフレットによると光石研さんご自身が、この映画で開発されているバルーンカテーテルで一命を取り留めておられたとか)
なお、心臓に病のあった娘さん。余命10年と言われていたけれど、そして治療法は無いままだったけど、それ以上長く、充実して生きられたようで、残念ではあるけれど、生き切られたのかな、と思いました。(もちろん、親御さんとしては無念だったろうけど)