※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2024年06月21日

あるアメリカの小学校



 もう、アメリカの教育環境って、学校により、地域により、州によりてんでバラバラで、ここがこうだったから、あそこも、なんて全然言えないわけですが・・・

 アメリカの小学校で、現在 パラプロフェッショナル(日本で言えば特別支援教育支援専門員と呼ばれることが多いと思います)として働いておられる方に、その方の学校の現状を教えて頂きました。なお、正確な資料を元にお話して頂いたわけではありません。

児童数500名規模の小学校(1クラスあたりの人数、聞き忘れたな)
クラスにジェネラル(通常級の担任教師)以外に特別支援教育担当教師もいるんだけど、全クラスかどうかは確認しそこねた。IEP によって、そこにパラプロフェッショナルが加わったりする。

PT(理学療法士):巡回してくる
OT(作業療法士):1名
ST(言語聴覚療法士):2名
SC(スクールカウンセラー):2名
SW(ソーシャルワーカー):外からやって来る
AT(アシスティブテクノロジスト):巡回してくる

この学校ではブリッジ・クラスというのが支援級にあたるみたい。
そして、交流に来るわけだけど、授業がわからない場合に 特別支援教育担当教師が、small グループを教室内で集めて(通常級の中で)別に勉強してたりするそう。

またブリッジ・クラスから来た子が挙手して「この授業は退屈だ」と言うとジェネラル(クラス担任)が、「今ここではこの勉強するから我慢してね」みたいなことを言い、もう一度挙手して同じことを言うと「じゃあブリッジ・クラスに戻る?」「はい」なんてやりとりをして、交流級からブリッジ・クラスに戻る、なんてこともあるそう。

(ブリッジ・クラスというのが、制度的な名前なのか、日本での「ひまわり学級」的な名づけなのかは不明)

ほんと、地域にもよるんだろう(この地域は、落ち着いた地域らしい)けど、教師以外の職種の人もたくさん入ってるんだなあ、と思った。




posted by kingstone at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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