おはようございます。
昨夜はすごく音をたてて雨が降っていましたが・・・・
天気予報は曇り時々晴れ。
予想最高気温、23℃
こりゃ暖かくなりそうや。
・ 第百二十一段
養ひ飼ふものには馬・牛。繋ぎ苦しむるこそ痛ましけれど、なくて叶はぬ物なれば、如何はせむ。犬は、守り防ぐつとめ、人にも優りたれば、必ずあるべし。されど、家毎にあるものなれば、ことさらに求め飼はずともありなん。
その外の鳥・獸、すべて用なきものなり。走る獸は檻にこめ、鎖をさされ、飛ぶ鳥は翼を切り、籠(こ)に入れられて、雲を戀ひ、野山を思ふ愁へ、やむ時なし。その思ひ我が身にあたりて忍び難くは、心あらん人、これを樂しまんや。生(しゃう)を苦しめて目を喜ばしむるは、桀・紂が心なり。王子猷が鳥を愛せし、林に樂しぶを見て逍遥の友としき。捕へ苦しめたるにあらず。
「凡そ、珍しき鳥、怪しき獸、國に養はず」とこそ文にも侍るなれ。
なるほど、動物なんて飼うものじゃない、という話ですね。
動物たちも、野山で自由にやってたころことを思いだすし。
「國に養はず」ってどういう意味だろう。
確かに「拾ってきた私」が面倒を見ないといけないのかな、とは思う。