※グラフはクリックすると大きくなります。
まず「千葉県結核・感染症週報」を「週報(2023年)ー千葉感染症情報センター」からダウンロードしました。
定点観測が始まったのが、5月8日(19週)の5類移行後なので、それ以前のデータはありません。
PDF を見ながら自分で Excel に打ち込んだのですが、めんどうですね。
Excel そのままがあれば便利なのに・・・
で、chibateiten.csv というファイルを作り、R に読み込ませました。
> (wd <- getwd())
> library(psych) #これら2行は最初におまじないとして読み込ませています。必要無い可能性も・・・
teiten という変数に csv ファイルを読み込ませます。
> teiten <- read.csv(paste0(wd,"/chibateiten.csv"))
変数 teiten を見てみます。
> teiten
syuu teitenatari
1 19 3.08
2 20 3.97
3 21 5.25
4 22 6.66
5 23 6.49
6 24 7.57
7 25 7.77
8 26 9.89
9 27 11.00
10 28 13.20
11 29 15.36
12 30 18.36
13 31 17.91
14 32 17.25
15 33 22.38
16 34 25.68
週数である syuu列の数列を syuu という変数に入れたいので
> syuu <- teiten$syuu #teiten という変数の syuu 列の数列を syuu という変数に入れよ
変数 syuu を見てみると
> syuu
[1] 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34
これをもともと用意されている Elapsed.weeks に入れます。
> Elapsed.weeks<-syuu #観察開始からの経過週数
定点あたりの観測数 teiten ファイルの中の teitenatari列 の数列を teitenatari という変数に入れます。
> teitenatari <- teiten$teitenatari
これで折れ線グラフを描きます。折れ線グラフは type = "b"
> plot(Elapsed.weeks , teitenatari , type = "b")
これでグラフ1ができました。
しかし Y軸が 0 から始まっていないので「統計で嘘をつく方法」みたいになっています。
ここは 0から開始したい。
ylim = c(開始点, 終了点)でいけるというので
> plot(Elapsed.weeks , teitenatari , type = "b" , ylim = c(0,30))
う〜〜ん。直行してる枠が0になるわけではないのか。
本当のX軸、Y軸を描こうと思ったら、「直線を引く」の命令を入れないといけないのだな。
でもまあこれでよしとして。
Y軸の目盛り数字を横向きにしたい。
las = 1
というのらしい。
> plot(Elapsed.weeks , teitenatari , type = "b" , ylim = c(0,30) , las=1)
目盛り数字が横向きになりました。
X軸目盛りの週数を全部出したいところ。
xaxp = c(最初, 最後, 区間数)
でできるそうなので
> plot(Elapsed.weeks , teitenatari , type = "b" , ylim = c(0,30) , las=1 , xaxp = c(19,34,15))
それぞれの月を書き入れるのは、Word に貼り付けてテキストボックスで書いたほうが早いか。
まあ、とりあえずはここまで。
読み取れることは、右肩あがりで、19週と比べて 34週は 8倍くらいに増えている、ということ。
で「千葉県結核・感染症週報」には、イラスト(アイコン)で流行度を示すようになっているのですが、インフルエンザとかはあっても新型コロナは斜線を引いて示していない。まあ、以前のデータが無いから、というのはあるだろうけど・・・