おはようございます。
天気予報は晴れ。
最高気温14℃。
暖かくなるかな?
原文『徒然草』全巻
・ 第七十五段
つれづれわぶる人は、いかなる心ならむ。紛るゝ方なく、唯一人あるのみこそよけれ。
世に從へば、心外(ほか)の塵にうばはれて惑ひ易く、人に交はれば、言葉よそのききに隨ひて、さながら心にあらず。人に戲れ、物に爭ひ、一度は恨み、一度は喜ぶ。そのこと定れることなし。分別妄(みだ)りに起りて、得失やむ時なし。惑(まど)ひの上に醉へり、醉(よい)の中に夢をなす。走りていそがはしく、ほれて忘れたること、人皆かくのごとし。
いまだ誠の道を知らずとも、縁を離れて身を閑(しづか)にし、事に與(あづか)らずして心を安くせんこそ、暫く樂しぶともいひつべけれ。「生活(しゃうかつ)・人事(にんじ)・技能・學問等の諸縁を止(や)めよ」とこそ、摩訶止觀にも侍(はべ)れ。
私は、3年ほどのネタキリ生活の時代に、ほんと他人との縁を切っていったのだけど・・・今、縁が復活した友達って、学校時代の友達を除けば、ほとんど発達障害の特性を強く持つ人たちだと思う。
それこそ「唯一人あるのみこそよけれ」をお互い認めあえるような。