先日夜高熱が出ました。
この新型コロナ蔓延の世の中で、もう大慌てで、しかしちゃんと電話して、翌朝近医に行きました。
近医では今までのクリニックとは違う別室に、様々なエアフィルター(?)なども設置し、発熱外来にして下さっていました。おひとりでやっておられるごく普通の開業医さんですが。
診察の結果、血液検査をし、かつ午後からPCR検査を近所のドライブスルー検査所で検体摂取、結果は翌日連絡を頂ける、ということに。
お医者様としては新型コロナの可能性は低そうだけど、それならそれで発熱の原因が心配とのことでした。
こちらでは解熱剤が処方されました。
PCRの検体摂取は鼻に棒を突っ込むほうで。
これがめちゃくちゃ痛かった(個人の感想です。痛くない人もいるかも)
唾液でやるのが本当に棒を突っ込むのと同じ精度があるならそっちがいいなあ・・・
翌朝、結果が出ました。
PCRは陰性。しかし血液検査の結果が悪いので、即大病院に行って欲しい、とのことでした。
大病院では10年来の主治医が血液検査等の結果を診て、「抗生剤の点滴と、抗生剤の服用で月曜日にもう一度来て下さい」ということになりました。即入院も覚悟していただけに、ほっとしました。
翌日には平熱になり、解熱剤は必要なくなり、抗生剤の服用のみですむようになりました。
で、いつも垂水の流泉書房で週刊文春を買っているのですが、さすがに行けなくて妻のついでがあったので買いに行ってもらいました。
すると書店の妻から電話が。
「フラジャイルの19巻を勧めて下さってるけれど、買うの?」
「買って!」
いや、先日 Twitter で買った、というツイートを見て流泉書房さんに注文しなきゃ、と思ってたら発熱して行けなくなっていたんです。
妻から受け取ると即読んでしまいました。
ーーー ネタバレあり ーーー
18巻から続く岸先生の医療過誤訴訟問題。
記録を開示して当事者さんと会って話し合いたいという岸先生に対し、弁護士双方のお金のやりとりで終わらせたい院長、病院側弁護士、相手側弁護士・・・
いろいろと真相がわかり、相手も本当はお金の問題ではなく、納得の問題であり、岸先生の弁護士の助力もあり、最終的には納得の大団円を迎えるわけですが。
「納得」というのは一番難しいな・・・
医療過誤だけでなく、自分の病気についての納得、いや自分より、お子さんや配偶者、親御さんの病気や障害についてのほうが難しいか。
で、そこにいろいろなものがつけこんで来る。
いや、私自身が「つけこんでくる人」と見られていないか。
自分では「そうではない」と思っているけれど。