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 あくまでも、私個人の意見です。

2023年06月12日

映画「めんたい ぴりり パンジーの花」博多華丸・富田靖子




 こういうのやっているということで、ちょっと調べたら劇場版2 ということなので、劇場版1にあたる、「めんたい ぴりり」をアマプラで予習しました。


 この「めんたいぴりり」は博多で明太子で有名なふくやさんの社長さんの物語、ということで、「めんたいぴりり」はセリフの中に「明太子を作り出して10年」というセリフが出てくるので、社長さんが戦場から復員して10年、ちょうど私が生まれた頃の話だとわかります。昭和30年〜昭和35年の間のどこかあたりくらい?

 で、この劇場版1の方は、ストーリーも「あの時代、私の身近にもこんな話あったなあ」と思える点も多く、期待して見に行きました。

 が・・・

 う〜〜ん、時代考証というのは野暮かもしれないのですが・・・

 監督の江口カンさん(Netflix で話題の「サンクチュアリ」を撮った方)は、こちらのインタビューでサザエさんを意識した、という意味のことを書かれています。


 ただ、お店は劇場版1 から少し後の時代になっています。
 店のホーロー看板は無くなってるし、アルミ引き戸になっている。

 で、コードレス電話になっている。しかし、リンクを貼った Wikipedia によれば、普及し始めたのは 1987年(昭和62年)以降ということで、う〜〜む、その時点で社員さん3人が住み込みのお店・・・

 もちろん、東京圏とかと、地方では時間の流れが違うにしても、例えば神戸あたりでそんなお店あるだろうか・・・ひょっとして新聞販売店とかだったらあったかな?

 あと、その時代にツルさん(余貴美子さん演)みたいな見た目・・・(屋台とか、服装とかはあると思うのだけど、ヘアスタイルの感じとかはあの時代には無かったのでは)

 建設現場もだいぶ後年の感じだったし。

 なんかそのあたりが気になって、ストーリーに入り込めず。

 まあ、ファンタジーなのだから(華丸さんがスケソウダラの精で出てきて、スマートフォンをいじってる)、そういうの言っても仕方ないのかな・・・


 しかし、どちらも「博多はこんないいとこ」というのは伝わってきました。
 また博多に関係ある芸能人総出演みたいだし。

 神戸だと神戸に関係ある芸能人総出演でも、「神戸はこんないいところ」みたいな映画は作りにくいなあ。
 大阪に近すぎるのかな。

 で、基本的に「ふくやの社長さん、こんないい人」という自慢話っぽいのですが、いわゆるマウントをとる、というのじゃなく、「こんなにいいことあったよ」「こんなことでうまくいったよ」とかいう自慢話を聞くのは、私は大好きです。

 ちょっと自分自身の父親を思い出すようなところもありました。






posted by kingstone at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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