※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2017年05月08日

雇用は守れるか〜アメリカ ラストベルトの労働者たち〜



NHK BS1スペシャル

 トランプを支持するアメリカの白人労働者。
 ある工場の組合長の動きを追いながら、その周辺も取材している。

 そのあたりの製造業の工場はメキシコに移転し、白人労働者を解雇しようとしている。
 そこでその地域の白人労働者たちはトランプを支持し、また工場が移転しないよう陳情(?)請願(?)している。
 で、ちゃんとその陳情・請願は取り上げられ、トランプもアクションする。

 ある工場はそれでも移転することになり全員解雇。

 ある工場はトランプからの依頼もあり「移転しない」と宣言。
 しかし、その後、製造機械を新にする計画が持ち上がり、多くの従業員がリストラされることになった。

 う〜〜ん、どっちにしても熟練労働者が解雇される流れなんや。

 なお、職探しで職場説明会に出たある人のつぶやき。

「時給12ドル。今までの半額以下じゃないか。こんな給料じゃ家族を養っていけない」

 ってことは現在、時給24ドル以上ってことだな。

 1ドル110円として
 12ドル 1320円
 24ドル 2640円

 働いてはる人というか組合員には白人男性だけでなく、白人女性も、黒人男性もいたけれど、白人男性の家はたまたまかもしれないですが、専業主婦っぽい方が多かったような。

 しかし・・・製造業の町、しかも地続きで工場が出ていく場所がある、などの条件があると、いくら繁栄していても、何かのきっかけで町全体が立ちいかなくなるのだなあ。産業が多様化していたらそんなこともないのだろうけど。

 モノインダストリー、大規模化の危険性?
 多様性が大事ってこと?

 ふ〜〜む。

posted by kingstone at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | お金・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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