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 あくまでも、私個人の意見です。

2018年05月06日

映画「チャーチル」




 見てきました。

 イギリス国会(貴族院?下院(庶民院?)?)で労働党のアトレーが、保守党のチェンバレン首相を罷免する演説が行われた日から27日間の話かな?

 私の友人はチャーチルは消去法で選ばれたと言ってましたが、確かに保守党内ではガリポリの戦いでの敗戦や、様々な失敗、性格的にも傲慢だったのかな?かなり嫌われていたよう。

 1874年生まれだから、日本で言えば明治6年生まれ。
 で、この映画の時、66歳くらいか。
 この映画では75歳くらいに見えたけど。
 お酒の飲み過ぎのせいか、80歳くらいの人の唇の動きに見えた。
 ってのは、ゲーリー・オールドマンの演技、辻政弘さんのメークがすごいってことでもあるのかな。

 オスマン帝国のトルコの半島を砲撃し上陸しようとして、失敗し多大の犠牲を出した。(でもオスマン帝国の方が先傷死者は多い)


 首相になったチャーチルは、徹底抗戦を主張し、ダンケルクの撤退作戦(ダイナモ作戦)を成功させるわけです。
 しかしチェンバレンやハリファックス(保守党からはチャーチルより首相になって欲しいと思われていた)はヒトラーと和平交渉をするべきだと反対していたし、たいへんだったみたい。
 結局、労働党や世論の後押しでできたのかな。

 なおプレディ・みかこさんの「労働者階級の反乱」によるとイギリスの富裕層はナチに親和的だったみたい。






 う〜〜む。映画「ダンケルク」もみないといけないな。


 「ゆりかごから墓場まで」の社会福祉政策は1942年(戦争中ですね)に報告が出ています。
 また1945年の総選挙では冒頭に出てきた労働党のアトレーが首相になってます。
 どこかで1945年にチャーチルで総選挙で敗れたのは、基本的に保守党が落ち目で労働党の人気が高まったため、と読んだな。




 なお、最後に出てきたチャーチルの言葉。

「成功も失敗も終わりではない。肝心なのは続ける勇気だ。」

 なるほど、「成功」と思うことでも「失敗」と思うことでも、確かにそれはある時点、瞬間のことで、人生とか世の中というもんはその後も続いていくもんな。


 まあ、私はゲーリー・メジボフさんの

「我々に失敗は無い。ただ学ぶだけだ」

って言葉も大好きですが。





posted by kingstone at 22:08| Comment(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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