※写真はクリックすると大きくなります。
たまたま夫婦ともに時間が空いたので、思いついて「sora かさい」に行って来ました。
加西市の鶉野(うずらの)というところにあります。
入場料は無料。
戦時中、パイロット訓練のための姫路海軍航空隊が設置され、そのための飛行場があったとか。私、全然知りませんでした。
その飛行場跡地の北端にあります。
紫電改の操縦席。
紫電改の増槽は木製だったとか。なるほど当時は金属が貴重だったしそうなるんだろうな。
戦争末期、ここで訓練を受けたパイロットが「白鷺隊」という特攻隊に組織され、南洋に散っていかれたとか。
九七式艦上戦闘機は、操縦士・偵察員・通信員の3名が乗り込むのですが、3名一緒に突っ込んで行かれたのだな、と思うともうね・・・言葉も無いです。
九七式艦上戦闘機につけられた 800kg爆弾。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、ものすごく大きいです。
「ゴジラ -1.0」では震電に230kgだか(250kgよりは小さいのだな、と思った記憶が)をつけてゴジラに突っ込むわけですが、それと比べて3倍以上ですものね。
巨大防空壕跡にはヘルメットをつけて入ることができ、白鷺隊で亡くなった方たちの最後の手紙などを紹介してくださる動画を見ることができました。
入場料は500円。(曜日や時刻は要調査。私達はたまたま入れました)
対空機銃銃座跡には、低空で侵入してくる敵機に対する 3連25mm機銃 の模型もありました。
あらかじめ、加西市観光協会に2週間以上前から予約すると、観光ガイドさんが詳しく説明してくださるそうです。
なお、この日は、南側に広がる滑走路跡広場で小さなフェスみたいなのが開かれていて、にぎやかでした。
近い距離で演奏していても、スピーカーの方向などで、じゃまにならず聞こえるものなのですね。
DJ も
播磨農業高校の生徒さんも作ったものを売ってました。