正の強化 とか・・・
ここもよくわけがわからなくなるポイント。
「はじめてまなぶ行動療法」から
正の → 行動の前後で、なかった刺激が出現する。またはさらに出現したり、強まったり。
負の → あった刺激が消失する。または少なくなったり、弱まる。
強化 → 行動の生起頻度が増える。または強度が強まる。
弱化 → 行動の生起頻度が減る。または弱まる。
正の強化
「A君の前にB君がいる」→「A君がB君をかまう」→「B君が『やめて、やめて』と言う(A君にとって面白い)」
「やめて、やめて」がA君にとって面白くて、A君のB君かまい行動が増える。
負の強化
「B君がA君からかまわれる予兆を感じる」→「B君がお母さんのところに駆け寄る」→「かまわれずにすむ」
B君のお母さんのところに駆け寄る行動が増える。
(「かまい行動」が全体で起きてないから「負の」なのか・・・)
正の弱化
「A君の前にB君がいる」→「A君がB君をかまう」→「お母さんが叱る」
「お母さんが叱る」という刺激で「A君がB君をかまう」という行動が減る。
負の弱化
「(お菓子が出ている場で)」→「A君がB君をかまう」→「お母さんにお菓子を取り上げられる」
「お菓子を取り上げられる(嬉しい物が無くなる)」ことで「A君がB君をかまう」という行動が減る
うむむ。
しかし、もちろん「わかりやすい例」として仮の例として出されているわけだけど、現場の実践では使いにくい例だな。
ってか、「かまい行動」が減らない可能性が高いと思われる。
もし私が働く場で「かまい行動」が問題になるほどになったらどうするか。
1.A君とB君が物理的に離れられるようにする。
1のバリエーション A君とB君の間にスタッフを入らせる。
1のバリエーション A君とB君の間にスタッフを入らせる。
をとりあえずやって時間を稼ぎ、その間にA君がひとりで、あるいは友達と適切に遊べることを探し出し、それで遊べるようにする。
つまり「B君をかまう」ことよりも面白い、あるいはやりたい、あるいは充実している活動ができることで、B君がそばにいても問題が無いようにしていくな。
強化スケジュールの種類
連続強化
間欠強化
消去
消去には消去抵抗や、消去バーストが関係する言葉として出てくる。