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 あくまでも、私個人の意見です。

2016年03月12日

ワイマル共和国 林健太郎著 第7章(1923年の危機)



1922.11.14 クーノ内閣成立
       ワイマル共和国で国会の承認を受けず、
       大統領権限で就任した最初の首相。



 林健太郎氏の評価は低いけど、でも、Wikipediaを見ると、リベラルな経済専門家であり、専門家集団の内閣を作ったみたいなんだけど・・・
 大きな波に対する剛腕はなかった、ということかな・・・
 むつかしいなあ。

1923.1.11 フランス軍とベルギー軍が、ルール地方を占領

 ドイツのポーランド侵攻が非難されるけど、この頃ってどこの国も「力こそ正義。取れるものは取る」みたいな雰囲気やったんやな。

 クーノはルール地方に対して占領軍の指示に従わない「消極的抵抗」を呼び掛けた。それにたいする財政支出(給与補填)がドイツの財政を苦しめた。また「消極的抵抗」ではなく、特に右翼による「積極的抵抗(フランスへの軍事行動や破壊工作)」が頻繁に起った。

 国防軍のゼークトも義勇兵(闇国防軍)を組織した。

 財政の問題はインフレーションへ。

第一の原因 それ以前から軍事費を直接課税でなく、
      公債で賄っていたこと戦勝の戦利品を
      あてにしていたのが、負けてしまった。
第二の原因 復員兵や失業者への救済にお金がかかった
第三の原因 産業の停滞
第四の原因 多額の賠償

で、貨幣価値が下落

対策として課税強化しようとしたが反対されできなかった

   金マルク 紙幣マルク
1919   1   1.95
1923初頭 1 1807.83

1923秋 レンテマルク発行
     1兆マルクを新1マルクと交換

これは純粋な通貨インフレ
    ↓
給料賃金実質的に切り下げ
    ↓
周囲の国に対して生産コストが下がり海外輸出が有利に
    ↓
資本家(特に大資本)大もうけ

しかし中産階級は大打撃を受け、没落し、ワイマル共和国とヴェルサイユ条約を恨むようになった。中小企業も次々と破綻した。

そしてコンツェルンが出現した。






1923.8 クーノ辞職。議会で不信任された。
     シュトレーゼマン内閣成立(3か月で終り。
     なお1926年にノーベル平和賞を受賞)

シュトレーゼマン本人(Wikipediaより)

スクリーンショット 2016-03-12 17.42.44.png

しかしシュトレーゼマンといえばこの人だよな・・・

シュトレーゼマン.jpg



1923.9.26 ルール地方の「消極的抵抗」を一方的に中止
      右翼からは非難された
1923.11.15 レンテン・マルク発行
       マルクの信用が安定

シュトレーゼマンが上の2策を断行したことで安定した。しかし・・・内閣は11月に倒れたんやなあ・・・

この頃、バイエルン地方、ミュンヘンでヒトラーが頭角を表す。
ビアホール、ホーフブロイハウスでのナチスの集会にはヒトラーの演説を聞くために数千人の聴衆が集まった。

この頃は大資本家からの献金は無く、熱心な支持者や党員(これらはほとんど下層中産階級や青年層)からの拠金で成り立っていた。

政策綱領
  ・戦争やインフレによって儲けた投機業者の財産没収
  ・大企業の国営(!社会主義じゃん)
そのための
  ・ユダヤ人追放
  ・ヴェルサイユ条約破棄

1921 ヒトラーがナチスの党首に。突撃隊できる。
    (わーーん。書いてきた時代と前後する・・・)
1923秋 党員5万人越え
1923.9.16 のルール地方での「消極的抵抗」の中止令が出たさい
      バイエルン政権は、「非常事態」を宣言し、
      カールを「国家総監」に任命した

(で、林健太郎さんの記述、時々文の主語が何なのかわからなくなる・・・)

1923.11.8 ミュンヘン一揆

 カールたちの集会がビアホール・ビュルガーブロイケラーで開かれている時、ヒトラーが突撃隊とともに闖入。発砲してドイツの臨時政府指導者に就任する、と宣言。とりあえずカールは賛成したが、脱出後、反ヒトラーに転じる。
 ナチスは警官隊により鎮圧され、ヒトラーは逮捕された。(死者14人)



ビアホールで集会か。
でっかい体育館みたいなビアホールなんやね。
カフェで議論とか、ビアホールで議論とか、なかなか日本でそんな場所ないかもだけど、あるといい場所なのかもしれない。まあ、上記の場合は良くなかったのか??


posted by kingstone at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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