元町映画館で見て来ました。
上映後、近所のまちづくり会館みたいなところで哲学カフェがあり、先着順で14名までチケットが買える、ということでしたが、10時半上映開始で10時に元映に着いて並びましたが、少し前の人で、哲学カフェのチケットは売り切れてしまいました。
上映時、満席。
しかし・・・私には珍しく予告編を見ずに行ったのですが、びっくりしてしまいました。
北アイルランド紛争、過去はテロも頻発し、内戦状態と言ってもいいくらいだったと思うのです。でも1998年の合意以後、落ち着いたとばかり思っていたのですが、その後もテロをやっている団体もあると。
実際、ドキュメンタリー撮影中、ホーリークロス男子小学校の校門に爆弾が仕掛けられたりもしています。爆発前に発見され取り除かれていますが。
また、国境ではなく、カトリックとプロテスタントの住居地域の境に「平和の壁」と呼ばれる壁が高くそびえていたりします。
街は衰退していて、落書きだらけ(中にはまともな壁画アートもある)で、薬の売人もおり、かつ自殺率も高い、そんな地域です。
その中での哲学・・・
校長先生が率先してやってはる。予告編のスキンヘッドの方です。
ものすごくたいへんな中、やってはる。
魅力的な映画でした。パンフレットも必見です。