※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2021年03月13日

「がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか」井上純一著




 最初は保育士さんの問題から。

 これ、保育士さんの年収の平均が、公務員である公立保育所の保育士を除くと 3421000円、全職種の平均年収は4912000円とのことですが・・・

 ネットで時々話題になる10年選手の保育士さんとか、めちゃくちゃ低かったりするけれどなあ。

 まあ、極端なほうが話題になる、というのはあるだろうけれど。

 そして、全職種だって、491万円って、私の周囲を見渡せば、そうとう高い年収になると思うのだけど。

 中央値か平均値か、という問題(全部並べた真ん中のほうが金額が低い)もあるけれど、なんか保育士さんも全職種も実際の金額と違うんじゃないかなあ、という気がして仕方ないのですが。まあ、保育士さんが全職種と比べて150万円も低い、というところはよくわかるけれど。

 しかし、福祉職だと、私の周囲を見回すと「正規の公務員」以外だと、この保育士さんたちと同じかもっと低くなるような気がする。

 で、保育士さんのほうの対策として最終的に提案されているのが、「子ども手当」の増額なのですが、今でも減額されていても続いてるって?

 ひょっとして名前が変わってる?


 最後の章で紹介されていたピケティさんによる分類

 「バラモン左翼」と「ビジネスエリート右翼」

 で、どちらも国民の大多数から遊離している、ってのめちゃわかるわ。


 あと、高橋是清さんの伝記、また読んでみようと思った。



posted by kingstone at 17:41| Comment(0) | お金・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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