※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2018年09月02日

誰一人として不要なやつはいない (不惑のスクラム NHK土曜ドラマ)





刑務所を出所してきて浮浪者然とした姿の、主人公丸川(高橋克典)に、宇多津(ショーケン)が淡々と言うセリフ。


私ねえ、試合では足手まといになることが多いんですぅ。
体力あるわけじゃないし、
キックがうまいわけでもない。
ただのおいぼれです。
それでも時々あるんですぅ。
今、私がここにいたからチームが点がとれたという瞬間が、
私がここにいたからパスがつながった、
私が声をかけたからボールを奪われずにすんだ、
ささいなことかもしれませんけどねぇ、
奇跡みたいなことがあるんです。

ラグビーは強い選手ばかりを集めたからといって、勝てるわけじゃない。
体の小ちゃいもの大きいもの、ちょこまか動くもの、
こわがりでも下手くそでも、
練習熱心でいろいろな個性の凸凹ががっちり組み合わさった時、
どこよりも強いチームになる。
そうでしょぅ。

誰一人として不要なやつはいないんですよ。



 まあこういう不惑チームなら、「練習熱心」でない場合とか、奇跡みたいなことが起こらなくても、楽しくやれればいいような気もしますが。

 で、だからこそ「誰一人として不要なやつはいない」ってのは本当だと思います。






posted by kingstone at 21:08| Comment(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。