※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2020年04月25日

「『できない』から『できるんだ』SUKIる学」富田直秀



「もっと!京大変人講座」 の中にあります。


 富田直秀先生は、工学の大学院生時代に医学部の女性を好きになり、結婚させて、と親御さんに会うと「医者以外はダメ」と言われて医学部に入り直した方。

 つまりご富田先生も奥様(う〜〜ん、これ以外の単語が浮かんでこない)も医師。

 ある時、奥様が「(後から考えれば)する必要のない検査」をしている最中に死にかけはります。医療事故ですね。

 しかし事前に説明を受けている時は二人とも納得していた、と。

 お二人とも医師で納得してんだから、素人が「する必要なし」なんて考えられないだろう。

 で、医療事故が起こった原因を振り返ってみたら「他人事」でやられたからだろう、と。

 そして安全で快適になること、またマニュアル化されることで、ものごとは「他人事」になりやすいのではないか、と。

 で、あれこれあれこれ考えていきはります。

「役にたつ」「役にたたない」
「できる」 「できない」
「できることとの戦い」
「見る私」 「見られる私」

・本当にやさしい人は自分をやさしいとは思っていない
・1人になりたいけど、さみしい
・知りたいけど、知りたくない
・安楽だと苦しくなる
・無視されるとつらいけど、同情されるともっとつらい

 なんて言うか・・・私の言葉で言うと「矛盾こそ人生さ」みたいな・・・

 なかなか面白かったです。

posted by kingstone at 11:04| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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