湊川のパルシネマ新公園にて
時間があれば見たかったのですが、午後用事があったのと、一度映画館で観ているので観ずに帰って来ました。
残念。
私は三田紀房さんの原作はまだ見てません。
ーーーーーネタバレありーーーーー
予告編58秒あたりの
櫂「君はこの戦艦、測りたいと思わないの?」
田中「ええ・・・まったく」
櫂「変わってるなあ」
というところ、映画館でもウケてました。
でもほんとね、自分にとっては自分の主観が「まとも」で周囲に違うことを思う人がいると「変わってるなあ」と思うでしょうね。
「普通」か「変わってる」かは、多数派か少数派かということだと思うのですが。
そしてお互いがお互いを理解できない。
私は正規の特別支援教育に関する勉強を、大学や研修施設で受けたことはありません。
(教育工学については国の機関(特総研)で2か月強の時間研修を受けたけれど、基本は自学自習だったな。講師さんでも、私みたいに実際に障害のあるお子さんと実践してる人、ほとんどいなかったし)
ただ、肢体不自由のお子さんの担当になれば、肢体不自由児のAACについて(動作法もかなりやったけど、こらあかんわ、と思ってやらなくなった)、自閉症のお子さんの担当になれば自閉症について、TEACCHについて、ABAについて、不登校のお子さんの担当になれば不登校について、被虐待のお子さんの担当になれば虐待について、自分で学んで来ました。
そしてそれが「当たり前」だと思い、それをやらない方は「変わってるなあ」と思ってました。
しかし、やらない方が「普通」「多数」であるということを、痛みをもって今学んでいる最中です。
田中泯さんは、いつもながらの怪演で平山忠道造船中将を演じてはりました。
平山さんはフィクションとのことですが、基本的には平賀譲氏がモデルになっているとのことです。
また大和ができ、沈没したことを知っていますから、櫂たちは負けたのだろうと思っていたら、映画の中で勝ち、大和建造はお預けになります。で、それが事実でもあるというのを初めて知りました。その計画が後で復活したわけですね。
なお、数学監修は横浜国立大チームが担当したのですね。