Roboco の Raspberry Pi 講座 1回目 に行って来ました。
なんか、久々にいろいろオタク話ができて楽しかったです。
とりあえず写真は
Exite ブログ に置きました。
こちらにも置きますが、小さくなってしまうので。
こちらの講習会というかワークショップは、1回、参加費3000円。
キット(Raspberry Pi zero や必要なケーブル、USBWiFiなどセットになった物)5000円。
一応、3回がワンクールとのこと。
第1回目は、Raspberry Pi が動くようにし、どんなことができるか説明して頂くところまで。
13:30から17:30まで、4時間、みっちり。
しかし、ちゃんと自分でソフトをダウンロードしたり、自分で操作して設定したりすると、このくらいかかりますね。
ありがたかったです。
これでこの参加費はお得と思いました。
もちろん、本も今たくさん出版されています。
でも、講師さんもおっしゃってましたが、本だけ見ながら自分ひとりでやってみようとするとなかなか難しい。で、こうやって教えてもらって、やってみてからだと、本がすごく役に立つ、と。
私も帰りにジュンク堂、5階、23番コーナー(普通のパソコン関係の棚とは一棚くらい離れているので、最初は見つけられず店員さんに尋ねました)で
「これ1冊でできる! ラズベリーパイ超入門」
を買って帰りました。
Raspberry Pi の写真です。
上が確か3Bだったと思う。
下が最近出たzero。
zeroはコンパクトです。
MacBook Air の上に置いていますが、通電している状態では決して金属の上に置いてはいけません。
ショートしちゃいます。
私が今回使ったのはzero。
見て頂くとわかるように、zeroは大幅にインタフェースが省略されています。
マイクロUSBも、右側は電源専用なので、コントロールに使えるのは左側の1個だけです。
それに対し3Bは普通サイズのUSBが4つついているので、あとの操作もしやすいし、zeroはUSBハブをつないで最初の操作をしないといけないので、いろいろ試すには3Bのほうがお勧めと思いました。
また3Bには最初からWiFi通信機能もついています。
追記
上記の本を読んでいて、すごく大事な違いに気づきました。
zeroと3Bの違いは、GPIOを半田付けしてないかしてるか、
もあるって。
GPIOというのは、3Bの方についている、クシみたいなI/Oです。
zero の方は穴だけ開いていて、このクシを半田付けする必要が
あります。
これは大きい違いだ。
この部分、ちっちゃくって数が多くてめちゃたいへん。
半田づけが趣味、という人以外は3Bがいいな。
まずOSのダウンロード。
私は持参の MacBook Air で。
まず Raspberry Pi の公式ホームページに行き、DOWNLOADS をクリック。
DOWNLOADSのページでNOOBS(ヌーブスと発音されてました)
をダウンロードします。
私はzip版をダウンロードしましたが、20分くらいかかりました・・・
ダブルクリックすると展開してフォルダができます。
そのフォルダ内の中身をすべてマイクロSDカードにコピーします。
このデータは1.5Gくらいだったと思うのですが、マイクロSDは8Gないと苦しいそうです。
私は16Gのカードに入れました。
このマイクロSDカードを挿して、キーボード、マウス、ディスプレイ、WiFi(これはOSがインストールされた後、操作するのに便利だから)をUSBハブにくっつけ、電源ケーブルを挿します。なお、電源のON/OFFはスイッチは無いので、ケーブルの抜き差しによってやります。
起動は電源ケーブルを突っ込むだけ、シャットダウンは、シャットダウンをしてから、基板の上のLEDが消えたら電源ケーブルを抜きます。
ケーブル部分のアップ
電源ケーブルを刺すとOSインストールが始まります。
これも結構時間がかかりました。
起ち上がったら、ターミナル(?)でIPアドレスを確認しておきます。
ip addr
また、すぐにパスワードを変更しておくこと。
デフォルトはraspberryなのですが、これを変更しない人がいて、しかも爆発的に使う人が増えているから、クラッキングをされてる場合が多いとか。
次にMac(別にWinでもいいっすよ)から操作できるように、
REALVNC から VNC をダウンロード。
商用ではなく、個人で使う分にはFreeで使えるようです。
MacからWiFiでリモート操作しているところです。
しかし、私は、1スイッチで画像や音声が画面に出る「ジャンケンポン」を作ってみたかったのですが、Raspberry Pi はそういうのは得意ではなさそう。
何か具体的なモーターを動かしたりする電子工作的なものに向いているようですね。
サーボモータ(昨日まで知らなかったのですが、エンジンみたいにぐるぐる回るのではなく、「この角度で止める」とかができるモータのことなんですね)で、厚紙のグー・チョキ・パーが出てくる、とかいうのだったらできるかな。
興味深かった話。
ロボットはサーボモータで関節を動かすわけですが、最近は力を加えた時の「抵抗」を感じ取るセンサーで、
「これ以上力を入れてはいけない」
と無理をしないようになっているとか。
なんか「無理をしない」というのがすごく心に残りました。