おはようございます。
天気予報は曇り時々晴れ。
最高気温10℃。
やっと少しは冬らしくなってきたかな。
今日は27日。
今年はもう5日間だけなんですね・・・
原文『徒然草』全巻より
・ 第十三段
ひとり灯のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするこそ、こよなう慰むわざなる。
文は文選(もんぜん)のあはれなる卷々、白氏文集(=白樂天の詩文集)、老子のことば、南華の篇。この國の博士どもの書けるものも、いにしへのは、あはれなる事多かり。
「見ぬ世の人を友とする」だし、「いにしへの」だし、この時点で「古典」と意識して読んではったんやろな。
『文選』(もんぜん)
中国南北朝時代、南朝梁の昭明太子によって編纂された詩文集
隋唐以降、官吏登用に科挙が導入され、
詩文の創作が重視されると、
『文選』は科挙の受験者に詩文の制作の
模範とされ代々重視されてきた。
採用されている人
屈原・司馬遷・曹操・諸葛亮・陶淵明etc.
日本ではすでに奈良時代には、貴族の教養として必読の対象
南北朝時代(中国)439-589(日本に仏教が伝来した頃。で恵便が播磨地方に潜んでいた頃)