おはようございます。
天気予報は曇り後晴れ。
予想最高気温14℃。
昨日より下がってる。
で、今朝、ABC放送で正木さんが、週末はもっと寒くなるって・・・
・ 第九十七段
其の物につきて、その物を費し損ふもの、數を知らずあり。身に虱あり。家に鼠あり。國に賊あり。小人に財(ざい)あり。君子に仁義あり。僧に法あり。
なあるほど。
これは概念砕きとしていいな。
当然その存在を構成している物なんだけど、その中の人・物・存在を損なう物はたくさんあるんだよ。体には虱がいる。家には鼠がいる。国に賊(これはえらいさんで国費を損なう者のこと?それとも盗賊とか山賊とか?)立派でもない人に財産がある。地位のある人に仁義がある(儒教の仁義ということか)。僧に法がある。
この最後の法というのはそれぞれの宗旨の中の教義とか戒律とかになるのだろうな。本来はそれで教団とかが成り立っているのだけど、そもそも法とは僧(人)が別の僧(人)に教え、組織を作っていくうえでできてきて、大切なものなのに、法が固く「こうあるべし」みたいに力を持ち出すと、逆に本来の僧としての姿を損ない始める、みたいなことやろな。