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2021年03月08日

「わが国におけるペアレント・メンター養成研修の現状と今後の課題」読んだメモ



自閉症スペクトラム研究 第 12 巻第 2 号 2015
原口英之、加藤香、井上雅彦

2013 度の調査
2010 年度から 2013 年度にかけて実施されたペアレント・メンターの養成研修の全国的な実施状況
全国の都道府県および政令指定都市の発達障害者支援センター 48 カ所から回答(回収率 71.6%)。(ってことは67カ所に送ってる)
30 カ所(62.5%)(全体から言うと44.8%。つまり半分以下)の地域で、ペアレント・メンター養成研修を一度以上実施

地域差
4 年間毎年実施している地域 3 カ所(10.0%)
2 年間以上実施を継続 23 カ所(76.7%)
が見られ、23 カ所(76.7%)の地域で 2 年間以上実施を継続し、 うち あった一方で、養成研修の実施が一年間であった地域が 7 カ所
(23.3%)

2005 日本自閉症協会は日本財団の助成を 受けてペアレント・メンター養成事業に着手
アメリカノースカロライナ州の Parent Mentor Program(Marcus & Schopler, 2007)を参考に、かつ日本の実 情も踏まえて開発された(日本自閉症協会,2006; 2007;2008;2010)。

3 つの研修プログラム

「ベーシックコース」
「フォ ローアップコース」
「サポートブック・リーダー養成コース」

ベーシッ クコースは 2 日間(約 12 時間)
フォローアップコースは 1 日間(6 ~ 7 時間程度)
サポートブック・リーダー養成コースは半日間(2 ~ 3 時間程度)

そして 2010 年度に、厚生労働省は発達障害者支援 体制整備事業にペアレント・メンターの養成を位置づ け、全国各自治体がペアレント・メンターの養成を行 うこととなった。ペアレント・メンターの養成や活動 は、現在も推進されているところであり(厚生労働 省,2014)、ペアレント・メンターが、子どもが診断 されたばかりの親や子育ての悩みを抱える親に対して 共感的なサポートと地域における支援資源についての 情報提供を行うことは、専門家とは違った面で助けに なると期待されている。


(私も、お子さんに対応するときに、親御さんに「私の場合、親御さんの気持ちは、どうしても他人ごとになり、共感しきれないところが出てきます。その部分は他の親御さんに話を聞いてもらって下さい」とお願いすることもある。実際、どう共感しようとも「あなたには障害のある子どもはいないじゃないか」と言われれば、その通りだし)

(この調査では、研修終了後のペアレント・メンターの登録までは調べられているが、活動については調べられていない)

(2010年から厚生労働省の事業になり、自閉症協会の役割は減っていくのだけど、自閉症協会に、ネット社会の到来などで人が集まらなくなっていくのにも関連しているのかな?2007年に iPhone が発売されている。)

posted by kingstone at 23:18| Comment(0) | 福祉関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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