以前からこちらで「買い物活動」を始めたことを報告していた、お子さん。
今までの報告。
「買い物活動を始めて約3か月後の、あるお子さんの変化」の時に、もう親御さんは、スーパーに車で送るだけで、ご本人がひとりで買い物をし、すべて終わって車まで帰って来る、ということは報告しました。
先日、こんなことがあったそう。
お金を貯めておくところに40円入っていたそう。
お子さんが、その日の家事活動をして70円稼いだので、親御さんが手のひらに70円を乗せて渡そうとしました。
するとお子さんは30円とって手に持ち親御さんの手に握らせました。
親御さんは一瞬なにごとかわからなくて???となったそう。
お子さんは「りょうがえ」と言いました。
親御さんは、まだ気づかず「何言うとん。足らへんし・・・」と言いながら、渡そうとするとお子さんは「りょうがえ!りょうがえ!」
親御さんが自分のてのひらを見ると「100円ある!」
で、もちろん両替してあげました。
また、最近は買い物をするために店の表示からいろいろな情報を知るために、一生懸命漢字を読み取ろうとしてはるそうです。
この話、どんなお子さんが、という情報が無いので、すごさが伝わりにくいと思います。
もちろん、今までの「学校の勉強」も役立っているのかもしれません。しかし少なくとも、それらがお子さんにとってばらばらのものだったのが、「(本当の自分のための)買い物活動」によって統合されて来たのは確かでしょう。
ひょっとしたら、「(本当の自分のための)買い物活動」をしなかったら、それは起こらなかったことかもしれません・・・