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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2020年07月22日

「ここぞ」という場面を切り出す録画システム



朝日新聞にこんな記事が出てました。

見出し

内容は
「発達障害のある子どもの気になる行動だけ撮影し、動画をクラウド上に記録する。そんなアプリを新潟県内の療育施設、大学、企業が開発している。子どもの通う施設の職員と保護者、専門家らが子どもに関する情報を共有し、適切な支援につなげる狙い。AI(人工知能)を用いた自動録画も近く実現しそうだ。」

ということですが、これ、開発者さんがこう説明されたのだろうか?
それとも、記者さんが「こういうことだな」と思って、見出しや記事にされたのか?
(科学記事などの場合、研究者の意図とは違った形で見出しや内容の記事が書かれることはしょっちゅうなので)

「気になる行動だけ録画」ってすごい技術ではあるのだけど、どの行動を「気になる」と判断するのか。

記事には現時点ではこうなっているとのことです。

「教室が見渡せる場所にアプリが入ったスマートフォンを置き、幼児の気になる行動があれば指導員がエプロンのポケットに入れた専用のボタンを押す。すると、その後だけでなく前にもさかのぼって計40秒間の動画がクラウド上に自動保存される」

ドライブレコーダーで、何かショックがあるとその前30秒とかからその後(?)まで撮り続けている動画とは別動画にしてくれる、というような話は聞いているので、同じようなことができるのだろうな。

しかし、他のずーーっと撮影している部分はどうなるのだろう?



私は30年近く、特別支援教育において「録画」「必要な部分の切り出し」それを情報共有のために利用する、ということをやってきました。

30年前に比べて、最近は録画のコスト、編集のコスト(お金も時間も)が劇的に下がってきました。

しかし「必要な部分の切り出し」は今でも「探す」「切り出して別ムービーにする」など結構時間がかかります。

それが、リアルタイムで切り出しができたらこんな楽なことはないです。


私が現在どういうふうに使っているかというと、「行動援護」というサービス(つまり相手の方は強度行動障害の判定がつくのかな?)提供時に、毎回ではありませんが、一緒に動いている時の様子、何かをしている時の様子、コミュニケーションを互いにしている時の様子をアクションカムで撮影し、その中の興味深い部分を切り出したもの、全部の動画をくっつけたもの両方を親御さんにお渡ししています。

そして詳しい報告書を書いてお渡ししています。
(このあたりは全て、「行動援護」のサービス外の、私のオタクとしての行動です)

そのあたりのことは、こちらにも書いています。


そして・・・動画を見て頂くとたいていはびっくりされます。

「こんなことができるんですか!」

たいていはコミュニケーションの場面かな?

(でも・・・みなさん青年と言っていい年齢なんですが・・・)

説明は切り出した短編を見て頂きながらやっています。

しかし、全体をまとめたものを何度も見ておられるご家庭もあります。

何か見てて楽しいらしいです。


何が言いたいか、ってえと「気になる場面」ばかり集めてもあんまり面白くないよなあ、みたいな・・・

でも「楽しい場面」も40秒間撮れるのなら、(で、実際はそう運用されると信じたいけれど)いいよな。

なお、開発者さんのHPの記事がありました。



こちらを見ると


「問題行動場面の動画と、問題が起こらなかった場面の動画を並列し、子どもにかかわる大人がその違いに気づくための工夫を取り入れる」

ってことですから、ある意味「大人の問題行動に気づき、無くそう」みたいなことですよね。

納得しますです。













posted by kingstone at 23:22| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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