※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2023年07月16日

映画『ぼくたちの哲学教室』ベルファストの学校で




 元町映画館で見て来ました。

 上映後、近所のまちづくり会館みたいなところで哲学カフェがあり、先着順で14名までチケットが買える、ということでしたが、10時半上映開始で10時に元映に着いて並びましたが、少し前の人で、哲学カフェのチケットは売り切れてしまいました。

 上映時、満席。

 しかし・・・私には珍しく予告編を見ずに行ったのですが、びっくりしてしまいました。

 北アイルランド紛争、過去はテロも頻発し、内戦状態と言ってもいいくらいだったと思うのです。でも1998年の合意以後、落ち着いたとばかり思っていたのですが、その後もテロをやっている団体もあると。

 実際、ドキュメンタリー撮影中、ホーリークロス男子小学校の校門に爆弾が仕掛けられたりもしています。爆発前に発見され取り除かれていますが。

 また、国境ではなく、カトリックとプロテスタントの住居地域の境に「平和の壁」と呼ばれる壁が高くそびえていたりします。

 街は衰退していて、落書きだらけ(中にはまともな壁画アートもある)で、薬の売人もおり、かつ自殺率も高い、そんな地域です。


 その中での哲学・・・

 校長先生が率先してやってはる。予告編のスキンヘッドの方です。

 ものすごくたいへんな中、やってはる。

 魅力的な映画でした。パンフレットも必見です。

posted by kingstone at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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