おはようございます。
今日の天気予報は曇り後晴れ。
予想最高気温は27℃。
・ 第百六十二段
遍昭寺の承仕法師、池の鳥を日ごろ飼ひつけて、堂の内まで餌をまきて、戸ひとつをあけたれば、數も知らず入りこもりける後、おのれも入りて、立て篭めて捕へつつ殺しけるよそほひ、おどろおどろしく聞えけるを、草刈る童聞きて、人に告げければ、村の男ども、おこりて入りて見るに、大雁どもふためきあへる中に、法師まじりて、打ち伏せ、ねぢ殺しければ、この法師を捕へて、所より使廳へ出したりけり。殺すところの鳥を頚にかけさせて、禁獄せられけり。
基俊大納言別當の時になむ侍りける。
これはなんて話だ・・・
池の鳥をうまく池から堂の中まで誘い込んで、部屋の中で捕まえて殺したと。
食べるのかな?
しかし草刈り担当の人が村人にばらしたら、村人たちが怒ってやってきた。で、殺した鳥を首にかけさせて、その場所に閉じこめた、ってことなんだろうけど・・・
そういった「鳥を殺してはいけない」みたいなことがあったのだろうか?
それとも「僧」だから?
う〜〜ん。
別に鳥を捕まえて食べても良さそうな気がするんだけど・・・