Adjunctive behaviour この言葉がわからなくて検索をかけると英語の Wikipedia が出てきた。
すごく興味深いことが書いてあった。
adjunctive behavior ってのは、「補助的行動」と DeepL も翻訳するけれど、「付加的行動」と訳したほうがいいかもしれない。読んで頂ければわかると思うけれど、少しも「助けて」ないから。(もし日本で定訳があるならコメントででも教えて下さい m(__)m
追記 Twitter(X)で教えて頂きました。
・付随行動
・スケジュール誘導性行動
あと、これらをヒントに私の持ってる『応用行動分析学』第2版(ジョン・O・クーパー他)には
第13章 強化スケジュール
VI 強化スケジュールの適用場面への応用に関する展望
3.スケジュール誘導性行動の応用研究
のところに
・付随的行動
とありました。
いろいろあるんだなあ。「付随行動」と言うと音は「ふずいこうどう」となって、私は肢体不自由養護学校にいたものだから「ふずいいうんどう(不随意運動)」みたいな単語が頭に浮かんでしまう。
Wikipedia ではレバーを押すと「餌」が出てくるよう訓練されたラットに、次にレバーを押すまでに平均1分待たないといけないようにした(レバーそのものを隠したのか?それとも無反応にしたのか?)ら、3時間の間に通常の1日分の3〜4倍の水を摂取したと。
もちろん飲み過ぎ。
で、
Further research has revealed that intermittent food presentation to a variety of organisms results in an inordinately excessive consumption of water as well as other behaviours including attack, pica, escape, and alcohol consumption. 更なる研究により、様々な生物に断続的に餌を与えると、攻撃、ピカ、逃避、アルコール摂取など他の行動と同様に、水分の異常な過剰摂取が起こることが明らかになった。 |
これ、「断続的に」と書いてあるけれど、要するに「摂りたい時に自由に摂れないようにする」ってことだろうな。
やっぱり、自分の意志以外のところからコントロールされていると(不自由にされていると)、いろいろ困った行動が出てきてしまう、ということじゃね?