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 あくまでも、私個人の意見です。

2020年07月06日

死の淵を見た男 門田隆将著




映画「Fukushima 50」の原作です。

 最後まで福島第一原発に残り、電源もなく、状況もよくつかめない中、炉心に水を入れ冷やし続けた人たちの物語。

 どんなことでも、死を前提とした「特攻」はよくないと思います。

 そして吉田所長(映画では渡辺謙)、伊沢当直長(映画では佐藤浩市)は前線に出す部下に生きて戻ってこれるように指示を出します。でもたくさんの放射線量の中に出ていくのだから、きわめて「特攻」に近い覚悟が必要だったろうな。

 そして吉田さんも伊沢さんも、他の人も死を覚悟、意識した瞬間があったと。

 消防車も使えなくなって、また爆発が起きた後、三号機に出動した自衛隊の消防車部隊の方。

 線量計の音が鳴ったら中止して帰って来るように言われていたそう。作業現場に着いた瞬間鳴ったのだけど、車の外を見たら防護服を着た東電の方が外で作業をしていた。それを見た瞬間(その自衛隊員さん曰く)「指示を忘れてしまった」と、作業をやりきって帰られたそう。
 そんなことだらけだったんだろうな。

 そして現場で奮闘している人たちは、自分たちがやらなければどう事態が進行していくかが、机上の空論でなく、肌身で理解することができておられたのだろうな、と思います。

 現場の肌感覚、大事だよなあ・・・

posted by kingstone at 16:42| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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