ちょっと入院していたのですが、思いがけず早く退院できました。なんか熱はまだ出てたんですけどね。
あの熱って処置翌日にリハビリとしてトレーニング自転車10分走させられたから出たんだと思う。しかし、そうした方が予後がいい、というエビデンスはあるんだろうな。
一番有り得る退院日に向けて、日曜日まで母のショートステイをお願いしていたので、帰って来るまでこの金・土が映画のはしごです。
しかし金曜日にうまくいったかの検査をして土曜退院のつもりにしてたけど、金曜は祝日であることを見逃していた・・・もしかしたら退院が火曜日になったかも。そうしたら、妻ひとりでは介護が難しいので、ひやひやもんでしたけど。
今日、ブラタモリで、新幹線開業に向けて敦賀がとりあげられていました。
映画『おしょりん』も、新幹線開業に合わせて作られたのかな?確かに福井に行ってみたくなるもんな。(ただし、関西からは少し不便になるそうだけど)
最初『福井県ニュース』が流れて、なるほどタイアップしたのかと思って見ていると、そのままシームレスに映画本編に入って行ったので、ちょっとびっくりしました。
大学同期に福井出身者がいて「眼鏡は福井」「眼鏡は鯖江」というのを、耳にタコができるくらい聞いてました。で興味を持ったのですが、予告編を見たら「なんか再現ドラマ風?」と思ってしまったけど、いい意味で裏切られました。ちゃんとした映画でした。小泉幸太郎さん堂々たる主役。(パンフレットとかでは北乃きいさんと森崎ウィンさんが主役みたいだけど。私はどう見ても小泉さんが主役に見えた)
福井の眼鏡は、起業を勧めに来た人に思わしい返事をしていなかったのに、その場にいた職人さんの娘(勉強ができないと学校に行かせてもらえてなかった)がかけたら物がはっきり見えるようになり、それで起業を決意した、というエピソードも。
これって日本では、近視・遠視などは眼鏡の普及により LD の範疇ではなくなってしまっているけど、普及していなかったら LD の原因となってしまっていたことだろうな。
私が関わっていることで言えば、自閉スペクトラム症の方の視覚的支援ツールももっと普及すればいいのに。
ただ眼鏡の場合は、かけた人がすぐにその喜びを実感できるのに対し、自閉スペクトラム症の方の視覚的支援ツールの場合は、最初は周囲の人がツールを使うほかなく、最初は破られたりして使った人が喜びを実感するまでに時間とか、ひと手間とかがかかるから、その壁をいかに超えられるか、そうい方をいかに勇気づけたり、励ましたりできるかが必要という点がだいぶ違うけど。
なお、話の元となった製造会社が今も続いていることに感動。