私は、普段はテレビドラマでは「相棒」は見てません。
だいたい落ち着き無いから1時間見続けることが無理。
で、妻がファンなものですから、物音たてたり、しゃべったりしたら叱られるので、始まったら即退散することにしています。
でも、映画なら、とつきあったら、なかなか面白かったです。
危機感をもって語れるかどうか、そのあたりがテーマかな・・・
ーーー 以下ネタバレあり ーーー
冒頭で白戸家のお兄ちゃん(ダンテ・カーヴァー)が殺されてしまいます。
この映画で描かれる「今」の事件で殺されたのはこのお兄ちゃんだけちゃうかなあ・・・
なのに、公式ホームページのキャスト欄に載せてもらってない・・・
で、また冒頭で右京さん(水谷豊)と冠城(反町隆史)と一緒にリュウ(鹿賀丈史)が一緒の車に乗ってたんですが、そうなりゃ鹿賀丈史が犯人だろうと思ったら、やっぱり犯人でした。でも、結構おいしい役かもしれない・・・
江守徹は最後のスタッフロールを見るまで誰だかわかりませんでした。
水谷豊は1952年生まれの64歳。山口はるみって2000年11月生まれの16歳の女の子も出てくるのですが、ビルの中を二人が別々に駆け上がっていくシーンがあります。やっぱり若いってすごいですね・・・年をとるとどうしても動けなくなるなあ・・・
あと、動画に映り込んだ時計と背後の電車音から元鑑識の米沢さん(六角精児)に場所の特定をお願いしたけれど、右京さんのためにひどい目にあったという思いのある米沢さんは断るのですが、その拒否に構わず音を流してしまったら、その音が頭について離れず分析してしまった、というエピソードは「音鉄ならあるなあ」と思ってしまいました。
またテロに「有機リン系の化学物質」が使われようとし、また1000倍に薄めたものが実際に試用されるのですが、ちょっと時期的にあまりにもタイムリーすぎるのじゃないか・・・