※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年12月27日

12月27日(日曜日) 見ぬ世の人を友とするこそ(徒然草)



 おはようございます。

 天気予報は曇り時々晴れ。
 最高気温10℃。
 やっと少しは冬らしくなってきたかな。
 
 今日は27日。
 今年はもう5日間だけなんですね・・・


原文『徒然草』全巻より

・ 第十三段

 ひとり灯のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするこそ、こよなう慰むわざなる。

 文は文選(もんぜん)のあはれなる卷々、白氏文集(=白樂天の詩文集)、老子のことば、南華の篇。この國の博士どもの書けるものも、いにしへのは、あはれなる事多かり。


「見ぬ世の人を友とする」だし、「いにしへの」だし、この時点で「古典」と意識して読んではったんやろな。


『文選』(もんぜん)
   中国南北朝時代、南朝梁の昭明太子によって編纂された詩文集
   隋唐以降、官吏登用に科挙が導入され、
   詩文の創作が重視されると、
   『文選』は科挙の受験者に詩文の制作の
   模範とされ代々重視されてきた。

採用されている人
   屈原・司馬遷・曹操・諸葛亮・陶淵明etc.

 日本ではすでに奈良時代には、貴族の教養として必読の対象


南北朝時代(中国)439-589(日本に仏教が伝来した頃。で恵便が播磨地方に潜んでいた頃)
posted by kingstone at 04:09| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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