私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2016年05月15日

君はどこにでも行ける 堀江貴文著





 面白かったです。

 で、題名通り堀江さんは、現代のグローバル化した世界の中で

「君はどこにでも行ける」

と主張してはるわけですが、同時に

「行かなくてもいい」

「どっちでもいい」

ということを書いてはる。そこは間違えないほうがいいよね。

ヤマザキマリさんとの「後書き対談」(実はこれはネットで読めます。私のメモは下にリンクを貼ります)でも自分の発言が「よく炎上する」ことを言ってはるけど、堀江さんの全体の意見を理解せずに片言隻句で炎上してること多い感じするもんな。

私も堀江さんの著書やYouTube動画を見て、全部が全部じゃないけど、すごく「なるほど」と思わされることも多いです。


第1章 日本はいまどれくらい「安く」なってしまったのか

「20代の地方在住の社会人女子の生活水準は、いまはタイ・バンコクの同年代の女性と大差ないだろう」

「日本人のほとんどは、世界でもトップクラスの豊かな生活を享受できていると、まだ思いこんでいる。実質の経済レベルは、いまやアジアの中堅かやや下の国と、同じレベルになりつつあるという認識がない。」

 なるほど。
 私も思い込んでいた。
 で、これは先進国に共通する経過であり、またそれにより右傾化するのも共通だと。
 しかし「おらが国が一番」「近所の国はダメな国」というような認識からは得られるものが無いということははっきり書いてはる。

 しかし「安く」なったことは悪いことではない、と。
 それこそ外国からの観光客を呼び込むチャンスであるし。

 また外国企業から日本企業が買収されることも悪いことではないと。
 バイアウトと考えればいい、それこそ日本の技術を買いたいということなのだから、と。
 そう考えればシャープが鴻海に出資してもらったのも「いいこと」と思えるな。


第2章〜3章は堀江さんが回った世界の国の現状

 なお、アフリカにすごく可能性を見てはって、インフラが現在整備されていないゆえに、最先端の知識・技術が入ってリープフロッグ現象(カエル跳び現象)が起ってるって。

 それからバングラデシュでマイクロクレジットを作りノーベル賞を受けたモハメド・ユヌスさんの取り組みについて

「システム自体は日本の消費者金融と変わらない」

ものの見事な喝破です。




第4章 それでも東京は世界最高レベルの都市である

 この中で、大阪や京都にも言及。

 大阪については教育に投資するのがいいのじゃないか、と。
 貧困の連鎖を断ちきるには教育がいい、と。
 ふむ「米百俵」の世界やな。

 京都は閉じてガラパゴス化したから、観光都市として価値が出た、と。
 そうか、グローバル時代にガラパゴス化することにも意味はあるんだ。




 でも、ほんと刺激をいっぱい受けるなあ。


 あっ、そうそう。
 堀江さんは家には(マンションにも)住まず、ホテル暮らしのノマド生活を送ってはります。
 それは「結婚も子育ても家も家具も、何もない生活」だからできることですね。
 で全ての時間を自分のために使える生活なわけだけど、たいていの人は、配偶者・子ども・家・家具などいろいろなものに縛られ、必然的にそれらに時間を使う必要がある生活をしていき、それで幸福感が得られるような生活のやり方を見つけないといけないのだろうな、とは思いました。


posted by kingstone at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック