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2023年03月12日

『美しい物語 「ルツ記」を開こう 』山下正雄著





 フォークシンガーの本田路津子(ほんだるつこ)さんって珍しい名前だなあ、と思っていましたが、旧約聖書の「ルツ記」から来てるんですね。

Wikipedia より

路津子の名前の由来は、両親がキリスト教徒であったので(本人は結婚するまでキリスト教徒ではなかった)、旧約聖書の「ルツ記(英語ではルース)」に出てくるボアズの誠実な嫁ルツから取った。本来のキリスト教での表記は「路律」であるが、路律子では余りに難読となる為、路津子にしたとの事である。

 で「ルツ記」は愛の物語ということで読んでみたのですが、当時(Wikipedia によると「士師記」と同じ頃の成立(ということは紀元前1000年より前!!)という説もあれば紀元前400年頃という説もあるそう)の婚姻制度について、へえこんな制度になってたんや、ということがわかるようになっています。しかし BC11C とか BC4C とか、日本だったらまだ神話も生まれていない時代です。 

 飢饉の時に、イスラエルの地からモアブ(隣国で、隣国にありがちだけど、敵対していて、互いを差別しあっていた)の地に夫エレメリクと妻ナオミが移住し、できた息子たちはそれぞれモアブの娘を娶った。しかしエレメリクも息子たちも死に、ナオミはイスラエルに戻るため、息子たちの妻に元のところに戻るよう言うが、一人ルツはナオミについて一緒にイスラエルに向かう。

 零落して戻るわけで、しかたがないのでナオミはルツにボアズ(エレメリクの兄弟になるのだろうか?)の畑に落ち穂拾いに行くように指示する。落ち穂拾いって、ある意味福祉制度なんですね。

 で、なんやかんやあってナオミはルツに夜這い(?)に行くよう指示し、ボアズとまあ・・・

 その後、ちゃんと律法にのっとってと言うか、制度にのっとってと言うか、ボアズが形を整えるところが出てきます。

 男兄弟の誰かと結婚していて夫が死んだら、(未婚の?)兄弟が結婚して家を絶やさないようにしなければならないとか。その女性と結婚する場合、死んだ兄弟が相続していた土地も相続するのだけど、優先順位が決まっている。話し合いでそれは下位のものが結婚・及び財産相続ができるのだけど、そのさい譲る人は履物を脱いで結婚する人に渡し、それを長老たちが確認する。これは契約を守り、また権利を保証するため、と。

 で、めでたく婚姻し、その子孫からイエスが生まれた、と話が続いていくわけです。

 うむ、なるほど、愛の物語であるし、また敵対する集団の成員間の結婚という意味でも、今日的な意味があるのかもしれない。








posted by kingstone at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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