いやあ、すごいは。
ここの場合「どこ行ったらいいかわからないから適当に学校・学部を選んで入った」っていう学生はめちゃ少ないだろうな。
そして、「自分がやりたいこと、表現したいことは何か」を徹底的に追求していく、と。
もちろんそれが見つからずに挫折していく人もいるけど、学部時代はそれは少数派みたい。
しかしまあ、現実は
「アーティストとしてやっていけるのは、ほんの人握り、いや一つまみだよね」
だし、
平成27年度の進路状況には、卒業生486名のうち「進路未定・他」が225名とある。
ってことで、また就職活動への支援はまったく無いそう。(この本の取材があった2016年2月時点)
あと、音校(音楽の様々な専攻)は「みんながライバル」という傾向があるし、美校(美術の様々な専攻)は、もちろん「一人の作品」を作る場合が多いけど「みんなでやろうぜ」みたいな雰囲気とかいうのも面白い。服装も音校は割とカッチリしてて、美校はカジュアルを超えてグダグダみたいな感じで、格好を見ればどちらかわかる、というのもなんか納得。
なお、この方は学生。(ただし、今も学生してるかはわからない)
東京藝大の大学祭 藝祭