鈴木智彦さんが、資料を調べ、現場に行って調べてきたこと。
これを読むと、「日本が水産資源管理をするのは無理じゃね?」と感じてしまうな。
まずアワビの密漁を探りはる。
例の「濡れてでアワビ」ってやつの調査。
そのために、築地市場で4か月働きはる。
ここ読んでると、豊洲に引っ越した時に「使いにくい」と文句のツィートを流してた人たちが、今の日本とはかけ離れた喫煙感覚を持ってはったのがよくわかる。今、豊洲はどうなってるかな?
「そもそもヤクザは商売ではない。ヤクザのプライドは、額に汗して働かないことである。」
で、そういう人が「武闘派」になるのだけど、でも
「ヤクザ組織の基盤を支えているのは兼業ヤクザ、つまり正業を持つ人間たちなのだ。」
そして
「山口組の田岡一雄組長は『正業を持て』と繰り返し組員にハッパをかけた」
銚子のヤクザ支配。
大漁→たくさんのお金を持ってる、多人数の漁師→遊ぶところは少ない→賭場→借金できたら漁にでる
あと、女性と遊ぶ宿?
この流れを変えようと思ったら、「遊ぶところ、遊び方の多様化」くらいか・・・
密漁されていた魚種でも、昔は食べるところが少ないとして、毛ガニや花咲ガニは見向きもされなかったのに、ズワイを取り尽くし、今度は毛ガニや花咲くガニが食べられるようになった、ってAが無くなったらB、Bが無くなったらCって感じで食べ尽くすところまでいかないと止まらないのじゃないか、と思えるよなあ。