さて、マルチ画面はできるようになったので、次は2本以上の動画の同期です。
今回はピアノ演奏を、同時に遠くから撮影したのと、近くからの撮影したのと、2本の動画を用意しました。
そして画面分割で合成するために、まず(1920×720)の遠景と、(1920×360)の近景に書き出しました。
それを読み込みます。
プロジェクトウィンドウで遠景、近景の両方を選択し、右クリック、「マルチカメラソースシーケンスを作成」を選びます。
※画像はクリックすると大きくなります。
すると、こういうウィンドウが表れて同期する方法を聞いてきます。
今回は「オーディオ」にチェックを入れ、0K します。
すると、こうなります。
下にある「ピアノ近景…」というのがマルチカメラソースシーケンスです。
「近景」となっていますが、ちゃんと「遠景」も入っています。
上の「処理済みのクリップ」というのはフォルダで、中に元の動画が入っています。
できたマルチカメラシーケンスをタイムラインに持ってきたいわけですが、この場合、ドラッグアンドドロップではうまくいきません。
下のように、編集すべき動画が1本になってしまっています。
ここでは、プロジェクトウィンドウ内の「ピアノ近景…」を右クリックして、「タイムラインで開く」を選びます。
すると、タイムラインに、ちゃんと遠景・近景の2本の棒(タイル?)が現れます。
元の動画の長さが違うのでずれていますが、再生していただくと、音はぴったり合っていることがわかります。
で、両方の動画の長さを合わせたいのですが、現在はすべての動画(クリップ)がリンク(イラストなどで言う、オブジェクトのグループ化)されている状態なので、長い方のクリップを削ろうとすると短い方も削れてしまいます。
そこで、右クリックをして「リンク解除」をしてやります。
これで、一本一本別々に処理することができるようになりました。
その状態で長さを整え、位置を指定して、こんなのができました。
同期させることの簡単さについては感動ものでした。
顔出しNG なので、ぼかしを入れています。
これも簡単でした。
詳しくは別エントリで、と思いますが、心覚えとして、単語を書いておくと、
「エフェクト」→「ブラー」で検索→効果を動画にドラッグアンドドロップ→「エフェクトコントロール」で範囲を指定し、ブラーをかける。
でした。
また「エフェクト」で「輝度」も少しいじっています。
しかし・・・生活していると気づかないのですが、映像にすると部屋がごちゃごちゃしているのがすごく目立ちますね・・・